2008/03/25

pan-focusがもたらす臨場感

いわゆるpan-focusの写真というのは、近景から遠景まで、すべてにピントが合っている写真のことだ。
僕たちの目はpan-focusではない。本を読んでいるときは文字にピントが合っているが本の外はぼやけているし、遠い山並みを見ているときは足元はぼやけている。
でも僕たちの目は注目した対象に瞬時にピントを合わせることが出来るので、近くを見ようが遠くを見ようが、意識にのぼる全ての対象物にピントが合っている気がしている。つまり僕達の目は空間や時間の動きの中でpan-focusである。あるいは記憶の中でのpan-focusと言うべきか。
DP1で撮った写真を見ると、近くのものから遠くのものまで異様にピントが合っている。僕はその写真の中を視線を動かして見ていく。、その見ている瞬間の注目している対象全てにピントが合っているものだから、まさに自分がそこに立ち会って、その風景を見ているような気がする。僕がDP1の写真を見て感じる臨場感、臨在感、その場に居合わせている感じは、そこから生まれてくる気がする。




  

3 件のコメント:

  1. 匿名3/25/2008

    ほんとだ!
    隅から隅までキッチリとピントがあっているわ

    pan-focusっていうのは特別なレンズをつけるのですか?
    どうすればこうなるのでしょうか?

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  2. おお、yuukoさんこんばんは。
    いや、お粗末な写真でお恥ずかしいです。
    僕もあんまりカメラは詳しくないのですが、パンフォーカスの写真を撮るためには、
    1.広角レンズで撮ること
    2.絞りを絞って撮ること
    が大切みたいですよ。よければトライしてみて下され。

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  3. 匿名3/26/2008

    そうですか、

    ありがとうございます♪
    やってみますね

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