2022/09/30

#412


#412
Fuji GFX50S Meopta Meostigmat 70mm F1.4













2022/09/28

#411


#411
Fuji GFX50S Meopta Meostigmat 70mm F1.4













2022/09/24

三菱ピュアモルトシャープペンシルを改造

 

三菱鉛筆 シャープペン ピュアモルト 0.5 ダークブラウン M51015.22(リンク)を購入。価格のわりによいペンだと思ったが不満点は3つ。

  1. 思ったより細い
  2. 思ったより軽い
  3. 振っただけでカチャカチャ音がする

1についてはこのペンは同じピュアモルトシリーズでも太い方なのだがそれでも自分には細く感じた。2についてはこれも28.5gで決して軽い方ではないのだが自分はもっと重いペンが好み。3についてはネットでしばしば取り上げられているがだれも解決方法を書いていないようなので後ほど。

まず1と2について。以前ステッドラー771を改造したときに書いた方法(リンク)、つまり鉛テープをペンの前半部分にグルグル巻いて、その上から適当な幅に切った日本エラスター極薄滑り止めテープ(リンク)をグイグイ引っ張りながら巻いて完成。これで幅は一番太いところで15mmで重さは35gになった。せっかくのピュアモルトの木肌が半分見えなくなってしまうが実用重視。

3については本体軸と中芯パイプのあいだに隙間があって、ノックキャップを差し込んでもその隙間が埋まらないせいだと判明(各部名称についてはこちらを参照)。

そこでスコッチメンディングテープ(18mm幅)を上図のように3mm幅でカットし

ノックキャップの下端にくるりと貼って完成。
ポイントは3つ。テープはスコッチメンディングテープのような薄いテープを使うこと。厚みのあるテープでは本体軸と干渉する(普通のセキスイのテープでも大丈夫かどうかは不明)。そしてテープ幅はきっちり3mmにすること。これより幅があると本体軸と干渉してノックが硬くなる。さらにスコッチテープを上図のように横断するようにカットするとカットされたテープの長さは18mmで、これがノックキャップをちょうど一周する。




本を読んでいて気になる箇所に傍線を引くのだが0.7mmではちょっと太いと感じるときに0.5mm芯のシャープペンシルを使う。ただ0.5mmはちょっとカリカリするのでもっと柔らかい芯はないかと探して見つけたのがパイロットのネオックスグラファイト0.5mm4B。これは本当に柔らかくてぬりぬり書ける。







2022/09/23

彼岸の樹


The Tree on the Other Side
Nikon D850 Sigma 135mm F1.8
A tribute to Yves Tanguy













2022/09/22

#410


#410
Nikon D850 Sigma 135mm F1.8













2022/09/10

stream


stream
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2022/09/08

#409


#409
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2022/09/07

#408


#408
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2022/09/06

#407


#407
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2022/09/05

#406


#406
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2022/09/04

ウォーミングアップ


#405
Fuji GFX50S GF32-64mm F4







先月はカンカン照りだったのもあるけれど1xに出すために過去の写真に手を加えることばかりやっていて全然写真を撮りに行かなかった。
今日久しぶりに写真を撮りたくなった。着替えてからGFX50SとGF32-64mmF4を入れたBEVISGEARを背中に背負って、片手にGITZOのエクスプローラーを持って出掛けた。
遠くで雷が鳴っている。空には黒雲がモクモク湧き上がっている。
蒸し暑い。Tシャツがすぐに汗でぐっしょりになる。山の小川に着いて、三脚を立てて、写真を撮った。三脚を立てるのも本当に久しぶりだ。撮れたと思ったらすぐに帰宅。家に着くのを待ちかねたように激しく雨が降り出した。

撮れた写真を見返していたら広角端はいいが望遠端で例えば左下の岩の描写がわずかに流れていた。GF32-64mmF4は僕の中では鉄板のレンズだが今回初めてそのことに気が付いた。せっかく63mmの単焦点も持ってるんだから持ってくればよかった。まぁ今日はウォーミングアップだしこんなもんだろう。






2022/09/03

反論できないことを大声で喋る人





  世の中には反論できないことを大声で喋る人がいる。その多くは社会的弱者や少数派の人権や地球温暖化や戦争や核といった人類全体の安全に関わる問題について喋る人たちだ。

意見を述べるというのは対話を前提としている。対話を通じて自分の気付かなかったことを知って考えを改めたりそのテーマについて問題を俯瞰できるようなレイヤーに登る喜びを互いに感じたりするのは対話のもたらす大きな喜びの一つだ。

しかし例えば相手が差別はいけないと言い出したら、それ以降どのような対話が可能だろう。同じ土俵に入って、いやそもそもこういった問題で錦の御旗のような言葉であたりを無差別に(笑)なぎ払うってどうなの?などと言おうものならあなたは差別を容認するのかと言われてあとは水掛け論となる。戦争や核や地球温暖化についての議論にも同じ側面がある。バカの壁という言葉もあるが、絶対不敗の旗を振り回す人とはなかなか会話が成り立たない。

こういった、誰が考えても反論しようのないテーマの背後にあるのはなぜ世の中にはいまさら反論できないことを喋る人が一定数いるのかという問題だ。普通は正義の旗というのは恥ずかしいものだ。それはいっそはしたないと言ってもいい。身も蓋もないという言い方もある。振り回せば必ず勝つだろうが、こういった議論で勝つことになぜ必死になるのか、いやそもそも私にはたしてその旗を持つ資格があるのかと自問してみれば、自分はふさわしくないと考えるのが奥ゆかしい日本人?というものだ


