2009/04/30

LEGACY君

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愛車のSUBARU LEGACY 3.0R君です。


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サスはOHLINS。マフラーはCORAZONのHYPER-STREAMです。
2004年の3月に買ったからまる5年。もうすぐ15万キロです。

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いかん。スナップを撮るとこういう極私的などうでもいいことをぺらぺらしゃべり出す。
みなさん全然興味ないですね。
失礼しました。

言葉と電流

最近僕達の社会では言葉に対する関心が高くなっている。
古典を読もうとか、良い文章を声を出して読もうとか、テレビでも漢字に関するクイズはよく見るし、言葉をたくさん知っている芸能人が尊敬される風潮もある。そういった傾向は、再び日本の社会が自分たちのバーチャル世界を構築している言葉の大切さを意識し始めたせいかもしれない。

先日朝日新聞に夜間中学を存続させるために奔走している男性の話が載っていた。
彼は満州で生まれ日本に帰ってからも文字を学ぶ機会がなかったのだが、山谷で働いているときに年配の在日韓国人からようやく文字を習ったのだという。
初めて自分の名前が書けるようになったとき、彼は自分の身体全体に電気が走るのを感じたという。同時に彼は自分が人間になったと感じたのだそうだ。

身体全体に電流が流れる感じというのはよく使う例えだが、彼の場合は実際に電流が流れるのを感じたのだろう。
それはまるで電源のスイッチが入って動き出した巨大なロボットを連想させる。

人は生物として生きていく限りにおいては言葉を必要としない。
だが人間はそうではない。
コンセントの抜けたパソコンのモニター画面が真っ暗なように、言葉は人間というバーチャル世界を起動している電流そのものなのだ。
言葉も大事なのではない。言葉こそが大事なのだ。
我々の社会を動かしているものは、実は言葉だけなのかもしれない。

2009/04/29

二丁拳銃

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今日は祭日。「昭和の日」だとは知らなかった。
いい天気なのでポケットにGRD2、首からはDP1を下げてお山へ。


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GRD2

手軽に撮れるので今日はほとんどGRDで撮影。


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GRD2

でも結果は450枚も撮ったのにアップに値する写真は4枚。
撮っている最中は快調で、もうこれならGRDだけでもいいかと思ったけど
家に戻ってモニターを見てガックリ。
かなり慎重に撮影しているのにピンが来ない。
ISO80で撮っているのに画像が粗い。
全部RAWで撮ったけど、レタッチする元気もでない。


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GRD2

もうRAWで撮るのはやめて連写で当たりを探すか。


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GRD2

もちろんカメラが悪いんじゃない。僕の腕が悪いんだ。


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Sigma DP1

でもDP1ならしっかり期待に応えてくれる。


SDIM1163
Sigma DP1

狙ったとおりの、そしてしばしば狙った以上の絵になる。
それは使い込んだからではなく、買った時からそう。


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Sigma DP1
いかん。昨日「期待しない」と言ったばかりなのに(笑)。

Les trottoirs de Paris

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Papaver dubium
On blanc



SDIM1085
Papaver dubium
On black



SDIM1085 blue
Papaver dubium
On blanc

2009/04/28

言葉と薬

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言葉には適切な用量がある。
   多くの場合僕達はしゃべりすぎてしまう。
   適切な量は僕達が考えているよりも遙かに少ない。


言葉には作用発現時間がある。
   話したことがすぐに実を結ぶわけではない。
   十年以上たってから効果が現れることもある。


言葉には一日最大容量がある。
   人の頭に入る容量は限られている。
   もう今日はそれ以上話さないほうがいい。


言葉には作用がある。
   人は言葉によって生き
   言葉によって人は死ぬ。


言葉には慎重投与がある。
   言葉は慎重に選び
   聞き手の反応を見ながら語らなければならない。


言葉にはアレルギーがある。
   話す相手によっては過剰な拒否反応が生じる。
   そしてそれはたいてい予測がつかない。


言葉には副作用がある。
   言葉はしばしば良くない反応をもたらす。
   その言葉を発した人の知らないところで。


言葉には禁忌がある。
   時・人・場所によって使ってはならない言葉がある。


言葉には有効期間がある。
   その言葉が有効に作用する期間は意外に短い。




最近僕が服用している言葉は「期待しない」です。
これは日野原重明先生の処方。
職場でイライラしそうな時もこの言葉を呟くと心の中のもやもやが消えてすっきりします。
ああ、ホントによく効く。
出来るだけ永く効いて欲しいです。

2009/04/26

ポラロイド風

GRDのカスタマイズで検索していたら澤村徹さんというライターさんのブログを見つけました。
古いレンズをデジタル一眼レフで楽しもうという本などを出版されています。
その中でデジタル写真をポラロイド風に加工するソフトが紹介されていました。
Poladroidというソフトです。

Charley in Poladroid #1

さっそくダウンロードして使ってみました。
写真をポラロイドの上にdrag and dropすると「ガシャコー!」と音がして現像の始まりです。
3分以上かかって徐々に写真が浮き上がってくる写真に指紋や傷を付けることが出来ます(笑)。

Charley in Poladroid #2

決闘巌流島!

