さて、下は昨日アップした写真です。
Sigma DP1 Merrill
SigmaのDP Merrillシリーズは現像すると少し緑っぽくなりますが、上の写真はその傾向をむしろわざと強くしています。
しかし意図的でなくこんなふうに緑っぽくなってしまったらどのように修正したら良いでしょう。
いろんな方法があると思いますが、今日たまたまネットを見ていたら参考になる動画を見つけたのでご紹介したいと思います。
ていねいなチュートリアルなので英語がわからなくても何をやっているかわかると思いますが、日本語の要約を下に示します。
1.Photoshopの右のパネルの最下部のアイコンの右から4つ目「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックし「ベタ塗り・・・」を選ぶ
2.カラーピッカーパネルが現れるので何もいじらずOKをクリック
3.右パネルのレイヤーパネルの「ベタ塗り1」の目玉マークをクリックして非表示にする
4.本来白だが緑っぽくなっている場所を拡大
5.「ベタ塗り1」の左のマークをダブルクリック
6.スポイトツールを選択後、オプションバーのサンプル範囲を「3ピクセル四方の平均」もしくは「5ピクセル四方の平均」を選択、またその右のサンプル:は「現在のレイヤー以下」を選択
7.スポイトツールで画面の緑っぽいところをクリック
8.カラーピッカーパネルのOKをクリック
9.「ベタ塗り1」の左端をクリックして表示にする
10.右パネルのレイヤータブの「通常」を「除算」にし、メニューバーのレイヤー→「画像を統合」
以上で完成ですが緑っぽかったところのディテールが失われてしまったのが気になるなら
11.「ベタ塗り1」の左のマークをダブルクリック
12.カラーピッカーのBをクリックしスライダーを上にスライドすれば画面全体が暗くなってディテールが現れる
動画の後半では除算がどのような意味を持っているのかをわかりやすく説明していますがあまり興味がないので省略。
以上のやり方でトップの写真の色かぶりを補正したのが下の写真です。
この方法は緑っぽくなっている場合だけでなく赤っぽくなっている場合や青っぽくなっている場合などのいわゆる一般的な「色かぶり」問題の解決に有効ですが、画面の中に「ちゃんと白であってほしい領域」がないと使えないという制限があります。
まぁこんな方法もあるという知識を共有していただければと思いアップさせていただきました。
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