2020/04/27

looking up



looking up
iPhone 11 pro


ある事情で夜だけネコを預かることになった
獣医さんの話では腎不全の末期でいつ死んでもおかしくないという
うちに来た当座は水も餌も摂らなかったが
熱心に世話をした甲斐?あってだんだん元気になり
今では家中を我が物顔で徘徊している
生意気な顔をしているが性格はいたって人懐こい
野良だがこの人懐こさはもと家猫かもしれない

とにかく見ていて飽きない
行動原理がわれわれとはまったく異なる
その予測不能性にこころをくすぐられる
観察欲がきわめて旺盛である
見つめる
いろんな角度から対象を観察する
前足で突っつきまわす
偵察する
見回りに出かける
高いところに登って監視する
可愛がりたいというこちらの欲望に寛容な態度を見せる
要望があると甘えた声でおねだりするが
じゃあと与えるとそんなもの欲しがった覚えありませんと言う

基本的に知らん顔だが
首周りをなぜると満福の顔でぐるるると悦ぶ
お前なんか知らないよという態度でいると
なんの前触れもなくすり寄ってくる
香箱座りしている後ろ姿をみているだけで
僕の中の何かが充たされていく

これまで飼ったことはなかったが
ネコのいる生活とはいいものだ

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2020/04/25

abarth on the road

Abarth on a rural path
Sigma DP2 Merrill

ABARTH 595 competizioneに乗り始めて今年で丸6年になる。
イタリア車はもっと故障すると思っていたがメジャーなトラブルは皆無だ。
マイナーなトラブルとしてはアンダーパネル?が外れかかったことがあったのとウィンドウウォッシャー液のポンプチューブが破損して交換したこと。それから運転席側のウィンドウが走行中かたかた音がするので調べてもらったらドアパネル内のガラス支持プラスチックとドアパネルを留めているボルトの緩んでいたので締め直してもらったことくらい。

ウィンドウウォッシャー液について最近ようやく知ったことが2つある。
ボンネットを開けるとウォッシャー液を補充するタンクキャップが左右にある。僕はそれぞれフロントとリア用だと思ってたが向かって右の助手席側はヘッドライトウォッシャー用で左がフロントとリア用だった。

もう一つ最近知ったこと。
ウォッシャー液を補充しようとすると少し入れただけで小口にあふれてくる。しばらく見ていると、コポッ、コポッと音がして水位が下がっていく。で、また継ぎ足す。満タンなのかと思うとすぐにウォッシャー液が空になる。多分こんなことはみんな知ってるんだと思うけどタンクの蓋を開けて小口にはまっているフィルターの筒を引っ張り出せばザブザブ補充できるのだ。もちろんフィルターを経ずに補充すればゴミも一緒に入って噴出口のノズルが詰まる原因になるとは思うけど、フィルターといっても割と目の荒いメッシュだからそこまで神経質にならなくてもいいんじゃないか。

アバルトを乗り続けるかどうかについて実は最近悩んでいる。
レコードモンツァの排気音は大好きなのにメニエール病のために低音がすごく耳に響いてツラい。それから経年変化で立て付けが緩んできたのかダンパーがヘタってきたせいかわからないが悪路での振動と騒音が半端ではない。「田舎のバスはオンボロぐるま~ガタゴト道をガタゴト走る~」という歌を思い出す。こりゃ昔の軽トラか!と叫ぶ。もうゲラゲラ笑ってしまうほどなのだ。いや、こういったライブでビビッドな体感が好きだからこそ買った車なのだ。そうではあるけれど寄る年波には勝てない。

アバルトのブッシュはフロントサスペンションにしかない。ブッシュ交換したけど変わらず。
いろいろ調べているうちにみんカラでこんな記載を見つけた。
「アバルトを含むNew FIAT500系の脚周りは前後重量バランスからショック本体が細くシリンダー容量が少ないのと、ボディリア周辺デザインと荷室の容量確保の関係でかなり斜めなレイアウトで装着されていて、ショック本来の持つ動きを100%とするならば80~70%程度に制限されてしまい、衝撃吸収性能の点ではノーマルでも決して良い状態ではなく、柔らかいスプリングと組み合わせる事で誤魔化しているものの、そのレイアウトと容量の関係からギャップを通過したりするとヒョコヒョコとした感触が伝わってきます」

