2008/01/25

一月の森


今日は久しぶりに休みです。
心斎橋に新しいマックを見に行こうかな、なんて思っているうちにお昼になってしまった。
そういえば全然身体を動かしていない。そうだ今日は近くの森へ散歩に行こう。



朝積もっていた雪はほとんど融けてしまいましたが、まだあられ混じりの雪が残っています。


森にはいるとすぐに赤い実を見つけました。


これは食べられるんだろうか。こんなに綺麗なんだから毒じゃないだろう。
少し囓って変な味がしたら吐き出せばいいやと思って食べてみたら、なんとイチゴみたいな味です。
うーん。これは野いちごとかヘビイチゴとかいうものだろうか。
家に帰って本で調べたらフユイチゴでした。完熟したものは美味。果実酒の原料にもするようです(「木の実のガイド」トンボ出版より)。


なんと、森の下地一面にいっぱい生えています。引っ張るとつるみたいにどんどん伸びています。


森の中には小さな川が流れています。


岩の上を流れる冷たい水。


川べりの岩肌には苔がびっしり生えています。


川にかかる小さな石の橋の欄干にも苔が。


小さな滝です。


滝から落ちた水はさらに流れていく。


樹の幹を覆う苔。むかし京都の植物園でこんなふうに苔蒸した樹の幹の様子が気に入って写真に撮ったのですが、思ったような写真にならなくてとても残念でした。当時の僕には写真の知識がなかったんですね。それが今は撮れる。


何かの文様のような苔。


苔から胞子体がいっぱい出ています。


苔の帯。横綱のまわしみたいに貫禄ですね。



川の終わりには池があります。池の上の波の模様。
一月の森の中は意外にも命がいっぱいでした。今日は森の楽しさを味わえてよかったです。

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