2008/11/24

寒椿

SDIM5664
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花弁の縁に並ぶ朝露。


SDIM5670
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6 件のコメント:

  1. 週末、坂口安吾の「桜の森満開の下」を読んだせいか
    この椿に意味も無く狂気のを感じてしまいました。
    この鮮やかな赤にちょっとやられました‥‥‥。
    仕事で毎日のように使う赤ですが、赤といってもいろいろでして
    まあ年齢のせいか個人的に単純な赤よりも多少黒や青を混ぜて落ち着いた赤を使うことが多いんですよ。
    で、この赤。黒い背景に浮かび上がったこの赤。
    女…、女ですね、うん、女を感じる!
    美しい女、何もせずとも殿方を魅了する艶っぽさ
    覚悟なしには近づけない危険をはらんだ佇まい。
    マクロの旦那!危うしっ!!!!
    いやたぶん、坂口安吾のせいです。
    yam妄想癖でました………。

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  2. 坂口安吾。高校時代の僕にとって何と大切な存在だったことでしょう。
    角川文庫で買った坂口安吾の8冊は今も僕の書棚にあります。
    特に「散る日本」「堕落論」「暗い青春・魔の退屈」の3冊は何度も読んで血肉化してしまいました。でも「桜の森満開の下」は残念ながら読んでいません。
    安吾は文化や文明や国家や制度や人間や哲学や文学や歴史に対してのペン先は冴え渡っていましたが
    こと女性のことになるととたんに筆が鈍る印象がありますね。
    どうにも扱いかねたんじゃないかという気がします。彼は女性が苦手だったと思う。
    僕も同じです。そんなところ、似てもしょうがないんだけど(笑)。

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  3.  あのぉ、、、、この状況でちょっと言いづらいんですけど、坂口安吾で思い浮かぶのって「安吾服」だけなんです、私。ドラえもんのポケットみたいなのがついた服だったらしいです。そこに何でも入れてたとか。何か愛すべき感じの、身近に居たらちょっと不思議な方だったんですね。

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  4. みゆさんサンキュです。
    「安吾服」。知りませんでした。ネットで調べたらポケットがいっぱいあるとどこに何をいれたかわからなくなるので大きなポケットが一つだけの服を作ってもらったとか。ユーモラスですね。
    安吾服を調べているうちに坂口安吾の息子さん(坂口綱男さん)がデジタルカメラマンでホームページもあることを発見。
    不思議な気分です。坂口安吾とネットの世界ですぐ隣に繋がっていたとは。

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  5.  すごい!
     見てみました坂口綱男さんのホームページ。何とも訪問者の少ないひっそりとしたページながら、私が好きな雰囲気でほんわかしました。
     shinさん、ありがとうございます。何だかこういう風に広がっていくのって嬉しいです。
     でも、まずは坂口安吾さんの作品を読んでみますね。

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  6. みゆさんに誘われてもう一度坂口綱男さんのサイトを見に行きました。
    たしかにひっそりしていて趣がありますね。
    昨日はあまりきちんと見ていませんでしたが綱男さんの文章にはそこはかとなく安吾の匂いがします。
    綱男さんのお顔も、目、鼻、口が安吾にそっくりです。
    親子ってあらがいがたく似るもんです。

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