2021/10/31

#260


#260
Fuji GFX50S GF32-64mm F4













2021/10/29

エクスプローラーからアームを外してゴニョゴニョ


最近僕は標準ないし広角で複数枚撮ってパノラマ合成することが多い。そのためにきちんと水平出しする必要があるが、特に不整地では三脚の台座の水平出しが難しい。僕はレベリングベースをGITZOエクスプローラーのアームの突端に取り付けているのだが、ゆうべ遅くにふと思い立ってエクスプローラーからアームを外すことにした。アームを抜いた穴に金鋸で少し切り詰めてビニールテープを巻いて抜けにくくした3/8インチネジを差し込んで、そこにSmallrigの雲台用クイックリリースプレート(リンク)のメスを直付け。高さが足りないときはクイックリリースプレートを外してエクステンションポールを接続する。マクロや地面スレスレ撮影するときはアームをリュックのサイドポケットに入れていけばいい。

 さらにそのあと歯を磨きながら思いついた。ギア雲台とクイックリリースプレートのオスの間に噛ましていたレベリングベースを外してこれを三脚に直付し、その上にクイックリリースプレートのオスメスとギア雲台を噛ませる。こうすることでクイックリリースプレートから外したときのギア雲台パーツの丈が低くなってリュックに収まりやすくなる。またこれによりレベリングベースの上にクイックリリースプレートのオスメスのスペースが出来てレベリングベースの水準器が見やすくなる。
うーん、スッキリ解決。



アームの支柱を抜いてホームセンターで買った3/8インチネジを差し込む



その上にレベリングベース
その上に
Smallrigの雲台用クイックリリースプレートのメス


クイックリリースプレートのオスを取り付けたギア雲台はリュックに入れて現場で三脚側にクイック装着する


















2021/10/28

#259


#259
Fuji GFX50S GF32-64mm F4













2021/10/27

cascade


cascade
Fuji GFX50S GF32-64mm F4













2021/10/26

三脚のそれぞれの脚の開度をほぼ同じにする


最近の三脚は開脚がラチェット式になっているので脚の開度を揃える手間が省けて便利だが僕のGITZOのエクスプローラーはラチェット式ではない。好きな角度で脚を開いて固定できる利点があるが最初に変な角度で開いて固定すると後で調整が面倒。
そこでひと工夫。





脚を1本開き閉じている脚との距離を例えば20cmにする




その状態でホワイトマーカーで印をつけておく
これを3本の脚全てに施す
もちろん常にこの開度で使うわけではないが
一つの目安として





#258
Fuji GFX50S GF32-64mm F4











2021/10/25

#256


#256
Fuji GFX50S GF32-64mm F4













2021/10/24

画像をカンバスサイズに合わせる


#255
Fuji GFX50S GF32-64mm F4








GF32-64mmF4の初ショット。中央・左右の3枚をパノラマ合成し左右をトリミングしたら3:2よりわずかに横長になったので以前アップした「カンバスを引き伸ばす」(リンク)のやり方で上下を少しだけ引き伸ばしたのが上の写真。
その記事の4番目の行程「ツールバーの長方形選択ツールを選択し画像を取り囲む」というのが面倒で、カーソルでドラッグしなくても画像を選択する方法があるはずだと思っていろいろやってみたら見つかったので書いておく。

  1. 画像とは別に希望のサイズのカンバスを新規に作る
  2. 画像をコピーしてカンバスにペースト
  3. 貼り付けたレイヤーを右クリックして「描画ピクセルを選択」(※)
  4. Ctr+T
  5. Shiftキーを押しながら引き伸ばす
  6. 画像を統合

追記:このほうが簡単↓
  1. メニューバーのイメージ→カンバスサイズ→サイズ変更し別名保存(閉じずに!)
  2. 元画像を開く
  3. 元画像をCtr+Aでコピーして別名保存画像にペースト
  4. レイヤーを右クリックして「描画ピクセルを選択」(※)
  5. Ctr+T
  6. Shiftキーを押しながら引き伸ばす
  7. 画像を統合
なぜこのほうが簡単かというと元画像のカンバスサイズをもとにしてカンバスを広げられるから。


※→レイヤー全体ではなく目玉マークの右の画像のアイコンだけを選択し右クリック!







