淡淡と写真を撮り
淡淡と写真をアップしています(笑)。
淡淡と雨は降る。
最近買ったGerry Mulliganの「Night Lights」をアルバム・リピートモードで聞きながら村上春樹訳「ティファニーで朝食を」を読む。
本のカヴァーはTiffanyのテーマカラーのきれいなペパーミント・グリーン。
「ティファニー」の原作は1958年出版。
「Night Lights」は1963年リリースで当時のニューヨークの雰囲気を味わいながら読むのにぴったりです。
ちなみにこのアルバムの4曲目「Prelude in E minor」はAspect in Jazzのテーマ曲。
ホリー・ゴライトリー
旅行中
男の子のような髪
朝食のシリアルのような健康な雰囲気
石鹸やレモンのような清潔さ
揺らぐことのない趣味の良さ
眠りたくもない。死にたくもない。空の牧場をどこまでもさすらっていたい。
私はなおかつ自分のエゴをしっかり引き連れていたい。
自分といろんな物事が一つになれる場所を見つけたとわかるまで、私は何にも所有したくない。
私は普通よりは、自然になりたい。
檻の中に閉じこめられた動物を眼にすることは耐えられない。
野生の生き物に深い愛情を抱いたりしてはいけない。それは飛びさってしまう。
空なんて空っぽで、だだっ広いだけ。そこは雷鳴が轟き、物事が消え失せていく場所。
私はランクを落としてまで生きたくない。
私たちはどっちも一人きりで生きていく。
私たちはお互いのものだった。
いつまでたっても同じことの繰り返し。
暖かそうな部屋の窓辺に猫は自分の居場所を見つける。
無垢(イノセンス)とは何だろう。
自分のありように関する決定権を他人にゆだねないこと。
自分を構成する要素の取捨選択権をパーフェクトに自分の管理下に置くこと。
それが彼女の清潔感や趣味の良さを生み出す。
でもその世界にいるのは彼女だけ。限りない孤独。
いつか彼女は世界と融和したいと思っている。
さもなければ彼女は自分の無垢を作っている自分を破壊するしかない。
あまり食べ物が登場しない僕のブログですが、いただきものの記念にアップします。
菓子工房エピナールのアイス生チョコ。
冷凍庫から出してちょっぴり柔くなったら口の中に入れてください。
あっという間にとろけてお口の中は天国です。
もともと花には興味はなかったけれど、そのなかでもあじさいは咲くのが梅雨時だし、全体の作りがぼてっとしたドッジボールみたいだし、色合いも冴えないので良い印象はありませんでした。
でも写真を撮るようになって、カメラ目線で世界を見るようになると、この花はなかなか味わい深いものがあります。
写真をブログにアップするときにはよくWikipediaを参考にします。
そしてこの写真のあじさいがガクアジサイと言って、日本原産のあじさい。
日本原産は清楚なり。
これはセイヨウアジサイ君。
アジサイの色は土壌のpHで変化する。
あじさいにはシアン化合物が含まれているので、食べると中毒を起こして死んじゃったり。
「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものだそうです。
たしかに藍色が集まってますね。そして蕾たちの中に混じってパラパラと小さな藍色の花が咲いているのが見えます。これが本来のアジサイの花なんだな。
Sigma DP1のファームウェアがアップデート(ver. 1.03)されて、ISO 50が撮れるようになりました。
そういうわけで今日は
「ISO 50で行ってみよー!」
ISO50で何が変わったって聞かれても、もともとバチグンの解像度なのでよくわかりません。
見上げた木々とあおぞら。
ミセバヤに似てるけど。たぶんちがう。
セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)。別名ヒメキンシバイ(姫金糸梅)。
爽やかなブルーのあじさいとてんとうむし君。
黒地に2つの赤い紋。
ナミテントウという名前のてんとうむしです。
よっこらしょ。
アリっ?
ちいさな赤いバラ。
サンテグジュペリの星の王子さまの挿絵にこんなバラがありましたよね。
日時計が午前9時を指しています。いつの間にか2時間もたってしまった。
さあ、帰って朝食を食べよう。