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2016/02/02

カンガルーの金玉袋

ABARTH shift knob
アバルト595のアルミ削り出しシフトノブは大きさも握った感じもとても気に入っているのですが、なにせ冬はキンキンに冷たく、夏は火傷しそうなくらい熱くなるのが困りものです。
私がドライビンググローブをはめている理由のひとつはそこにあるのですが、最近運転中に煙草を吸うようになりグローブの代わりに何かいいシフトノブカバーはないものかと探しておりました。
15cm四方くらいのなめし革の端切れのようなものでシフトノブを包み込んで革紐で括るようなものをイメージして、ネットで検索したのですがなかなか思うようなものが見つかりません。
「革+巾着」で画像検索して見つけたのが・・・

kangaroo scrotum
このカンガルーの金玉袋です。
価格は日本では大体2,500円くらいでしょうか。eBayなら送料込みで1,000円ちょっとであるようですね。

kangaroo scrotum
真偽の程はわからないので省略しますがこのカンガルーの金玉袋にはオーストラリアの先住民に伝わる霊能的な言い伝えがあり「幸運の袋」として土産物になっているようです。
しかし私が望んでいるのは霊能ではなくこの形。
これはまさにシフトノブカバーにうってつけではないか!

kangaroo scrotum as a shift knob cover
サイズもまさにアバルトのシフトノブにピッタリです。
しかしくびれの部分をノブが通過できないので

kangaroo scrotum as a shift knob cover
大胆にもカッターで切開します。


kangaroo scrotum as a shift knob cover
ギュウギュウ押し込んでようやくノブが中にはいりました。
(注:商品のサイズにばらつきがあるので常にこの方法が適切とは限りません)

kangaroo scrotum as a shift knob cover
アバルトのシフトレバーに装着してみました。
カンガルーがむこうを向いていたのでカバーをギュウギュウねじってこちら側に。

kangaroo scrotum as a shift knob cover
もうこれで暑さ寒さも平気です。
実際に使ってみて驚いたのは手触りの良さ。金玉だけに意味もなくずっと触っていたくなります。
ああ、幸せ(ばかか?)。




2016/01/30

アバルトにスロコン

PPT2
ABARTH 595 Competizioneを買って今年の4月で2年になります。
常時スポーツモードに加えECUチューニングでアバルトの楽しさを満喫している私ですが、以前から気になっていたのがアクセルペダルのレスポンス。
アクセル踏みはじめのエンジンの吹け上がりが遅いというか鈍いというか。
回りくどい言い方をするとアクセルペダルを踏む行程の、はじめの1/3の吹け上がりがゆっくりで、それ以降が踏量にリニアにあるいはリニア以上に吹け上がっていく感じがする。
この傾向を一番顕著に感じるのはセカンドからの立ち上がりで、イラチな私はこの時すごくパワー不足を感じてしまうわけなのです。

こんなもんかと割り切っていたのですが、どうもその原因が電子制御スロットルにあるらしい。
つまり昔の車はアクセルを踏んだだけ燃料が噴射されていたけど、これだと無駄にガソリンを食ってしまうし排ガスも増えるし、コンピュータを介在させることでバルブタイミングの制御もしやすくなるし、オートマで変速機の制御とスロットル制御を協調させることもできると、そういった種々の事情でですね、アクセルの踏量に非線形制御がかけられてしまったと。

ネットで色々調べてみると世の中にはスロットルコントローラ、通称スロコンというものがあって、これをアクセルとクルマ本来のコンピュータの間にかませることでアクセルレスポンスを操作するらしい。
そこで今回私が入手したのがPPT2というスロコンです(←2019年秋現在廃盤で後継機あり)。


PPT2
印象は一言、感動的!
アクセルレスポンスがリニアになるとクルマはこんなにも楽しくなるのだ。
そもそもアバルトみたいな車を買ったのも、ナマの現実に触れたい、ダイレクトにイノチを感じたいという欲望の表れなのですから、このスロコンを選択してよかったと思います。


R0016231
で、もうひとつはルームミラー。
私のアバルトは買った時から自動防眩機能のルームミラーが装備されていました。
この自動防眩機能についてはネットでは良い評判しか眼にしませんが、私の経験ではあまり良い印象がない。
以前の普通のルームミラーを使っていた時代が長かったせいかもしれませんがなんとなく見にくいのです。特に夜は防眩機能のおかげで後続車のライトが眩しくないのはいいとして、ライトの光以外の景色が映らないため後方の様子がわかりづらい。夕方なんかも中途半端に防眩機能が働いてなんとなく写影がすっきりしない。それでなるべく防眩スイッチを切るようにしていたんですが、毎回のことなので面倒だ。
さらにもうひとつの問題はこの自動防眩ルームミラーが大きく下方に張り出しているために左前方の視野が妨げられて見にくいこと。

