2010/06/25

五十肩


五十肩の痛みがヒドイので肩のMRIを撮ったあと整形の診察を受ける。

僕「ステロイドの関節腔内注射で一発で治してもらえない?」
整形医「痛みは取れるけど一日しか効かないよ」
僕「H2ブロッカーで良くなると言う話を聞いたけど」
整形医「あれは石灰化がある場合。君は石灰化がないし、効く場合もあるという程度」
僕「じゃあNSAIDs?」
整形医「関節可動域がかなり制限されてきてる。
このままだと関節が拘縮していずれ手術が必要になる。リハビリが一番」
僕「へーい」
というわけで理学療法室に毎日通うことにした。

理学療法室には肩関節といえば泣く子も黙る名人T君がいる。
僕「痛いから腕が挙がらないんであって、痛みさえ取ってくれれば挙がるのに(ぶつぶつ・・・)」
名人「痛いということは筋肉や腱や関節包が硬くなってるわけで、拘縮を取らないと痛みもよくなりませんよ」
僕「はー。そんなもんかね」

名人「これはどうですか?」
僕「うーん」
名人「じゃあこれは?」
僕「イタタタ」
名人「じゃあこれは?」
僕「うーん」
名人「じゃあこれは?」
僕「アイタタタ」
こういったことを二日間ほど続けるとあら不思議。
挙がらなかった腕が結構挙がるようになった。
おお、リハビリは効くじゃないか。当分続けてみよう。
それに今回のことでひらめいたことがある。

いいかね?痛みが消えたわけではないのだ。
今も私は腕を120°に挙げると以前90°に挙上した時に感じたのと同じ激痛を感じることが出来る。
だが私は以前90°までしか動かすことが出来なかった腕を今や120°まで動かすことが出来る。
つまりボーダーラインで起きる現象(激痛)は同じだが、ボーダーが遠ざかったわけだ。
痛みの絶対値は変わらないのに、痛みまでの距離を遠ざけることで痛みを軽減したのと同じ効果が得られるわけだ。
おおお、そういう除痛もありなわけか。なるほど!

5 件のコメント:

  1. みゆ6/26/2010

     フルムーンにこんばんは!今日はあいにくの雨ですが、満月なんですねぇ。

     五十肩、、、ひとごとじゃないです。。。
     リハビリってすごいんですね。可動域が広がって、痛みはおんなじって、何だか不思議ですけど、そういうものなんですね。shinさん、どうかお大事になさってくださいな。
     でも、使ってるのが市販のフェイタスなのはなぜ?

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  2. みゆさんありがとうございます。
    すごい雨ですね。暴風雨みたい。
    これは以前から五十肩で苦しんできた僕が
    ある役職に就いたお祝いに同僚達にもらったものです。
    ほかにも湿布とか貼り薬を山ほどもらいました。
    みんなありがとー(^_^)。

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  3. みゆ6/27/2010

     なるほど!それでわかりました。どうして市販薬なのかなぁ、、、って不思議でした。
     そんなに肩の痛みで長い間苦しんでこられたとは、大変でしたね。リハビリはそんな方の肩にも有効なんですね!すばらしいです。

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  4. SNOOPY7/05/2010

    お久しぶりです。ちょっとお聞きしたいです。私もだいぶまえに手が腱鞘炎で痛かったのですが、マッサージをしてもらってよくなったような気がします。リハビリとはマッサージのようなことをされたのでしょうか?実はせっかくよくなったのに、またここのところ、痛くはなってないのですがイヤーなカンジなので、マッサージに行こうかなと思ってます。ステロイドはしないほうがいいと言われました。手首が痛かったのですがひどくなってくると肩のほうも痛くなってきていました。カメラもケッコウ重いのでは?どうぞお大事に。

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  5. SNOOPYさんありがとうございます。
    リハビリではマッサージのようなこともしてもらえます。
    でもまだ活動性の炎症があるのでおさまるまではあまり無理せず関節の可動域を維持するのがよさそうです。
    今度買ったキャノンのレンズの重さはは600gもあるのでかなり重いです。
    でも写真を撮りだすと重さは気にならなくなりますね。

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