人間というのは弱いものだ。弱さ故に生まれるのが暴力・大声・嫉妬・残忍・ズルさ・裏切り・卑怯・虐待・たくらみ・憎しみ・イジメ・仲間はずれ・無視・ずさん・手抜き・改ざん・陰謀・ウソといった、「悪」の数々だ。このなかに悪に手を染めたことのないものは手を挙げよと言われれば挙手できる人はいないだろう。だからひとは正義の旗手になろうとはしない。それはそのひとが少数派に属するか、多数派に属するか、被差別者か加害者かによらず人間であることの、社会で生きるひとであればすべての人に共通する、自分の弱さから幾分なりとも悪に手を染めたことのあるものに共通する潜在的な後ろめたさがあるからだ。

ポリコレ流行りの昨今、この国を自分たちの狙いの方向に無理矢理持って行こうとする一派の口車に乗せられる心優しい純朴なひとも多いだろう。純朴な人が錦の御旗を手にすると持ち慣れない強さに酔ってあらぬことをしでかしたりする。強さ慣れしていないひとには、何をするかわからない怖さがある。だからこういった反論できない問題について我々にできることがあるとすれば、被害を受けた人への共感と悲しみ、そういった悪が生まれた背景についての理解、被害者の不利益を保護することを口実に自分たちの勢力を広げようとする別の悪に対して互いに警戒することだろう。

正しいことをいって何が悪い?少数者が不当な不利益を被ったら勇気を出して声を上げるべきじゃないか。
小学生だったら許されるこういった義憤のようなものに対し、ふつう大人は冷ややかだ。なぜなら大人は「ある問題」というものの背後には様々な事情というものがあって、事象はその力学的総体として表面に現れてくるものに過ぎないことを知っているからだ。
子供には表面しか見えない。だから大騒ぎして喚く。おおざっぱな論理で辺りをなぎ倒そうとする。しかし表面に現れた不快な現象の背後には、実は苦渋の末の配慮や先を見越しての深慮などがたくさん含まれていよう。そういったぱっと見にはわからない、海面下の氷山のようなものには名前がある。それをひとは「知恵」というのだ。






2022/09/02

yuletide harbor


YULETIDE HARBOR
Nikon D850 Lensbaby Velvet85 85mm F1.8





最近は午前3時半から4時過ぎに目が覚めることが多い。寝床でまどろんだまま自分の人生のことを考える。つい昨日のように鮮明に記憶に残っている時代はどれも3~40年ほど前のことばかりだ。あれから40年も経ったなんて!といつも驚く。その40年間はもちろんその日その日は激動の日々だったけど、おしなべていえばそれは仕事で走り回っていた日々で記憶が薄い。そんなわけはないと一つ一つ反芻すれば出来事はいちいちくっきりと姿を現し、確かにそれらの集合としての40年なのに総体としてのイメージはモノトーンだから狐につままれたような気にもなる。人生の前半がゆっくりしたカラー映画なのに、後半はまるで早回しのモノクロ映画のようだ。全編カラー映画みたいな人生を過ごす人もいるのかもしれないけれど。
写真は最近ハマっているリリパットレーンというミニチュア模型。リリパットというのはスウィフトのガリバー旅行記に出てくる小人国の名前で、リリパットレーンは1982年から創業者のデヴィッド・テート氏が亡くなる2017年までの35年間イギリスに存在したミニチュア手作り工房。これは2005年製のYULETIDE HARBORというタイトルのミニチュアで、実在のLynmouth Harbourの情景をミニチュア模型にしたものらしい。単3電池二本で窓に明かりが灯る。
部屋を暗くしてベルベット85を着けたNikon D850で撮影。





2022/09/01

それは無理でしょう

GFレンズをFマウントのD850でも使いたくなってあれこれ考えた。
カメラ機材箱を引っかき回していたらPixcoのM42-NikonFのマウントアダプターが出てきた。


これを使っていないViltroxの18mmのエクステンションチューブ(※)にアロンアルフアで接着すればどうだろう。

と思ってやってみた。Meostigmatで覗いてみたら超近距離しか合焦しない。それで気が付いた。GFのフランジバックは26.7mmでFのフランジバックは46.5mmなので2cm分伸ばせば無限遠が出ると考えたが逆だった。フランジバックはレンズ側の話なのでGFレンズをD850で使うならGFレンズを2cm分D850に近づけないといけないのだ。そりゃあ無理な話だ。
Pixcoのマウントアダプターを探すのにカメラ機材の箱を引っかき回していたらm4/3のエクステンションチューブが出てきた。このチューブは最短のNo.1のリングが固着していたのを思い出したので万力で固定してレンチで渾身の力で回したらようやく外すことが出来た。懸案だったのでちょっとうれしい。


※:なぜ使っていないかというとこのViltroxの18mmのGFレンズ用のエクステンションチューブは中古で7,000円で購入したのだが、GF120mmに接続して使っていたら「電源を入れ直してください」というアラートが頻繁にモニターに表示される。調べてみたらViltroxのレンズとの接続部にある12本のピンのうちの2本が凹んだままになっていた。どうもピンとピン穴が干渉しているようなのだ。それで机の角で叩いてピンを出したあとKure5-56を少量スプレーし、マイナスドライバーでそれぞれのピンをコジッてピンとピン穴の隙間を少し広げたら凹まなくなったが、amazonのコメントにも通電の異常でカメラの基盤を痛めてしまうリスクがあると書いているひとがいたので不安になりあらためて純正のエクステンションチューブをヨドバシで注文した。39,500円。やれやれ。








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