2014/04/17

The Italians Are Comming!






















昨年アメリカで発売が開始されたFIAT500初の5ドア版、FIAT500LのTVCMです。
時は西暦1775年。
アメリカ独立戦争勃発直後アメリカ軍はイギリス軍をボストン市への封じ込めに成功。
イギリス軍は包囲網を脱出するために、市を取り囲む丘陵地帯への侵攻を計画しますが
情報を察知したアメリカ軍は先手を打って丘陵に土盛りの堡塁で即席の陣地を増設。
これを知ったイギリス軍はついに同年6月17日に丘陵地帯に進撃、俗にいう「バンカーヒルの戦い」です。

正規軍のイギリス兵に対し、アメリカ側は訓練の行き届かない寄せ集めの民兵ばかり。
軍を指揮するウィリアム・プレスコットは固唾を呑んでイギリス軍の侵攻を待ち受けます。

















 

 

 やがて土煙を立ててイギリス軍が!




















「イギリス軍が来たぞ!」





















ところがなんと!現れたのはイタ車軍団。





















ちょっと待て、あれはイギリス軍じゃない!イタリア軍だ!





















The Italians Are Comming! The Italians Are Comming!





















それから陣地内はテンヤワンヤの大騒ぎ!
女たちはプロテスタントの地味な衣装を脱ぎ捨ててスカートをたくしあげ
髪を短く切ってあっという間に自由で奔放な女性に変身していきます。





















看板もパブからクラブに変更。





















すかさず紅茶もエスプレッソに。





















そのあいだも続々と入場するフィアット軍団。





















到着したフィアット軍団を村民総出でお出迎えです。




















"This's got to be so much better than a tea party." 「お茶会よりはずっといいわね」
これはアメリカ独立戦争の誘引になったボストン茶会事件に引っ掛けたジョークですね。





















女性を車へエスコートしつつ慌てて望遠鏡を収納するのは最初に登場した将軍ですが
もうすっかりいなせなイタリア男に変身しています。
ちなみにバックで流れているのはグラム・ロックの雄T-REXの"Children of The Revolution"。
アメリカ独立戦争は本国では"American Revolution"なのでこの曲もそれに掛けてあるわけですね。




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