2026/10/15

キノコ高速連写実践編


#945
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical






旧街道脇でキノコの写真を撮ったのが10月9日。
その翌日止まっているものを連射する方法を思いついた(リンク)ので、その方法を試したくてウズウズしていた。撮りに行きたかったがいろいろあって延び延びになっていた。

昨日はちょうど雨上がり。よし今日は行くぞ!と。それに今日は秘密兵器があるのだ。まあそれはあとで話すとして現場へ行ってみたらキノコがしおれているではないか!前回撮影してから5日しか経っていないのに。なんてこった!

それでも気持ちをもり立てて、しおれている姿を美しく撮るためにあれこれ工夫して、例の高速連写法で6シリーズ、各10~20枚、各シリーズの間に印となる捨てショットを含め合計130枚ほど撮って帰宅。それから昨日丸一日かかって編集。
注:6シリーズ撮ったが結局使ったのは最後に24枚連射したシリーズのみ。



実は前日にこの人の動画(リンク)を見ていてキノコの撮影にミニライトを使うことを思いついたのだ。
ミニライトなら僕も持っている。JJC ポータブル LED マクロアームライトという製品で、僕はこのライト(リンク)を2024年の1月にアマゾンで購入したが数回使用したあと例によってほとんど使わず道具箱にしまったままだったのだ。さっき書いた秘密兵器とはこのこと。
僕はこのライトの片方の先端を外して手作りの赤いフィルターを内蔵させてある。下が撮影現場写真。


赤矢印がしおれているキノコ。LEDライトは二股になっているのでそれを上図のように枝に引っかけてセット。上が白色ライトで下が赤フィルターライト。

止まっているものを高速連写する方法の問題の1つが手振れ。もちろん手持ちで連射しながら被写体に近づいていくのだから手振れもクソもあったものではないが(笑)シャッター速度は速いに越したことはない。ライトが当たっているおかげで開放F2, ISO800で1/320で撮影することが出来た。

僕は画像合成にHelicon Focusというソフトを使っている。
Helicon Focusの使い方については話すと長くなるが具体的には、

  1. まずSDカードの中身のRAWファイルをすべてデスクトップのフォルダーにコピーペースト。
  2. 次にデスクトップ上のAdobe Bridgeのショートカットを起動する。このAdobe Bridgeはさっきのデスクトップフォルダーの中身が表示されるように連携させてある。
  3. Adobe Bridge内の各シリーズのファイルをデスクトップのAdobe DNG Converterのショートカットにdrag & dropする(RAWのままではHelicon Focusは作動しない。TIFFに変換すれば作動するがDNG Converterで変換してからヘリコンに放り込む方が簡単)。
  4. RAWからDNGに変換されたファイルの置き場所はさっきのデスクトップのフォルダー内に指定してあるので、それをAdobe Bridge内からデスクトップに置いてあるHelicono Focusのショートカットにdrag & drop。
  5. Helikon Focusで右下のレンダリングをクリックして合成作業が始まる。
  6. 合成が終わったらトップのレンダリングの右のレタッチをクリック(※)。
  7. 右のソースファイル欄で選んだものが左側に表示されるので右側のレンダリングの終わった画像のおかしな所を左側の画像を見ながらブラシで修正する。
  8. 最後に保存して終了。
  9. 出来上がったTIFFをPhotoshopで編集開始。

(※):僕は今までその出来上がったTIFFをPhotoshopで編集していたが、あとになっていろいろ細かい場所でちぐはぐなところが見つかって編集に難渋する。今回は合成でおかしくなるところを一つ一つきれいに調整するためにHelicon Focus内のレタッチを使って修正する方法を学んだ。それと手前のボケも合成するとおかしな絵になるのでその場所は合成を採用せずに気に入ったショット(大抵はソースファイル欄の下端のショット)でブラシでなぞるとよい。

文章ではわかりにくいと思うので上記のAdobe BridgeからHelicon Focusでの作業までを2分30秒の動画にしてYouTubeにアップした(リンク)ので興味のある方はご覧下さい。


Helicon Focusについては以前も書いた(リンク)のでこれも興味があればどうぞ。





2026/10/11

#944


#944
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical













2026/10/10

止まっているものを連写する


#943
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical






昨日の写真散歩。峠の途中まで行って疲れて引き返してきた帰り道。旧街道の崖に倒木が身をせり出していた。
ふと見ると小さなキノコがパラパラ生えている。うれしくなり撮影開始。

