2018/11/10

Golden Light

Golden Light
Leica M10-P Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135



アポゾナーの135ミリは大きくて重いがとても気に入っているレンズだ。合焦部の恐ろしいほどの細密描写(これは被写体との距離によらない!)と夢のような背景ボケ。しかしその長所は同時に撮影者に対してまさに細密なフォーカシングを要求する。

Nikon D800Eも同じく合焦部の細密描写に適したDSLRだ。だから両者は理想的な組み合わせなのだが同時にそこには見過ごせない問題がある。それはD800Eの光学ファインダー問題とアポゾナーがマニュアルフォーカスレンズであること。さらに僕は最近強度の近視と乱視に加え老眼も進んでいるのでアポゾナーを活かしきれなかった。FujiのGFX50Sに大いに惹かれたのもEVFアングルビューファインダーが使えるからだ。絶世の美女なのに連れ歩くことが出来ず留守番ばかりさせているのが申し訳なくて売ってしまおうかとも考えていた。

だが今回ライカにビソフレックスという可倒式電子ビューファインダー(Typ020)を装着したことで問題は一挙に解決した。M10-Pは6ビット対応の自社製レンズならフォーカスリングを回すたびに液晶とEVFで拡大表示(倍率は3段階に変更可能)されフォーカスピーキングで合焦部を色表示(シャッター半押しで解除)できるが、カメラ本体前面のフォーカスボタンを押せば他社製レンズでも同じように拡大表示とフォーカスピーキングが可能なのだ。ま、今どきの日本のカメラなら当たり前だろうが可倒式電子ビューファインダーでそれが可能な機種は今のところGFX50Sとライカのいくつかの機種だけだろう。
これで美女を連れて歩けるようになったけどあとは重さと大きさだな。それって太った外人美女?







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