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GRD2
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今日はGRD2君のデビュー戦です。


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GRD2




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GRD2




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GRD2

SigmaDP1で僕がよくやる絵作りがGRDでも可能かどうか試してみました。


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GRD2

SILKYPIXの体験版の使い方もわかってきたし、何とかなりそうな気がします。


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GRD2




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GRD2




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GRD2
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GRD2
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GRD2
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↑↓いよいよ対決です。
今朝の散歩で一番気に入ったモデルさん(くるんと曲がって「つ」の字の葉っぱ)をGRD2君とDP1君で撮り比べ。
GRD2君かなり健闘しています。


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Sigma DP1
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こちらはDP1君。


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Sigma DP1
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いろいろいじっても画像が破綻しないのがDP1の底力。


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Sigma DP1
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いや、写真はいじらないに越したことはないんだけど、僕はどうしてもタッチの明確な写真に惹かれてしまう。


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GRD2

Amateurs seek sharpness.
Professionals seek money.
Artists seek light.

アマチュアはシャープさを追求し
プロは実入りを追求し
芸術家は光を追求する。

これは誰の言葉か知りませんが、ためになります。
僕がシャープさを追求している間はしょせん初心者なんだろうな。

2009/04/24

GRD2をカスタマイズ

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GX200用の自動開閉キャップLC-1はGRDへの装着を想定していません。
一応はまるけど、ちょっとした外力で簡単にはずれてしまう。
アロンアルファでGRDのリングキャップにLC-1をくっつけてしまおうかとも思ったけど、リングキャップの厚み分だけLC-1が出っ張ってしまう。


SDIM0990
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でもLC-1をリングキャップに付ければスクリューで装着できるので簡単にはずれない。
何とかならないものか。


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その後エレガントな10の工程を経てようやく完成。

行程0.LC-1をじっくり観察する。
行程1.ひらめく。
行程2.LC-1をカッターでコリコリ削って内径を広げる。
行程3.疲れる。
行程4.前途に暗雲がたれ込める。
行程5.やめたい。
行程6.こんな方法しか思いつかなかった自分に呆れる。
行程7.手が痛い。
行程8.ケガしそうになる。
行程9.GRDのリングキャップをそこに射し込む。
行程10.出来上がって満足する。

わしゃ原始人か。
とてもほかの人にはお薦めできません。


SDIM1005
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でも一応完成。
なんとなく宮尾すすむに似ています。

2009/04/23

それはこの子の得意分野

GRD test shot
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GRDの得意分野の一つに空の美しさがあります。
このカメラで撮った空の青さをGRブルーと言うそうです。

2009/04/19

GRD2

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GR Digital II

CaplioR6を下取りに出して念願のGRD2を購入。


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GR Digital II

R6よりひとまわり撮像素子が大きいし、単焦点でレンズも明るいのでかなり期待していたけど
マニュアルフォーカスでのピントの山の捕らえにくさはR6と変わらない。


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GR Digital II

DP1のようなヒリヒリするような解像感は望むべくもない。


SDIM0918

RAWで撮れば何とかなるけど、既存のソフトではSigma Photo Proのような現像は無理かも。


SDIM0933

でも何とか使いこなさなきゃ。


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2009/04/17

心の床が抜けた日は

fallen petals of cherry blossoms #1





fallen petals of cherry blossoms #2





fallen petals of cherry blossoms #3
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心の床が抜けて
悲しみさえ下に落ちてしまった

2009/04/12

困らなかったら困る

菊桃
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シグマのデジタル一眼のSD14の後継機種であるSD15は今年中に発売される予定である。楽しみである。


菊桃
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買いたいと思っている。


SDIM0702
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問題は、僕がDP1で何も困っていないということなのだ。


SDIM0722
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DP1は広角が撮れるし、クローズアップレンズを付ければマクロも撮れる。


SDIM0717
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何も困っていないのだ。


SDIM0742
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ここは是が非でも一つ、DP1の性能に不満を抱かなくてはならないところだ。
だが困りたいのに困れない。
困った。


SDIM0777
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困らなかったら、困るじゃないか。プンプン。


SDIM0807
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