2018/08/30

晩夏

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Fujifilm X100F ISO500 ss1/60 F5.6 Kenko close-up lens No.5















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/280 F5.6















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/450 F5.6















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/250 F2















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/600 F2















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/75 F2















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Fujifilm X100F ISO200 ss1/250 F2















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Fujifilm X100F ISO320 ss1/60 F8.0















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Fujifilm X100F ISO3200 ss1/60 F5.6















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Fujifilm X100F ISO320 ss1/60 F5.6












ニコンからフルサイズミラーレスのZ7とZ6が発表された。僕としてはGFXみたいなアングルEVFが付いてなかったことが一番のガッカリポイントだけど、やはり新しいカメラはワクワクする。それとともにまたライカ熱が小さく再燃してきてウズウズしている。でも退職して収入が減ったことで妻からは出費を抑えるように厳しく言われていて、新しいカメラを買うことなどとても言い出せる雰囲気ではない。実際X100Fを全然使っていないのに新しいカメラを云々できる筋合いではない。ましてやライカはレンジファインダー。それならX100Fでどんな写真が今の自分に撮れるかやってみなければいけないのだ。

というわけで昨日の夜は「あした曇りだったら写真を撮りに行こう」というつもりで寝た。起きたら薄曇り。それで今日は朝9時から午後1時まで4時間かけて山道を16キロてくてく歩いて収穫した写真が上の10枚。
昨日の晩にX100Fにクローズアップレンズを付けてマクロを撮れないかとふと思いつき、シグマのDPシリーズで使っていたKenkoのクローズアップレンズを各種(No.2, No.5, No.10)装着して試してみた。そしたらNo.5が合焦範囲が広くて一番使いやすかったのと、X100FのF2でフンワリすぎるマクロがNo.5を装着するとF2でもシャキットしたマクロが撮れることを発見。明日はNo.5を付けていっぱい撮るぞと意気込んで寝たけど、実際に散歩に出てみるとあんまり使う場面がなかった。ま、人生は得てしてそんなもんだ。

D800Eをメインで使っていた頃はRAWで撮ってビシバシレタッチしていたけど今日のX100Fではjpeg fineで、velviaとかastiaとかclassic chromeで撮った。撮れた写真のイメージはさすがFuji。いじらなくてもきれいだったので撮って出しをFlickrにアップしようかと思ったけど、SilkyPixに放り込んだらやっぱり癖が出て納得できるまでいじってしまった。それでもいつもよりレタッチはかなり少なめ。

どうして触ってしまうかというと僕の場合撮って出しのままではまだ自分の写真になっていない気がする。自分の目で見て、あっと思ってシャッターを切る。この「あっ」には実は目に飛び込んできた映像という刺激が脳の中のどこかの領域を励起させて「あっ」を発生させているわけで、「あっ」は映像という刺激ではなくてそれによって励起された脳の中の電気現象だ。だから撮れた写真を見て「あっ」が出なかったら「あっ」が出るように映像を加工しなくてはならない。「あっ」は自分のためのもの。




















2018/08/27

LAMY DIALOG 3 再び

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万年筆好きの人なら経験していると思うけど、買ってはみたものの何となく使いあぐねている万年筆が何本かあるものだ。僕にとってその1本がLamy Dialog3だ。

もとはといえば仕事用としていちいちキャップを付け外ししなくていい手軽さでパイロットキャップレスを購入したものの、数日使わないでいるとペン先が乾燥してしまうことのもどかしさに耐えきれず購入したのがこのペンだった。
洗練されたデザインとメカニカルなシャッター機構が魅力だけど何となく自分の手になじまず、しかもこのペンもペン先乾燥問題と無縁ではなかった。そうこうしているうちにパイロットキャップレスの乾燥問題が解決してしまい、さらにはDialog3をうっかり落として首軸先端の開口部が少し歪んでしまったこともあってこのペンは長らくお蔵入り状態だった。

最近またよく万年筆を使うようになったこともあって、なんとか復活させたいという思いで首軸交換の修理に出したこのペンが4ヶ月ぶりに僕の元に帰ってきた。修理に出した際に乾燥問題で困っていたことを伝えてあるので大いに期待しているところだがまだ使い始めなのでわからない。
さて、ではなぜ僕がこのペンを使いあぐねていたかだが、再び使い始めてようやくわかった気がする。

まずこのペンは重い。精緻なメカニカルシャッター機構を内蔵しているせいか、モンブランの149より13gも重い。それはいい。いいんだ。だけど重いペンは持ちやすくあるために太くあってほしい。このペンの首軸の把持部は149よりもやや太めだが、重量比を考えるともっと太いほうが安定すると思う。
それから人差し指のMP関節部にペンの胴軸が乗るんだけど、胴軸の素材がサラサラの金属なのと本体が重いので、ここで滑っちゃうんだな。パラジウムじゃなくてピアノブラックやピアノホワイトならましかもしれないけど。

ま、そういうわけで、使いあぐねていた原因の一端が見えたところでどうするかだけど、意を決して(大げさだけど)Dialog3を部分的に太巻き寿司にすることにした。使いさしの粘着力のなくなったベルクロテープをモビロンバンドで写真のようにぐるぐる巻きにした。
このペンをデザインしたフランコ・クリヴィオ氏が見たらカンカンになって怒るだろうけど、そして見た目は本当に不格好だけど明らかに持ちでが改善し愛着まで湧いてしまった(笑)。許せフランコ。


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インクはYARD・O・LEDのブルーブラック。






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気に入って使っているうちにもう一つ気になったことがある。ペン先が紙面に当たる瞬間にわずかだがクキッというかコキッという感触がある。
そんな小さなこと気にしていてどうする!というようなもんだが、ペン先のタッチや紙面をペン先がすべる感じなどのわずかな感触の変化に敏感なのが万年筆使いの喜びであったり悩みであったりするという点では、まさに業みたいなもので、気になりだすとすごく気になるのだ。

要するにペン軸と首軸のあいだのわずかなギャップがこの違和感の原因だろうと考えて、ペン軸の上面にスコッチのビニール補修用テープを貼ってみたらあっさり解決した。

いや、そのままでDialog3を使って何の不都合もないぞ!変なことを追加して自慢するな!という声も聞こえてきそうなのでこのへんで。

追記:Lamy Dialog3の乾燥問題については日本では取り上げられているサイトを見かけませんが海外ではNib Dry Out Issueとしてあがっています。「数時間で乾燥して書けなくなってしまう」という人もいれば何の問題もないという人、インクを変えたら治ったという人や、Lamyに新品に交換してもらったという人まで様々です。シャッター機構についてはパイロットキャップレスのほうが評価が高いようですね。確かにキャップレスのほうが機構が簡単な分だけトラブルが少ないのかもしれません。

更に追記:上記の僕の改造についてはモビロンバンドでぐるぐる巻きにしたせいでクリップが常に押し下げられた状態になっており、これが乾燥問題に悪影響を及ぼす可能性があります。今のところ毎日使って何の問題もないのですが、一週間程度放置してどうかなどについては機会があれば報告したいと思います。

更に更に追記:5日ぶり(中4日)の登板で書き出し問題なしでした。