2014/08/24

lamy dialog3

lamy dialog3

久しぶりに新しい万年筆を買いました。
ラミーのダイアログ3




lamy dialog3 nib B

万年筆を使うのは大好きだけど
忙しい仕事の最中に何度もキャップを開け閉めするのが煩わしい。
それで普段はノック式のパイロットキャップレスをよく使っているんですが
僕の使い方が悪いのかロットに問題があるのか、結構頻繁にペン先が乾いて書けなくなる。

今回購入した万年筆は軸を捻るとペン先が繰り出される機構で
その、ねじった時のシャキーン!と繰り出される所作がなんとも言えない気持ちよさ^^。さすが精密機械のドイツです。
パイロットのキャップレスとの大きさ比較はこちら


lamy dialog3 nib B Rohrer & Klingner Verdigris

今回選択したペン先はB。つまり太字です。
さっそくインクを入れて期待に胸膨らませて書いてみたんですが
どうにも文字が落ち着かない。
やっぱり僕は縦太横細のスタブやミュージックタイプのペン先が好きなんだと再認識しました。
ペン先は14金でしなやかで、タッチもいいんだけどな。

それでもう割り切ってしまって、これは本来万年筆の好ましい書き方ではないんですが
筆圧を強くしてボールペンのようにガシガシ書くんだと、つまりこのペンはそもそもすぐ書き出せるように捻じればすぐにペン先が出る機構のものだし
だからこそ仕事用にバリバリ使うために買ったんだから、オレはもうガシガシ書くんだと、そう割り切って書いてみたら、うん、いいじゃないか。
万年筆だからと気を使わずに乱暴に使ってやろうと。
そう心に決めたのでした。


Rohrer & Klingner Verdigris

ちなみにインクはこれもドイツのローラー&クライナー社のヴァーディグリース。
最初ラミーのブルーを入れてみたんですがどうも落ち着かない。
今回やはり気が付いたのは、僕は海松藍みたいな濃い色のインクが好きだということ。
それで過去の自分で作っていたインクノートをパラパラめくっていて一番気に入ったのがこのローラー&クライナー社のインク。
わずかにグリーンがかった暗く沈んだ藍色のトーンは気持ちを沈潜して落ち着かせる効果があるような気がします。

購入4年後の印象はこちら





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