2009/08/16

シンクロニシティーの可能性

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これは内田樹師匠も言っておられたことだけど、運命は間口の広い人にほほえむ。



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私は家の前を流れる川をながめている。
上流で嵐でもあったのだろうか、椅子や机やベッドや車などいろんなものが川を流れていく。
気に入ったものは、川から引き上げて自分のものにしてもよいのだ。
もし私が「ああ、引き出しが両側に付いていて、上から二段だけ鍵がかけられる2004年製のコクヨの事務机が流れてこないかな」と思っていたら
そんな机はまず流れてこない。
でも僕が「机が欲しいな」と思えば、その瞬間に机を目にすることが出来る。


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詳細な希望目録を持つ人は、その実現可能性の低さによって無意識のうちに希望に執行猶予を与える。
なぜ執行を引き延ばすのか。それは自分の問題から目を背けるためだろうか。
机に条件を付けない人はすぐ目の前に現れた机でどんどん仕事をする。
ずいぶん経ってから彼は思う。
「あの机は天からの贈り物だった」

2 件のコメント:

  1. やきもの好き8/17/2009

    shinさん こんばんわ。
    先週末からずっと帰省していました。帰省モードが抜けないなあと思いながら
    shinさんのブログをみて読んでいたら、現実に戻った気がします。
    iPhone きたんですね!使い勝手は・・・もってるだけでムフフなんでしょうか^^
    しかし、目の前を車が流れていくなんてすごいですね〜shinさんちは大丈夫なんだろうかと災害のニュースをみながら思っていましたが・・・大丈夫なようですね。
    ここに書いてしまいますが、神様は標準装備〜諸々に関して、帰省中の出来事で繋がる事がありました。
    私の母が、「生まれたときからカトリックの私が羨ましい」と思っている事を知って、いろいろと考えていました。
    母は、20代で改宗しました。
    そんな母にとって、神様は標準装備ではないのかな。いや、いつも「お祈りしなさいよ、ミサにいきなさいよ」と言っているからそうなのかな。
    などと、shinさんのブログを見て考えかけたのですが、深みにはまりそうなのでやめました。 
    じゃあ、私にとってどうなんだろう・・・と考えましたが、これもはまりそうので今はやめておきました。
    とてもタイムリーだったので書かずにいられませんでした。長くなってスイマセン。

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  2. >やきもの好きさん。
    iPhoneいいですね~。
    以前はWillcom Zero3を使っていたんです。
    Zero3は操作のたびに不安感がありましたがiPhoneの挙動には何の不安感もありません。こうでなくちゃね。

    信仰というのはデリケートなテーマだし、一般論的な推論は往々にして個人の事情をブルドーザーのように平坦化してしまう乱暴な行為とは思うのですが、人間について考えるときに非常にスリリングな視座を与えてくれます。
    僕がブログで書いていることは、常に「作業仮説」です。
    作業仮説とは、「それが有効にはたらく限りにおいてのみ存在を許される理論」のことで、それを意味があると思う人にとってのみ意味があります。
    泥棒が金庫をこじ開ける時に使う「バールのようなもの」です。
    この話が「使える」と思った人が「使える」と思った時に「使える」と思った場所で使ってくれたら、うれしいです。

    繰り返しますが、それは真実ではありません。
    それはあくまで「バールのようなもの」なのです(笑)。

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