2021/10/22

心に残る写真





James Popsys氏の動画"8 photography tips I've learned in the 8 years since I started taking photography"(写真を始めてからこれまでの8年間のあいだに学んだ8つの秘密)。その3つ目のテーマが"Image Quality vs Photo Quality"だ。

写真の良し悪しを決める要素にはImage QualityとPhoto Quality(画像の品質と写真の品質)があって、Image Qualityというのはカメラやレンズの選定やピントや露出や画質などの技術的側面でありこれらはしばしばカメラ雑誌に取り上げられよく知られているが、それと同じくらい大切であまり知られていないのがPhoto Qualityだという。そしてPhoto Qualityとはなにかというとその写真に"story(物語性)", "emotion(情動性)", "how to pose questions(ナゾの提示)", "how to make a viewer curious(興味の喚起)"があるかどうかだと。
動画ではこのセクションについてそれ以上述べられていないがとても興味深い案件なので少し掘り下げてみたい。

上手な写真なのに全く印象に残らない写真もあれば、技術的に高くなくても心に残る写真がある。後者の魅力はその写真の持つ「ストーリー性」、「情動性」、「ナゾの提示」、「興味の喚起」などと関係がある。例えば女性の撮る写真は男性の撮る写真より魅力的なものが多いが、それは一般的に女性が生きているストーリーや情動の世界が自然と写真に反映されてPhoto Qualityが高くなるからであり、これに対し男性はストーリーよりも原因、情動よりも情報の世界に生きておりImage Qualityは高くてもPhoto Qualityが低い傾向があるからではないか。いや、それはあくまで一般論。例えばハービー・山口さんのような一流の写真家の作品の魅力はPhoto Qualityの高さと関係しているように思う。

最近僕はGFXという高画素セミ中判デジタルカメラを購入し、一億画素に耐えうるレンズ群を揃えたことでいよいよもってImage Qualityを追求することに喜びを感じている。しかし僕の昂ぶる高揚感とは裏腹に撮れた写真に対する評価はハナハダ芳しくない(笑)。自分としてはこれまで達成できなかった高いImage Qualityに近づきつつあることに満足しているので評価が低くても気にならないが、いや低いのは気になるが(笑)、自分が「すごいすごい!」と感じて幸せなのに一般の評価とのあいだに大きなギャップがあるのは僕の写真にPhoto Qualityが欠けているからだろう。べつに一般受けする写真を撮るために方針を変える必要はないが。

以前書いた「迷子にならない方法」という記事(リンク)のコメント欄で取り上げたsparth氏のLifeという作品群(リンク)もとても魅力的だ。まるで映画の一場面を切り取ったかのような彼の写真は物語性とはなにかを考える上でとても参考になる。ヒトを撮る場合絶妙なタイミングでシャッターを切ることでその写真に物語性を与えることができる。しかし僕のような主に風景やマクロを撮る場合どうすれば写真のPhoto Qualityをアップできるだろう。
はたして風景写真に"story", "emotion", "how to pose questions", "how to make a viewer curious"を付与することは可能だろうか。Photo Qualityを意識しながら光と影と構図を考えること。それが、今のところ僕の考えうる唯一の答えだ。





2021/10/20

#254


#254










身辺慌ただしくなかなか写真を撮りに行けない。近況としては中古で購入したSummaron 28mmF5.6を売却して中古のGF32-64mmF4を買うことにした。上の写真は10年以上前Olympus E-P2にColor Ultronを付けて撮った写真に手を加えたもの。







2021/10/17

簡易三脚ストラップ

 


