Shin's Blog 304
2026/10/10
止まっているものを連写する
昨日の写真散歩。峠の途中まで行って疲れて引き返してきた帰り道。旧街道の崖に倒木が身をせり出していた。
ふと見ると小さなキノコがパラパラ生えている。うれしくなり撮影開始。
キノコはそのまま撮っても面白いが傘の手前の屋根の部分と奥の傘の下のヒダを一枚の写真にまとめ上げるとキノコの精緻な構造を感じれる写真になる(やりすぎると図鑑写真になるが)。そのために出来れば深度合成で撮りたい。
OM-1ならカメラ任せでフォーカスをずらしてカメラ内合成してくれるしGFXでもフォーカスブラケットで撮影しあとで合成できる。
しかしアポランターはマニュアルフォーカス。
僕はマクロプラナーみたいなMFレンズで深度合成写真を撮りたいときはだいたいフォーカスリングを回しながら、あるいはフォーカス固定でカメラをずらしながら複数枚撮影してあとで合成していた。
上の写真は仰ぎ見ながらかなり無理な姿勢で撮ったので傘の前後を1枚ずつ撮影するのがやっと。で、それを帰宅後合成した。
でも帰る道々考えていた。
合成ソフトのHelicon Focusは優秀なソフトなので多少構図がズレていても全部まとめて合成してくれる。しかしズレが大きいとトリミングされて合成画像はかなり小さくなる。なるべくなら構図はずらしたくない。
多重露光したらどうだろう。傘の手前で一枚撮って、多重の2枚目以降は一枚目のフレームや画像からズレないように撮っていけば?
それで今日Sony α7Riiiの取説を調べてみたらSony α7Riiiは多重露光撮影が出来ないカメラだった。
うーん、そうかー。じゃあほかの方法を考えよう。
傘の手前から徐々にカメラを奥にシフトしながら連続撮影したらどうだろう。
手持ちのカメラをゆっくり前方にシフトしながら高速連写する。これだ!
それで机の上に1/4インチねじを置いて上記のやり方で14枚撮ってHelicon Focusで合成したのがこの写真。
いいかもしれない。このときは2枚のカード同時記録かつメカニカルシャッターで低速連続撮影したので14枚で止まってしまったが、同時記録をやめて電子シャッターで高速連写(ただしHigh+だとどの深度まで撮れているかをモニターで確認できないのでHighを選択)すれば何十枚も連続で撮れるしカメラを動かす間に細かいステップで撮影できる。
次回はそのやり方で撮ってみよう。
追記:僕はドライブモードで連射モードを選んだことがない。止まっているものばかり撮っているからだ。それは僕が動いているものは撮らないからだ。
今回思いついた方法は「止まっているものを高速連写する」というもので、今まで全く思いつかなかった方法だ。面白い。タイトルを「手持ちで深度合成」から「止まっているものを連射する」に替えよう。
2026/10/09
力王たびふたたび
僕はもともと「歩くひと」だった。
京都で浪人していた頃は勉強に行き詰まるとジャージ姿で京都の町をあてどなく歩き回ったし、今でも歩きながら考えるという習慣は変わらない。
2年ほど前にトレッキング用のブーツを履いて山歩きしたときにすごく歩きにくくて何度も転倒しそうになった。これは靴底が分厚くて地面の凹凸を感じることが出来ないのが原因に違いない。そうだ!地下足袋なら足の裏で地面を感じることが出来るし、こういった伝統的な履き物を一度試してみるのも楽しいぞ、と考え地下足袋を数種類購入(おっちょこちょいな性格はなおらない)。
ところが僕はその頃からカヤックにのめり込んでしまい陸を歩かなくなった。地下足袋もトートバッグに入れて押し入れの中へ。
その後骨折を契機にカヤック熱が一段落してまた写真を撮り始めた。陸を歩き始めたわけだ。それで先日久しぶりにブーツを履いて山へ写真散歩に行ったらガレ場でつまづいて足を捻挫しそうになった。
そのときにあ、そうだ、押し入れに地下足袋があるはずだと。
それで今日は地下足袋を履いて写真散歩。
じかに地面を感じることが出来るし足つぼマッサージになる。とても気に入った。


DSC00447.jpg)