なるほど!ショックが斜めに配置されていれば当然衝撃吸収には不都合だしショック本体が細くシリンダー容量が少なかったのか。で、これを解決するためにアラゴスタのプロショップでもあるトゥルッコがサブタンク付きのサスを開発したと。
うーん、すばらしい!これだ、私が欲しているサスペンションは!と気分は嫌がおうにも盛り上がったがトゥルッコは埼玉だしこちらは関西だ。どうしたもんかとメールで相談したら以下のような返事をいただいた。

「お問い合わせ/ご注文 有難うございます。さっそくですが、以下お知らせいたします。
Aragosta TRUCCO specialサスペンションキットですが装着に際してはアライメント設定/調整/車高他のセットアップが必要となるため車両お預かりでの作業となります(一日での作業は不可/当社名古屋店も同様です)。製品は各FIAT/ABARTHディーラーさんでも装着頂けます。一度、近隣のディーラーにもご確認ください」とのこと。
さらに「Truccoさんでお願いするとすれば何泊必要でしょうか?」とお尋ねすると「事前のスケジュールご予約にて、平日で最低3日は必要となります」とのことだった。

アバルトのディーラーでも装着可能というのは助かる。
でもなぁ。税抜38万円+工賃。アバルトに乗り続けるならもうそろそろタイミングベルトも交換しないといけないし(20万円くらい?)。この際だからデッドニングもとなるとトータルで70万円前後になってしまう。いっそコンフォートな車に買い替えたらどうかという日和った考えも頭をもたげてくるけれど、アバルトに乗って走り出すと「やっぱり俺はこの車が好きだ」と思ってしまうのだ。






2020/04/23

artwork 48

 

artwork 48
Olympus OM-D E-M1 COSINA NOKTON 25mm F0.95















2020/04/19

artwork 46


artwork 46
Olympus OM-D E-M1 COSINA NOKTON 25mm F0.95














2020/04/17

菊桃


菊桃
Olympus OM-D E-M1 COSINA NOKTON 25mm F0.95














2020/04/13

artwork 45


artwork 45
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95














2020/04/11

Lamyのアマゾナイトと2020年限定色トルマリン


Lamy Amazonite & Tourmaline


 Lamyは毎年筆記具の限定色を出しています。
今年は万年筆のアルスターと一緒に限定色のインク「トルマリン」が発売されました。
このトルマリンと同社のアマゾナイトはちょっと色が似ていて、でもネットでは両者を比較した記事が見当たりません。

どちらを買うか悩んで結局両方を買ってしまった僕のようなひとのためにポル語練習ノートをカメラで撮ってアップしようとしたのですが、普通に撮ってアップしただけでは色の違いがほとんど見分けが付きません。実物では色の違いが明らかなのに。

それでノートをスキャナーでjpeg取り込みしたあと時間をかけてSilkyPixとPhotoshopで色を調整し、その結果ようやく肉眼で見た色の感じを再現することが出来ました。上がアマゾナイト。下がトルマリンです。

アマゾナイトはブルーっぽいターコイズ。
トルマリンはグリーンっぽいターコイズ。
アマゾナイトは滲みが少ないがトルマリンはやや滲む傾向。
アマゾナイトは濃淡が出やすいがトルマリンはやや濃淡が出にくい傾向です。

ちなみに僕はパイロットの色彩雫「紺碧」と「朝顔」を持っているのですがいずれも濃淡がほとんど出ません。
どちらもきれいな色ですが濃淡フェチの僕としては・・・。

以上インク沼の住人以外にはなんのこっちゃな限定情報でした。












2020/04/10

scent of spring


scent of spring
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95














2020/04/08

in the rain

 

in the rain
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95















2020/04/07

some other time

 

some other time
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95















2020/04/06

artwork 44


L1003953Akoke4d5A4
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95














2020/04/05

artwork 43

 