Lowepro Flipside 500AW2に取り付けた三脚はリュックの背部にあるので、撮影のときは降ろしたリュックをゴロンと転がして三脚を外し、もう一度リュックを仰向けに転がして中からカメラやレンズを取り出す必要がある。この順序が重要で、以前リュックからカメラを取り出したあとで三脚が必要になり、ジッパーを閉め忘れたままリュックを転がしたからさぁ大変!転がり出たGF63mmF2.8をあわや池に落としかけた。このときは心臓が縮まるかと思った。
それで最近は上の写真のように三脚を手持ちしている。三脚を手持ちして移動すれば撮影のときはそのまま三脚をセットして、そのあとリュックを転がさずにカメラとレンズを取り出せるので簡便かつ安全だ。
三脚ストラップがあれば便利だろうなと思って、そういえば以前三脚ストラップを自作したが納得いかず自然と使わなくなったことを思い返しつつ、今回性懲りもなく再度自作にトライしてみた。


GITZOの脚の基部のこの場所に


以前やった要領で穴あけと1/4インチのタップ切り


そこに適当なリング付きネジをねじ込んで


ストラップの鉄砲ナスカンを取り付ける


三脚の遠位端を5mm幅のタイラップで強く縛る。このときタイラップを縛る前に別のタイラップを噛ませておいてそこに適当なリングをはめる。


そしてそこにストラップのナスカンを取り付ける


完成図

最近あまり使ってなかったArtisan&Artistのストラップを装着。イージースライダー機構で簡単にストラップの長さを変えられるので便利。







2021/10/15

#253


#253
Fuji GFX50S GF120mm F4







カメラを縦にしたときにCamRanger2の画面もローテートしてほしいと常々思っていたが今日CamRanger 2 User Manual for iOS(リンク)を見ていたらImage and Live View OverlaysのOther Overlaysに以下のような記述を見つけた。

Rotate Live View – for select cameras the live view will automatically rotate when the camera is in portrait orientation
Electronic Level – an electronic level is shown over live view for select cameras

カメラの機種によってimage rotationや電子水準器が表示されるとのこと。残念ながらGFXは対応していない。







2021/10/13

Solo Dance


Solo Dance
Fuji GFX50S GF120mm F4













2021/10/12

#252


#252
Fuji GFX50S GF23mm F4













2021/10/10

#251


#251
Fuji GFX50S GF120mm F4













2021/10/09

#250


#250
Fuji GFX50S GF120mm F4













2021/10/08

13proにアップグレード


#249
Fuji GFX50S GF63mm F2.8






2年前にauでiPhone6から11proに買い替えたとき、合わせてアップグレードプログラム(月額390円)にご契約いただければ2年後に無料で最新機種に乗り換えられますと言われた。2年もすればバッテリーもある程度ヘタっているだろうし、それにしても無料でアップグレードできるなんてすごい!それってどういう理屈?どうせauが儲かるんでしょ?と思ったが、そのときは11pro購入手続きで舞い上がっていたのでそのまま同意して契約した。

先日そのことを思い出して、そうだ!ちょうどiPhone13が発売されたし13はカメラ機能が更に良くなっているようだしと思ってauへ行ってみた。担当の女性にアップグレードプログラムのことを聞いてみてわかったのは

  • 機種代の返済期間は4年
  • 2年目で新製品に乗り換えれば残り2年の返済はチャラになる
  • 新製品の機種代はそこからさらに4年
  • 2年後に新製品に乗り換えれば残り2年の返済はチャラになり
  • 新製品の機種代はそこからさらに4年
  • 以後繰り返し
  • 途中でプログラムから離脱するのも可能

ということ。
実際今回13proに乗り換えたときに支払いはゼロだったので無料で最新機種に乗り換えられるという説明にウソはないけれど、これって要するに機種代の半分に相当する借金の返済を2年ずつ先送りして、プログラムから離脱するときにその借金を支払うというシステムなんだね。
まぁ2年おきに最新機種を使えるからいいか。今年の10月5日でジョブスが亡くなってちょうど10年だしお布施と思って。

で、実際13proはどうなのか。サイズ的には11proとあまり変わらないが分厚くなって、重くなって、ラウンド形状だった側面が直角になって、
一言で言えばゴツくなった。背面のカメラ部分が大きくデッパっている。オレはスマホじゃなくてカメラだぞ!本気でカメラだぞ!と主張している。

望遠は6枚構成3倍ズームの77mm F2.8で手ブレ補正付き、広角は7枚構成26mm F1.5で手ブレ補正付き、超広角は6枚構成13mmF1.8。これらのスペックがカメラとしての本気度を表している。



