2024/10/07

STFを買い戻す


#761
Fuji GFX100ii Sony 135mm STF






Minolta STF 135mm F2.8購入履歴
  • 2011年5月に購入
  • 2011年10月にFマウントに改造
  • 2017年に売却
このレンズはとろけるようにクリーミーなボケに惚れてOlympus E-P2に付けてよく使ったが、半年もたたないうちにフルサイズで使いたくなり、でもフランジバックのためにさんざん苦労してようやくFマウントに改造したもののなぜかほとんど使わなくなってしまった。
それは光学ファインダーでは暗くて合焦が分かりづらく手ぶれ補正なしのD700では撮れ高が低かったことも大きいが、当時のことを思い返すとこのレンズに惚れたあまり何でもかんでもSTFで撮ろうとしてダメ写真を増産して気持ちが冷めてしまったことが一番の理由かもしれない。
さぁそれ以後ずいぶん長い間なんども間欠的にSTF熱がぶり返してきたが今回とうとう再購入となった。
要するにこのレンズはクリーミーなボケだけに注目すると画一的な写真を量産してしまうが、「反復するテーマの整理に優れている」ことに気がつくと俄然面白いレンズになる。
具体的にいえば上に挙げたチカラシバとか、藤とか(リンク)、チューリップ(リンク)のような、そのまま撮るとザワつくテーマもこのレンズはとても上手く整理してくれる。
STFの最短撮影距離は87cmなのでもう少し近接寄りに撮りたいときは18ミリくらいのエクステンションチューブを噛ませれば56cmから1Mまで合焦させられる。
ちなみにこのレンズの光学特性についてはこちら(リンク)、クリーミーなボケを生み出すアポダイゼーションについてはこちら(リンク)、GFXに装着したときの光学性能についてはこちらのサイト(リンク)に詳しい。










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