え~い、いっそ昔の手動防眩切り替えレバー付きルームミラーに替えてしまえ!ということでヤフオクで入手したのが平成26年式フィアットパンダのルームミラー三千円也↑


R0016235
これが純正のルームミラーを装着していた時の車内からの景色。すごく邪魔でしょ?

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これが手動式防眩ミラーに変更後の景色。
ほらね、こんなに違うんだ。



Alfa Romeo 4C

Alfa Romeo 4C

アバルトにスロコンと手動防眩ミラーを装着してもらうためにディーラーへ行くとアルファ4Cが!














Alfa Romeo 4C

斜め後方からの姿が何とも言えずイイ!














Alfa Romeo 4C

イタリアのエロさが溢れていますね(笑)。














Alfa Romeo 4C

ミッドシップです。誰だ!荷物が積めないなんていうやつは!














Alfa Romeo 4C

エロい車内。














Alfa Romeo 4C

うーん、ヨダレが(笑)。
でも車高がすごく低いので乗り降りによっこらしょって言っちゃうひと(自分)は不向きです。




2014/04/29

クルマという自己拡充の物語


女性はいざしらず男性は妄想世界に生きているのでクルマに乗る、あるいは車が好きというのはその機能性との感応だけではなくて車にまつわる物語世界に入ることを意味していたりします。つまり男性が乗っているのは車ではなくて「物語」なのです。

日本車にはかつて1964年の日本グランプリでスカイラインがポルシェを追い抜いた話とかいろいろありますが、海外では例えばメルセデスと死闘を繰り広げたアルファロメオのニュルブルクリンクでの伝説の一戦とか、その時のドライバー、タツィオ・ヌヴォラーリのその他多くの伝説(以下Wikipediaより)、例えば
・オートバイレーサー時代、全治1ヵ月の怪我を負いながら病院を抜け出し、ギプスで固めた足でオートバイに跨りイタリアGPを優勝。
・1930年のミッレ・ミリアでは、夜間走行中、先行車に気づかれないようヘッドライトを消して追走し、抜き去って優勝。
・1937年、チェコスロバキアのブルノGPでは、左後輪がパンクしたまま3輪走行を続けて優勝。
・1946年のブレッツィ杯では、外れたステアリングを片手に持ち、別の手でスパナをステアリングコラムに差し込んで操舵し優勝。
・1948年のミッレ・ミリアでは、マシンからフェンダーやボンネットが脱落しながらも力走。
とか、1946年以降彼は燃料に含まれていたアルコールによる排ガスを吸って持病の気管支喘息が悪化し喀血しながらレースを続けたとか(The Motor Museum in Miniatureより

まぁ事程左様にモータースポーツ界にはこういった話がゴロゴロしてるわけですね。
そして私のような妄想がちの男性はこういった物語の匂いに包まれながら車を運転しています。
仮にプリウスのような経済性の権化のような車に乗っている時でさえ燃費トライアルのようなことをしながら車を運転するのが男性という生き物です。

しかし車が利便性や快適性や経済性を追求すればするほどそれは冷蔵庫などの家電製品に近くなり同時に物語からはどんどん遠ざかっていきます。我々男性は夜寝るときに洗濯機の夢をみたりはしません。
まぁそれが原因かどうかはわかりませんが、最近クルマの人気の凋落は目を覆うばかりで、若者はクルマを単なる移動手段、いやそれどころか無駄にお金のかかる不経済な、うるさくて危険でしかも地球環境を悪化させる存在のようにしかみていないようです。これって基本的に女性目線だと思うんですが、それが性別を超えて時代を覆う一大潮流になってしまいました。

では基本的に妄想世界に生きている男性は、今何を妄想しているのでしょう。
それは従来の(車などに代表される)自己能力の拡充ではなくて「コミュニケーション」ではないでしょうか。
しかし男性はもともとコミュニケーション能力は女性より劣っているので充足したいコミュニケーションとは裏腹に、実際にはコミュニケーションがうまくいかない「コミュニケーション不全という空虚なトラウマ」を中心にグルグル回っているようにみえます。うまくいかないコミュニケーション欲はそれでも抑えきれなくなるとストーカー、二次元などの仮想現実に向かえばオタク、というように男性にとっては非常に生きづらい時代になってしまいました。