注:従来のアップグレードプログラムは今年9月からスマホとくするプログラム(無料)に切り替わりました。内容はご自身で検索を。





2021/10/07

メガネストラップ問題をどうにかする


著者近影

最近僕は水辺の写真を撮るのに凝っている。上の写真は昨日iPhoneで自撮りしたものだが
(顔はFaceAppで今より老化させている)、眼鏡を帽子の上にかけたのが落ちたりフトした拍子に外れたりして去年から眼鏡を2度も川でなくしてしまった。なぜ撮影中にメガネを付けたり外したりするのかというと、強度の近視と老眼のせいでカメラのモニターを見る際には眼鏡を外したほうがよく見えるからだ。
妻も呆れて、写真を撮りに行くときは必ずメガネストラップを使うように強く言い渡されている。僕もなるべくメガネストラップを使うようにしているのだが、なぜあまり使いたくないかというと市販のメガネストラップには2つほど問題があるのだ。



これが今使っているストラップ。眼鏡のツルの太さに合わせてスプリングでループサイズが変更できたりストラップの長さを調節できたりとても良く出来ているのだが、首を左右に振ると後頚部の襟にストラップが引っかかって首の動きが制限される。これはストラップが太く、かつスベりが悪いためだ。もう一つの問題はツルに通すひょうたん型のループ部分にボリュームがあるのでこれを通したテンプルが側頭部にあたって不快。
そこで自分で作ってみた。


使うのは松葉ヒモとカシメ玉。これらは以前iPhoneのストラップを作るのに使ったもの(リンク)。松葉ヒモを前述のストラップと同じくらいの長さに切ってカシメ玉に通して抜けないように結び目を作るだけ。


こんな感じ


結び目はほどけないように簡易外科結び


完成

まあこれは試作品だし使い勝手については現場で試してみないとわからないが、体感的にはまるでストラップを装着していないかのような軽快感。AGS(エアーグラスストラップ)と命名して売ろうかな(笑)。






2021/10/06

#248


#248
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/10/05

#247


#247
Fuji GFX50S GF63mm F2.8


お風呂みたいに水に浸かって撮る面白さに目覚めた











2021/10/04

考える三脚


#246
Fuji GFX50S GF23mm F4




傾斜地で、ゴツゴツした岩場の不整地で、三脚のいずれかが水面下にあり、水底の脚がどうなっているのかが見えない。
このようなケースで三脚をどのようにセッティングするかはネット検索しても見当たらない。
はじめの頃僕はカメラを載せた三脚を適当に開脚して適当に脚を伸ばして、あとはセットする位置を変えたり開脚角や脚伸長を変えながらモニター画面を見て構図を決めていた。しかしこれでは重いカメラを乗せながらああでもないこうでもないと三脚をぶん回すので不安定で危険が多いし、第一いつまでたっても構図が決まらない。その後いろいろ試行錯誤して大まかな結論に至ったので書いてみよう。

  1. 情景に応じたレンズを選んでカメラにセット
  2. 手持ちのままカメラのモニター画面を見る
  3. カメラの位置を変えながらベストポジションを決定
  4. そのカメラの空間的位置を記憶する(ポイント1)(※)
  5. ポイント1にセットした三脚の様子を想像する
  6. そのイメージ通りに三脚をセットする
※→ポイントの真下の地面にある石や草を覚えておく。ポイントの高さはへそや胸や頭など自分の体のどのあたりかを覚えておく。


















何をイメージするかというと具体的には3本の脚の配置と3本の脚伸張と3本の開度なのだが、上図のような場合そこに立っているのが三脚ではなくヒトだったら、例えばあなただったらどのように自分の身体を安定させるだろう。

BとCが足でAが腕なら、とりあえずはBとCで適当に立ち、Aの肘を岩にあてがってそこに体重をもたれかけ、それを支点にして(それを基準にして)BとCがより安定する足場を水面下で探るということをするだろう。
先にBとCを決めても支点となるAが決まらないと結局BとCの位置はチャラになる。Aを先に決める利点としてAは腕が短いのでより安定に寄与する。カメラからの距離が近いということは極端に言えばAの長さがゼロで、ヒトで言えば身体ごと壁にもたれている状態をイメージすれば、これが安定のカギだということが理解できる。

