2019/02/19

冬の馬

a horse
Leica M10-P Noctilux 50mm F0.95















2019/02/04

NDフィルターなしで長時間露光する方法





Brent Hall氏がYouTubeにアップしたチュートリアル(Photography Tutorials: How to shoot long exposures with no filters)です。
氏がここでNDフィルターを使っていないのは一つにはNDフィルターを持ってくるのを忘れたから。一つには荷物を軽くしたかったから。そして一番大きな理由は14ミリの広角レンズでレンズが凸に飛び出していてフィルターを装着できなかったからだそうです。
いつまでたってもちゃんとしたPhotoshopの使い方をマスターしない、特にレイヤーやマスクの使い方を理解していない僕にはとても勉強になった動画だったので内容を箇条書きにしてみました。
全編18分11秒のうち、0:25~5:25は撮影編。5:25~10:25は画像合成編。10:25~最後まではレイヤーやマスクを使ったレタッチ編です。

撮影編(0:00~5:25)
①レンズを目一杯絞る(動画ではF22)
②露光時間を1~2秒にする(これはこの日の天気によるが)
③これを数ショット撮影(露光時間を1.6秒にして6ショットなら1.6×6=9.6秒、7ショットなら1.6×7=11.2秒の露光効果が得られる)
④動画では低い位置から撮影するために小さな三脚を使った。しかしこれではシャッターが降りるときにブレるのでリモートシャッターが欲しいところだが、今手元にないので各ショットは2秒のセルフタイマーを併用したとのこと。

画像合成編(5:25~10:25)
①動画では撮影した7枚のRAWファイルをBridgeで開いており、それをダブルクリックするとLightroomに飛んでいる。僕がやってみるとダブルクリックで直接Photoshopに飛んでしまったので、僕の場合はまずBridgeを開いて複数RAWファイルを読み込み、全ファイルを選択して右クリックで「Camera Rawで開く」を選択した。結果は動画と同じになる。
②ここで1枚目の写真だけ明るさと色調を調整。
③左端に表示されている7枚の上のFilmstripの右の小さな重なった瓦のようなものをクリックして「すべてを選択」し、同じ場所をクリックして「設定を同期」。これで1枚目に施した調整がすべてのRAWファイルに適用された。
④右下の「完了」をクリックするとBridgeに戻る。
⑤上欄メニューバーの「ツール」→「Photoshop」→「ファイルをPhotoshopレイヤーとして読み込み」
⑥Photoshopが開き、右のレイヤーパネルに7枚の写真がレイヤーとして登場する。
⑦これらをスマートオブジェクトとして合体させるのだが、まず全レイヤーを選択
⑧レイヤー上で右クリックして「スマートオブジェクトに変換」
⑨上欄メニューバーの「レイヤー」→「スマートオブジェクト」→「画像のスタック」→「平均値」で完成(合体だけならこれで終了です)。

レタッチ編(10:25~最後)
①Ctr+Shift+Nで新レイヤーを作り、ゴミ取りのためにHealと命名しゴミ取りを行う(このときメニューバーの「全レイヤーを対象」にチェックが入っていること。
②右パネルの上の色調補正タブの中のトーンカーブのマークをクリックし明暗を調整
③コントラストを上げたことで空が明るくなりすぎた。そこで空の領域からこのトーンカーブ調整の影響を取り除くためにここだけマスクしよう。
④どうやるかというと同レイヤーの右白四角をクリックして(これでマスクする領域を指定できる状態になった)左のツールバーからブラシツールを選択し、(マスクが効きすぎないように)不透明度を41%, 流量を100%にして、暗くしたい領域を適当に塗る(塗った領域がコントラストの影響を受けなくなる)。この際右のツールバーの色選択は黒になっていること。
⑤一応これで終わってもよいが、上述のコントラスト効果を2倍にしてみよう。Ctr+Jで先程のコントラスト効果をもたせたレイヤーを複製。しかし2倍では強すぎたので不透明度を61%に変更。

次に好みの場所に周辺減光を加える方法を述べている。
⑥右パネルの上の色調補正タブの中の棒グラフみたいなマーク(ヒストグラム)をクリックし、動画では調整作業は画面から外れていて見えないが中間調を指し示す三角を右にスライドさせて中間のトーンを下げる。
⑦Ctr+Iでマスクを反転(右の白四角が黒四角になる)させ、左のツールバーからブラシを選択し、キーボードのXでブラシの色を黒から白に反転させる。
⑧減光させたい領域をブラシでなぞる。これで完成だが減光が強すぎたので右パネルの不透明度を100%から62%に下げている。
⑨メニューバーの「レイヤー」→「画像を統合」(この過程は動画では省略されています)。
⑩終了

以上で操作は終了し、このあと合成前のショットと処理後のショットを比較して動画は終了しています。

僕が自分の写真の処理で役に立つと感じたのはマスクを使ってコントラスト効果を部分調整するレタッチ編①~⑤と、周辺減光を調整するレタッチ編の⑥~⑧です。普通の周辺減光処理では四隅から均等に減光しますが、左上だけ、あるいは右下だけ、などのように不均等に減光させたくても出来なかった。前述の方法を用いれば周辺だけでなく画面の好きな場所を好きな程度に減光あるいは増光できるわけです。
Photoshopをよくご存知の方から見れば、何だそんな事も知らなかったの?と思われるかもしれないし、あるいはもっと他にいろんなやり方もあるでしょう。
まぁこのブログは自習の意味も兼ねているのでご容赦下さい。




2019/02/03

face of water #3

face of water #3
Leica M10-P Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135




何が原因ということはないけれど急速に写欲が減退。
不本意な写真なんか削除して写欲が戻るまで待とう。















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