L1003950D3桜3
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95















2020/04/04

インスタのClarendonフィルターをPhotoshopで作る方法(追記あり)

 

 

 

インスタグラムには23個のフィルターがあり、Normalのすぐ右のフィルターがClarendonです。
先日撮った枝垂れ桜の写真にこのフィルターをかけたらdreamyないい感じになったのでiPhoneを機内モードにして画像をカメラロールに保存。それをiCloud経由でダウンロードしてアップしたのが上の写真。このフィルターをPhotoshopで作れたらインスタを介さずに写真をClarendon化できて便利だと思って見つけたのが以下の動画です。

 

 

 で、例によって内容を訳して簡略化してみました。
1.Photoshopの右のパネルの最下部のアイコンの右から4つ目「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックし「自然な彩度」を選び、属性タブの彩度を25に
2.レイヤーパネルに戻って「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックしてレベル補正を選択
3.すると黒い山と灰色の山と白い山があるので、黒い山を右にスライドして50に、白い山を左にスライドして240に、真ん中の灰色の山を右にスライドして1.75にする(枠内に数字をタイプするほうが簡単)
4.レイヤーパネルの「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックしてカラーバランスを選択
5.階調をシャドウにし上から順番に、-41, -10, +5を入力
6.階調を中間調にし上から順番に、+36, +5, -10を入力
7.階調をハイライトにし上から順番に、-30, +4, +10を入力
8.再び「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックしてトーンカーブを選択
9.RGBをレッドにしてハイライト部を心持ち下に下げる
10.メニューバーのレイヤー→「画像を統合」
以上です。

それで元画像を上記の手順通りやってみたら



 上が元画像、下がPhotoshopによる擬似Clarendon
で、ご覧のように疑似Clarendonはハイライト部の輝度がだいぶ高く仕上がってしまいました。

そこで上記の手順の7.を上から順番に、-10, +3, +10
にして、さらに9.RGBをレッドにして・・・をRGBのまま全体をすこしずつ持ち上げて仕上げたのが以下の画像です。

 

 トップの画像にだいぶ近づきました。ちょっと彩度が高めかな。まぁこれでよしとしましょう。
以上Photoshopによる擬似Clarendon化講座でした。

 

追記(2021/9/1):
この記事を書いたのは今から1年半ほど前でまだPhotoshopの調整レイヤーの意味をよく理解していませんでした。今ならこの動画で何が行われているかの理解がもう少し進んだと思うので追記したいと思います。

トリミングの話が終わって2:24から本篇

  1. まず彩度を調整します(あとから調整すると効果が強く出すぎるので)。レイヤーパネルの下端の半月アイコン(塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成)→「自然な彩度」を選択→属性タブの「彩度」を右にスライドさせる(動画では25に設定している(彩度が強すぎると感じるかもしれませんが他のファクターをあとで調整するとちょうどよくなりますと))
  2. 彩度の調整が終わったら次にコントラストを調整しましょう。半月アイコン→「レベル補正」を選択します。コントラストの調整として「レベル補正」を用いるのは暗部と明部の調整をより適正に行えるからです。暗部をより暗くするために入力レベルのヒストグラムに示された左端の黒三角を右に寄せ、同じく明部をより明るくするために右端の白三角を左に寄せます。これによって中間光領域が暗くなりすぎたので灰色三角を左に寄せます。
  3. さて次がクラレンドンフィルターに似せるうえで最もキモともいえる行程です。というのも、画像全体を青っぽいクールな色調にしつつ、中間光領域の皮膚を自然な色調にキープしなければならないからです。そのために用いるのは「カラーバランス」です。
  4. 半月アイコン→「カラーバランス」を選択。デフォルトでは中間調が選択されていますが私達はまず暗部を調整することにします。というのは色調整の最も基本になるのが暗部だからです。そこで階調→シャドウに変更。最も強調するのはシアン、やや強調するのはマゼンタ、少しだけ強調するのはブルー。次に階調→中間調を選択し、皮膚を自然な色調に戻すために赤をやや強くし、わずかに緑を強くし、少し黄色を強くします。次に階調→ハイライトを選択し、シャドウの時のようにシアンを強くし、わずかに緑を強くし、少しブルーを強くします。
  5. さてこれでかなりクラレンドンフィルターに近づきました。次に空の白い領域(画面では最下端)にシアンを乗せたいと思います。ハイライト部にクールなシートをかぶせるような感じです。
  6. 半月アイコン→「トーンカーブ」を選択。RGBをレッドにします。レッドを選んだのはその反対色がシアンだからで、赤を弱くすることでシアンが強くなるのです。私達は全体ではなく空のハイライトの部分だけをシアンにしたいのでいくつかポイントを設置しカーブが動かないようにしておいて、空の色調を見ながら右上最上部を下げていきます。ハイライト部分に赤が残らないように左隣のポイントも少し下げておきます。