ここまでイメージできたら三脚を実際にセットする。
まずAの脚を大きめに開き、脚径の一番太い脚を目一杯伸ばして足りなければ太い順番に脚を伸ばす。
Aが決まったらBとCを伸ばす。開度はAより小さくし、一旦全伸長して三脚を置いてみる。
三脚の台座がポイント1に来るようにBとCの開度と脚長を調整する。

脚長を調整する場合、原則論としては脚径の細い足から順番に調整するのだが、足場の良くない水辺の傾斜地で台座がポイント1に来るようにBとCの位置や開度や脚長を変えるのは本当に大変。上の写真を撮ったときもCの足が水面下の岩と岩の間に挟まって抜けなくなりすごく手間取った。なので反論を承知で現場では僕は手元に近い脚径の二番目に太い脚で脚長を調整している(最遠部の脚には手が届かないし)。
だいたいポジショニングが決まったら三脚をグイグイ押して安定しているかどうかを確かめる。一見安定しているように見えても例えば上図のCの足のように接地面が斜めだとなにかの拍子に三脚がズルっと滑って倒れてしまう。石突はゴムだと滑るので金属スパイクがよい。

さて、三脚のセッティングが完了したら雲台やカメラをその上に乗せるのだが、例えば上の写真では俯角のまま水平にパンしながら3枚撮ってパノラマ合成している。水平にパンさせるには台座が水平でなければならない。三脚のセッティングでは脚長を調整してなるべく台座が水平になるようにするが微妙に脚長を調整するのは難しい。ギア雲台も斜めだと2つのギアでカメラの水平出しするのに手間取る。レベリング雲台を三脚と雲台の間に噛ませればギア雲台を垂直に立てることができて便利だろうということで今回の撮影をきっかけにLeofotoのレベリングベースを購入した。プラマイ15°なので使える場面は限られるが興味のある方はリンクを参照あれ。






2021/10/03

写真と釣り


#245
Fuji GFX50S GF63mm F2.8








腰のあたりまで水に浸かりながら川を遡上。いくつか難所を越えながら進むと小さいながらも多段の滝が姿を表した。素晴らしい景色に出会えたことに感謝しつつGF63mmF2.8をGFXに装着。しかしこのレンズでは滝の全景が入らない。惜しかったなぁ、GF23mmF4が明日届くのにと思いながら足場を手前に引いて三脚を設置してギア雲台で構図を決めてND8のCPLフィルターで透過光を調節してCamRanger2でISO100, 絞り20, シャッター速度20sに設定してパシャリ。うーん、写真はやっぱり楽しい!
でもそういえば写真の楽しみは釣りと似ているのかもしれない。僕は釣りをしたことはないが、あれこれ道具を選んで使いやすいように手を加えたり、高級な、時には身に過ぎた釣り竿などを工面して購入し、季節の中で山野を歩き、季節の中で獲物も変わり、どこへ行ってどうアプローチしてどんな方法で捕るのかを学び、探検するようにロケーションに近づいて、それなりの危険があるから衰えた体力と低下した身体能力に応じた注意を自らに課し、数々の失敗を繰り返しながらも忍耐と工夫で獲物を捉え、さらに捉えた獲物をどう調理するかを思案する。刺し身(撮って出し)がイチバンというひともいれば凝った料理に仕上げるのが好きな人もいる。運と頭脳と経験と体力の総合芸術といえば大げさだが、獲物を捕る(撮る)ために全人的アプローチを要するという点で写真と釣りは似ていなくもない。
いずれも初心者から達人までアマチュアが跳梁跋扈する世界だし、釣具店とカメラ店は客層や店の雰囲気も似ている。(なんも知らんくせにエラそうなことを言うなという声も聞こえてくるがそもそも僕のブログを見ている人はほとんどいないんだから好きなことを書いてます(笑))。















2021/10/02

#244


#244
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/10/01

#243


#243
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













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