赤瀬川原平さんは「ピストルとマヨネーズ」(1982年)の「おんなの時代」で、原爆のような、使うことの出来ない最終兵器を発明してしまった人類は、倒すべき敵を地獄に放り込もうにもその地獄で敵と一緒に暮らさざるをえないことになってしまった。そのため敵を倒すことを目的とした自己能力拡充の時代はついに終焉を迎え、敵と仲良く暮らす方法を探っていかざるを得なくなった。それはつまり男性が女性の生き方を学ばないと生きていけない時代になったのだと述べています。
「やたらと人類社会にオカマ言葉が流行っているのも、これまた故なきことではないわけである」
30年以上前の文章ですが未だに卓見だと思います。

しかしどうせ満たされない妄想なら、胸躍るクルマ世界の妄想のほうが楽しいんじゃないかと僕なんかは思うんですが。


2014/04/20

伊丹さんのドライビンググローブ

伊丹さんのドライビンググローブa

僕が伊丹さんに心酔していたのは大学生の頃で、もう35年も前になるけれども、今も彼を敬愛する気持ちに変わりはない。
彼の「ヨーロッパ退屈日記」にドライビンググローブの話が出てくる。
いや正確にはドライビンググローブとは言わず、ドライブ用の手袋と彼は表現していたのだが、パリでは必ず某店で「絶妙な」(と彼は表現した)手袋をまとめ買いする習わしだったとある。


CACAZAN DDR-031

パリでドライブ用の手袋を買うなどというのは、当時貧乏学生だった僕にとっては何の縁もない話だが、彼自身の手による魅力的な挿絵にもまして三十余年を経ても何かですぐにこのページを思い出してしまうのは、彼の考え方やモノゴトの面白がり方なども含めて彼のスタイル全てがその当時の僕の人格形成に欠かせないものだったからだろう。




CACAZAN DDR-031

彼は一貫して「正統」であること、フェアであることにこだわった人だった。
やっつけ仕事や小手先のごまかしを嫌い、やむを得ずフェアたりえない場合こそあれ、そのことを恥じない鈍感さを彼は軽蔑した。
車の作法については交通ルールの考え方、スポーツカーの減速やステアリングの持ち方等に加え、ドライブに際しては手袋を着用することが彼の中で正統に位置付けられることのひとつだった。

僕はそこまで正統にこだわりがあるわけではないし、アバルトのアルミ削り出しのシフトノブの手触りはとても気に入っているが夏の熱さや冬の冷たさを考えてドライビンググローブを購入することにした。
写真は伊丹さんのグローブに一番似ていると僕が勝手に思っているCACAZANのDDR-031







2014/04/13

heel and toe

R0012825

まさかの車ネタが続きます。
腕に覚えのあるドライバーもそうでないひとも
クルマに興味のある男性なら一度は聞いたことのある「ヒールアンドトゥ」。
ま、これが出来るかどうかがですね、ひとつのステータスといいますか、
いや出来るひとにとっては別に大したことじゃないと思いますが
その他大勢にとってはちょっとした憧れだったりもするわけです。

で、御多分にもれず私もですね、「いつかはチャレンジしてみたいものだ」と思い続けて幾十年(笑)。
せっかくマニュアルミッションの、それもイタリアンホットハッチを手に入れたんだ。
是非ともこの機会にこの技術をマスターしようとポール・フレール氏の著書を読みながら思ったわけですね。
さてポールさんの説明で理屈はわかったんですが、一般道でいきなりこの操作をするのは無謀だし危険です。どうやって練習しようかと思っていたらちょうといい教材が見つかりました。鴨下英幸氏のYouTubeです。
うーん、これが実にわかりやすい。早速私もやってみよう!