以上で終了です。去年の記載では数字をそのまま当てはめるだけだったので上手くいかないケースも多かったと思いますが、上述のような意味がわかれば自分で調整が可能かと思います。

 

 

 

 

2020/04/03

artwork 42


cherry
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95


右手前の枝が写真より前にあるように見えません?










2020/04/02

cherry

 

cherry
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95















2020/04/01

Photoshopによる色かぶり除去

まず初めにお断りしておきますが私はPhotoshopの操作法については素人ですので鋭いツッコミや難しい質問はなしでお願いします。
さて、下は昨日アップした写真です。

artwork 41
Sigma DP1 Merrill

SigmaのDP Merrillシリーズは現像すると少し緑っぽくなりますが、上の写真はその傾向をむしろわざと強くしています。
しかし意図的でなくこんなふうに緑っぽくなってしまったらどのように修正したら良いでしょう。
いろんな方法があると思いますが、今日たまたまネットを見ていたら参考になる動画を見つけたのでご紹介したいと思います。




ていねいなチュートリアルなので英語がわからなくても何をやっているかわかると思いますが、日本語の要約を下に示します。
1.Photoshopの右のパネルの最下部のアイコンの右から4つ目「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックし「ベタ塗り・・・」を選ぶ
2.カラーピッカーパネルが現れるので何もいじらずOKをクリック
3.右パネルのレイヤーパネルの「ベタ塗り1」の目玉マークをクリックして非表示にする
4.本来白だが緑っぽくなっている場所を拡大
5.「ベタ塗り1」の左のマークをダブルクリック
6.スポイトツールを選択後、オプションバーのサンプル範囲を「3ピクセル四方の平均」もしくは「5ピクセル四方の平均」を選択、またその右のサンプル:は「現在のレイヤー以下」を選択
7.スポイトツールで画面の緑っぽいところをクリック
8.カラーピッカーパネルのOKをクリック
9.「ベタ塗り1」の左端をクリックして表示にする
10.右パネルのレイヤータブの「通常」を「除算」にし、メニューバーのレイヤー→「画像を統合」

以上で完成ですが緑っぽかったところのディテールが失われてしまったのが気になるなら
11.「ベタ塗り1」の左のマークをダブルクリック
12.カラーピッカーのBをクリックしスライダーを上にスライドすれば画面全体が暗くなってディテールが現れる

動画の後半では除算がどのような意味を持っているのかをわかりやすく説明していますがあまり興味がないので省略。
以上のやり方でトップの写真の色かぶりを補正したのが下の写真です。




この方法は緑っぽくなっている場合だけでなく赤っぽくなっている場合や青っぽくなっている場合などのいわゆる一般的な「色かぶり」問題の解決に有効ですが、画面の中に「ちゃんと白であってほしい領域」がないと使えないという制限があります。
まぁこんな方法もあるという知識を共有していただければと思いアップさせていただきました。




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