2009/05/20

全ての悪は何ものかに対する復讐

全ての「悪」は、単独で存在しているのではない。
それは常に何ものかに対する復讐として存在している。

他人に対する復讐。
世界に対する復讐。
神に対する復讐。
運命に対する復讐。
自分に対する復讐。

そしてそれがこの世界に表出するときには
「履行されなければならない」というミッションの形態をとる。

2 件のコメント:

  1. とかげ5/21/2009

    確かにそうですよね。
    この世に「善」と「悪」が存在する限り。

    自分も罪人なら、他のものを許すことを覚えなければならない。

    >自分に対する復讐。
    自分の罪を必要以上に責める事は「悪からの罠」と考えています。
    復讐。怖い言葉です。

    返信削除
  2. とかげさんサンキュです。
    この世には「悪」や「悪人」というものが単独で存在していて、彼等が生来営々と「悪」を生産しているような、そしてそこでは善と悪がせめぎあっているようなイメージを持ってしまいますが、何となくそうではないような気がするのです。
    善と悪は対立項ではない。
    善と悪は出自がまったく異なっており、各々は出会うと衝突するけれども元来の対立項ではないような気がする。
    僕にはまだ「善」がどこからやってくるのかはわかりませんが、悪のことならわかるような気がします。
    それは僕が「悪」をなすときの気持ちを想像できるからです。

    返信削除

twitter