R0012814



それにしても、と私は考えた。
こういうことをやろうと思ったら、仕事用のかさばる靴じゃなくて
やはりかかとのないタイトな靴、そう!ドライビングシューズというものが必要じゃないかな?
しかしネットで調べてみるとそれなりの値段がするし、試着するにもこういう靴がどこで売っているのかわからない。
うーん、困った。が、ふと思い立って十年前に履いていたコンバースを靴箱から引っ張りだして履いてみたらこれがなかなかいいじゃないか。
よしよし、これでさらにひとつクリアーしたぞと思いながら、車で出発。
迷惑にならないように近くの公民館の駐車場に車を止めて、足の連携運動を繰り返しました。





R0012821

さて、ほぼマスターできたので近くの山越えの県道で実地テストです。
で、やってみたらあっけなく出来た。
おお、出来る!私にも出来るぞ!
楽しくなってシフトダウンのたびにヒールアンドトゥ!


heel and toe

ひたすらヒールアンドトゥを繰り返す私。
なるほどね、こういうことだったのか。
いやー、面白い。
間にダブルクラッチをかませる余裕はありませんが
積年の課題がクリアー出来たのでとてもうれしい一日でした。




2013/12/21

男性の希望が採用する基本的な形態について



大学を卒業してすぐに市中病院に入職し
三日おきの当直生活を丸二年経験したあと僕は念願の消化器内科の仕事についた。
救急病院だったので連日吐血や下血の患者が運ばれてくる。
僕のそれまでの人生で血を吐くひとというものを眼にしたことがなかったので
世の中にはこんなにも大勢吐血するひとがいるのかと驚いた。

明けても暮れても内視鏡で止血する日々。
その間も4、5日おきの当直や呼び出しが続く。
結婚して間もない頃だったが、就寝中はよく自分の患者が死ぬ夢に驚いて眼を覚ました。
夜中にぐっしょりと汗をかいていることも多かった。
妻ともよく喧嘩をしたし、自分の気持ちを扱いきれなくなると
中古のスカイラインに乗ってひとりで夜の街を疾走った。
唯一の娯楽はお風呂で湯船に浸かったまま車の雑誌を読むことで
せめて非現実的な車に思いを馳せることで
かろうじて心の均衡を保っていた。

それから幾星霜が過ぎた。
いつの頃からか僕は車のことを考えなくなり
彼女の美しい姿が僕の意識の表舞台に登場することもなくなった。
不思議なくらい車に対する興味はなくなっていた。
もうこれからはただ老いていくだけだという静かなあきらめは
鍋の中でゆっくり冷えて固まっていく煮こごりのように
僕の意識下を流れる通奏低音になっていた。
あの、カーブでやたらテールスライドするおんぼろスカイラインで
意味もなくギアをシフトダウンしてエンジン音を楽しんでいた青二才のように
車がもう一度僕のイノチに力をくれるなら、それはちょっといい考えかもしれないと
最近ぼんやり考える。それはいずれ覚める悪あがきかもしれないが
こういうのをひとは希望というのではないか。






2013/12/16

what do you want?

IMG_2020b

新しいミニの発売は来年の春だけど、今ミニはどんな感じなのか知りたくて現行のCOOPER Sに試乗してきた。
マニュアル車がなかったのでATのスポーツシフトで。

「どうだった?」
「いや良いよ。良いんだけど」
「良いんだけど?」
「良すぎる(笑)。」

建付けはガッチリだし内装もいい。加速もいいし遮音もばっちり。
良くも悪くもこれはドイツ車という印象でどうにも気持ちがはしゃがない。

で、帰りにアバルトのディーラーへ行ってABARTH 500に再度試乗させてもらったら
やっぱりこちらの方がFan To Drive。

じゃあどうしてABARTHに踏み切れないかというと
ABARTH 500にEsseesse Koniキット(エンジンのパフォーマンス、足回り、見た目(笑)がグッとアップ)や
レコードモンツァマフラー(ゾクゾクする排気音!)や
デカールやかっこいいホイールやナビを付けると
純粋に車の性能では格上のMINI COOPER Sより高くなってしまう。たぶん。
じゃあ素で乗ればいいようなもんだけど595と比べて500はちょっと地味。
やっぱりちょっと色を付けたい。でもそうすると高くなる。

いやいいんだと。
そんな、どちらが格上かなんかどうでもいいじゃないかと。
小林彰太郎さんが最後にアバルトを選んだのも、きっと
この世とおさらばする前にもう一度純粋にイノチの喜びに満たされたかったからだろうし
僕が今回マニュアル車に乗りたいと思ったのもハツラツとした気持ちを取り戻したいと思ったからじゃないか。

そう割り切れるかどうかなんだけどね。

2013/12/12

知らないうちに好きな色が変わっていた。



今回「?」な気持ちを拭いきれないままABARTH 500に傾いていたけど
コメントを頂く方のブログで来年5月頃?発売予定の濃厚な黄色いボディを見て買い替え候補はあっさりMINI Cooper Sに変更。
もちろん車のサイズやパワーやミッションといった条件の絞込みの末の選択ではあるけれど
暴力的な牽引力でグィッと気持ちを持っていかれた決めては結局「色」だった。