キノコはそのまま撮っても面白いが傘の手前の屋根の部分と奥の傘の下のヒダを一枚の写真にまとめ上げるとキノコの精緻な構造を感じれる写真になる(やりすぎると図鑑写真になるが)。そのために出来れば深度合成で撮りたい。

OM-1ならカメラ任せでフォーカスをずらしてカメラ内合成してくれるしGFXでもフォーカスブラケットで撮影しあとで合成できる。

しかしアポランターはマニュアルフォーカス。
僕はマクロプラナーみたいなMFレンズで深度合成写真を撮りたいときはだいたいフォーカスリングを回しながら、あるいはフォーカス固定でカメラをずらしながら複数枚撮影してあとで合成していた。
上の写真は仰ぎ見ながらかなり無理な姿勢で撮ったので傘の前後を1枚ずつ撮影するのがやっと。で、それを帰宅後合成した。

でも帰る道々考えていた。
合成ソフトのHelicon Focusは優秀なソフトなので多少構図がズレていても全部まとめて合成してくれる。しかしズレが大きいとトリミングされて合成画像はかなり小さくなる。なるべくなら構図はずらしたくない。

多重露光したらどうだろう。傘の手前で一枚撮って、多重の2枚目以降は一枚目のフレームや画像からズレないように撮っていけば?
それで今日Sony α7Riiiの取説を調べてみたらSony α7Riiiは多重露光撮影が出来ないカメラだった。

うーん、そうかー。じゃあほかの方法を考えよう。
傘の手前から徐々にカメラを奥にシフトしながら連続撮影したらどうだろう。

手持ちのカメラをゆっくり前方にシフトしながら高速連写する。これだ!



それで机の上に1/4インチねじを置いて上記のやり方で14枚撮ってHelicon Focusで合成したのがこの写真。

いいかもしれない。このときは2枚のカード同時記録かつメカニカルシャッターで低速連続撮影したので14枚で止まってしまったが、同時記録をやめて電子シャッターで高速連写(ただしHigh+だとどの深度まで撮れているかをモニターで確認できないのでHighを選択)すれば何十枚も連続で撮れるしカメラを動かす間に細かいステップで撮影できる。
次回はそのやり方で撮ってみよう。

追記:僕はドライブモードで連射モードを選んだことがない。止まっているものばかり撮っているからだ。それは僕が動いているものは撮らないからだ。
今回思いついた方法は「止まっているものを高速連写する」というもので、今まで全く思いつかなかった方法だ。面白い。タイトルを「手持ちで深度合成」から「止まっているものを連射する」に替えよう。


2026/10/09

力王たびふたたび


#942
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical




 

僕はもともと「歩くひと」だった。
京都で浪人していた頃は勉強に行き詰まるとジャージ姿で京都の町をあてどなく歩き回ったし、今でも歩きながら考えるという習慣は変わらない。

2年ほど前にトレッキング用のブーツを履いて山歩きしたときにすごく歩きにくくて何度も転倒しそうになった。これは靴底が分厚くて地面の凹凸を感じることが出来ないのが原因に違いない。そうだ!地下足袋なら足の裏で地面を感じることが出来るし、こういった伝統的な履き物を一度試してみるのも楽しいぞ、と考え地下足袋を数種類購入(おっちょこちょいな性格はなおらない)。
ところが僕はその頃からカヤックにのめり込んでしまい陸を歩かなくなった。地下足袋もトートバッグに入れて押し入れの中へ。

その後骨折を契機にカヤック熱が一段落してまた写真を撮り始めた。陸を歩き始めたわけだ。それで先日久しぶりにブーツを履いて山へ写真散歩に行ったらガレ場でつまづいて足を捻挫しそうになった。
そのときにあ、そうだ、押し入れに地下足袋があるはずだと。
それで今日は地下足袋を履いて写真散歩。
じかに地面を感じることが出来るし足つぼマッサージになる。とても気に入った。







2026/10/07

SonyでSTF


#941
Sony A7R3 Sony 135mm STF




STFはAマウントなのでSony α7Riiiで使うためにLA-EA5を購入。今までSTFをm4/3やGFXや改造してNikonで使ったりしてきたけどようやくSonyでSony。スッキリしました。
写真は民家の垣根に絡まっていたオニドコロ。





2026/10/02

#940


#940
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical













2026/09/29

#939


#939
Sony A7R3 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical













twitter