2021/10/03
写真と釣り
腰のあたりまで水に浸かりながら川を遡上。いくつか難所を越えながら進むと小さいながらも多段の滝が姿を表した。素晴らしい景色に出会えたことに感謝しつつGF63mmF2.8をGFXに装着。しかしこのレンズでは滝の全景が入らない。惜しかったなぁ、GF23mmF4が明日届くのにと思いながら足場を手前に引いて三脚を設置してギア雲台で構図を決めてND8のCPLフィルターで透過光を調節してCamRanger2でISO100, 絞り20, シャッター速度20sに設定してパシャリ。うーん、写真はやっぱり楽しい!
でもそういえば写真の楽しみは釣りと似ているのかもしれない。僕は釣りをしたことはないが、あれこれ道具を選んで使いやすいように手を加えたり、高級な、時には身に過ぎた釣り竿などを工面して購入し、季節の中で山野を歩き、季節の中で獲物も変わり、どこへ行ってどうアプローチしてどんな方法で捕るのかを学び、探検するようにロケーションに近づいて、それなりの危険があるから衰えた体力と低下した身体能力に応じた注意を自らに課し、数々の失敗を繰り返しながらも忍耐と工夫で獲物を捉え、さらに捉えた獲物をどう調理するかを思案する。刺し身(撮って出し)がイチバンというひともいれば凝った料理に仕上げるのが好きな人もいる。運と頭脳と経験と体力の総合芸術といえば大げさだが、獲物を捕る(撮る)ために全人的アプローチを要するという点で写真と釣りは似ていなくもない。いずれも初心者から達人までアマチュアが跳梁跋扈する世界だし、釣具店とカメラ店は客層や店の雰囲気も似ている。(なんも知らんくせにエラそうなことを言うなという声も聞こえてくるがそもそも僕のブログを見ている人はほとんどいないんだから好きなことを書いてます(笑))。
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