2009/11/03

再びカメラ煩悩地獄

Sigma SD15がまだ現れない。
SD15が発売されるのを首を長くして待っていましたがシグマ社からはなんの音沙汰もありません。
そうこうしているうちにライカの画像の美しさに魅入られてしまいました。
購入も検討しましたが、いかんせん高すぎる。
僕にとってライカはやはり贅沢な気がする。

さてそのうちにたまたまLeica DG macro 45mmというレンズの存在を知りました。
パナソニックがライカと共同でマイクロフォーサーズ用に出したマクロレンズです。
ライカのマクロレンズはあまり種類がなかったので、ライカからちょっと興味が薄れかけていたのですが、このレンズの描写がとても美しいやわらかいマクロとでも表現すればいいのだろうか。背後のボケが美しいので対象の繊細さが際立つ感じ。

そもそも僕はフォベオンセンサーの痛いほどカリカリする描写が好きだし、他社のカメラには全く興味がなかったので、マイクロフォーサーズは「よそさん」で何かやってるな、という程度だったのですが、パナソニックGF1という小さなカメラにこのライカのマクロレンズが装着できると知って、ムクムク興味が湧いてきました。

GF1はマイクロフォーサーズ。
これは「レンズ交換式デジタル一眼」というカテゴリーに分類される。
レンズ交換式のカメラだが、リターンミラーがないので、カメラ本体も装着するレンズもとても小さくて軽い。
僕は主に犬の散歩で写真を撮るので、大きな一眼レフにあまり魅力を感じない。
SD15は比較的小さい部類なので、一応購入希望に入ってはいましたが、マイクロフォーサーズならさらに理想的。

マウントアダプターを付ければライカだけでなく、ほかのいろんなメーカーのレンズも装着することが出来るというのも夢が広がります。

このマイクロフォーサーズの中で、今僕が気になっているのは、パナソニックのGF1、GH1と、オリンパスのE-P1の3機種です。

それぞれのスペックを価格comで見ると、
GF1のスペック
GH1のスペック
E-P1のスペック

老眼の進んだ僕にとって、マクロを撮る際のファインダーの見えやすさやフォーカスの速さや手ぶれ補正などは重要です。
その観点からこの3機種を比較すると、

           GF1       GH1      E-P1
AFの速さ      速い       速い    やや遅い
液晶画素     46万画素   46万画素   23万画素
手ぶれ補正   レンズ内     レンズ内    本体内
LVF         20万dot    144万dot
追っかけfocus   あり        あり       なし
最安値      5万円台     7万円台    8万円台

この中で一番魅力的なのは追っかけフォーカスです。
一度対象にフォーカスを合わせたら、対象との距離や角度や構図を変えてもフォーカスし続けてくれる。
手持ちでマクロを撮る僕には喉から手が出るほど欲しい機能です。
今まではDP1の連写で「当たり」の写真を選んでいましたが、この機能があればはずれショットが激減するだろう。

ただパナソニックは手ぶれ補正がレンズ内なので、ほかのメーカーのレンズを装着しても補正が効かないのが難点。
その点、オリンパスのE-P1はカメラ内補正なのでとても魅力的です。

さて次にLVF。
眼があまりよくない人にとって、電子ビューファインダーはすごくありがたい。
近々発売になるE-P2に外付けの144万ドットのLVFが付くらしいけど、発売日はまだわからない現在、最も魅力的なのはGH1です。
でもGH1はGF1より大きくてポケットには入らない。
GH1とE-P1は共にポケットにはいる位小さい。サイズもほぼ同じ。

さてそろそろ結論に行かねば。
マクロではどうせ手ぶれ補正はほとんど効かないのでE-P1の優位性はやや薄れる。
あとはGF1かGH1か。

大きさを考えればGF1。
LVFの見やすさを考えればGH1。

GH1にするか。

でももうすぐE-P2に装着されるエプソン社製外付けLVFは144万ドットという噂。
パナソニックもおそらく遠からずGF1用にこの見やすいLVFを発売するだろう。
それを待ってGF1(GF2?)を買うか、それともGH1で手を打つか。

もんもんとした日々が続きます。

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