それで思い当たるのはラミーサファリのイエローを買ったのは2004年頃かな?10年前。
それからiPhoneの黄色いプラスチックカバーを買ったりオレンジ色の土屋鞄を手に入れたり。
そのどれもが無意識的に黄色を選んでいた。そういうことに今朝やっと気付いた。

黄色?いや僕の嗜好には「黄色」なんていう言葉はないし。
少なくとも僕が知っている自分の好みは青緑。
ということは少なくともここ数年に亘って「黄色」は僕に
無意識を通じて強く働きかけてきたということ?

黄色というのは積極的なコミュニケーションを意味する色らしい。
それが近年の僕の隠れたテーマらしくて
そのことに気付いたということは今後は「意識的に」コミュニケーションをとれということか。

2013/12/07

マニュアル熱ふたたび

thumb_500_2

マニュアルといっても今回はカメラではなくてクルマのお話。
ATのLegacyを買ったのは190Eアンファングというベンツのマニュアル車で24万キロ走って左膝を痛めてクラッチペダルが踏めなくなったからで、最近通勤中に積極的にスポーツシフトを使い出してマニュアル熱が再燃してしまった。
ああ、またミッションに乗りたい!(関西ではマニュアル車のことをこう呼びます^^)

で、先日たまたまFiat 500Sのシフトノブの写真をInstagramで見つけた瞬間に僕の中で何かが小さくはじけた(笑)。
早速翌日(って昨日のことですが)近くのディーラーへ試乗に行ってきました。
(以下イタ車乗り、チンクfanの方々には稚拙な内容と思いますがどうかご寛容を)

まずFiat 500Sのシフトノブはネットで見たとおりカッコよくてマニュアル魂を揺さぶるけど二気筒85馬力はやっぱり僕的には非力。セカンドの粘りがなくてすぐにレッドゾーンで頭打ち。エンジン音も二気筒の味があると言えなくもないけどちょっと軽っぽく感じる。そのあたりを割りきって乗るぶんにはいいと思います。それではというのでディーラーの人の案内で500Sに乗ったままちょっと離れたアバルトのディーラーへ移動。

アバルトのマニュアル車 ABARTH 500に試乗させてもらいました。
まず第一印象として建て付けが500Sよりしっかりしているように感じた。
1368cc 135ps 直4 DOHC turboは排気音も逞しくていい感じ。
(実はこのエグゾーストノートを聞かせてもらったのはフィアット整備工場にあった納車待ちのハイチューンドアバルトで、なんと注文主は60才代の女性とか。かっこいい!)
さてアバルトの走りだけど、ギアをセカンドに入れると気持ち良く粘る。シフトダウンしてカーブを駆け上がっていく快感!これはいい!イタ車らしくガンガン回してキビキビ走ると脳天にアドレナリンが吹き上がる(笑)。
頬が緩みっぱなしのままアバルトのディーラーに戻って、ついでだから今度はABARTH 595にも試乗させてもらった。
でも僕はパドルシフトはちょっと苦手。基本ATでたまにシフト遊びするにはいいけどやっぱり左手はシフトノブを握っていたいという自分の気持を再確認した。

じゃあABARTH 500で。
歳も歳なので峠を攻めたりしないし足回りはそのままでいい。
マフラーをレコードモンツァに替えて、esseesseのROM書き換えで馬力を160psにアップして、ビルトインのナビを付けて、どうせこまめに洗車しないからボディコーティングして、スタッドレスも買ったら400万行っちゃうかも。
うーん250psのLegacy 3.0Rと同じくらいするというのが何とも。そこで脳の動きが一旦停止。
Legacyは今のところ何の問題もないけれど10年間で18万キロ走ったし、そろそろ買い換えしてもバチは当たらないだろう? と自分に言い聞かせる。
以前は片道85キロの職場に通っていたけど今は往復30キロもないし今年1月から自己流ワークアウトでスクワットしてるから膝は大丈夫じゃないか!?まだ決めてもいないのに忘年会でぼんやりとあらぬ方を眺めて怪しげな笑みを浮かべているのは私です。

先般他界されたCar Graphicの小林彰太郎氏の最後の車もアバルト(695エディツィオーネ マセラティ)だったとか。
ご冥福をお祈りします。

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