2021/09/30

#242


#242
Fuji GFX50S GF63mm F2.8











昨日上の写真を撮っていてV4-Unitのハンドルの主軸が抜けかけているのに気がついた。そのまま撮影を続けたが、今朝その抜けた主軸を本体に挿入しようとしたが入らない。ラックアンドピニオンの歯車が噛み合わないだけだと思ってあれこれやってみたがダメだ。どうして入らないのか理由がわからなくて気持ちが悪い。でもそもそも使わないからハンドルを外したのであって主軸が抜けても今まで通り使えるからそのまま使うことにした。それからこれまではずっとメカシャッターだったが長時間露光でブレないために電子先幕シャッターを初めて使ってみた。良い感じ。

先日購入したGF23mmF4(唯一新品購入(笑))が店舗からようやく到着。さっそく箱のバーコードを切り抜いて保証書とお買い上げ票のコピーを台紙に貼って郵送。あー、永かった。。







2021/09/28

#240


#240
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/09/27

#239


#239
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/09/26

#238


#238
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/09/25

GF63mmF2.8


#237
Fuji GFX50S GF63mm F2.8










GF63mmは使うたびにいよいよその素晴らしさを実感する。前回、前々回のような広角的な撮影や今回のようなマクロっぽい撮影までいろんな場面に融通がきいて、かつ描写が美しく非常に精細だ。AFが遅くてネットでの評判は芳しくないようだが僕はスナップは撮らないし、手ブレ補正がないのは少し残念だが上の写真は手持ちss1/60で問題はない。僕にとってしっかり期待に答えてくれる手放せないレンズだ。








2021/09/24

#236


#236
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/09/23

ウェーダーを購入


#235
Fuji GFX50S GF63mm F2.8

















川に入るときはこれまでずっと日本野鳥の会長靴を愛用してきたが丈が膝下までしかないので深みに入るのがためらわれた。もっとあの、魚屋さんや漁師さんが履いているような丈の長い長靴はないものかと探しているうちにウェーダーというものがあることを知った。で、このウェーダーというのは釣り愛好家御用達の物品だったのだ。
なるほど!川に入ってゴソゴソするのは写真愛好家より釣り愛好家のほうが圧倒的に人口が多いわけで、うーん、そうか。今後は川でゴソゴソするときの関連物品を探すときは釣具店へ行けばいいのだ。
そこでさっそく近場の釣具店へ行ってみた。僕は釣りをしないので釣具店というものに初めて入ったが、驚いたのは平日昼間なのに店舗内は結構な人がいて中高年の男性が各釣具に喰らいつき店内はアツい熱気に包まれていたことだ。うーん、そうか、ヨドバシのカメラコーナーもなかなかアツいが釣具店はもっとアツい。
そこで僕も負けずにズラリと展示されているウェーダーに片っ端から喰らいつき、そのなかでシマノとダイワのウェーダーを各2着ずつ選んで太った中年の女店員さんに試着をお願いした。女店員さんは僕の希望を聞いてお勧めの商品を選ぼうとしたので、いやもう僕はこの4着をまず試着してみたいのですと述べると気分を害したのか「あ、そうですか」と言うなりプイッと向こうへ行ってしまった。いやいやいや、普通は「かしこまりました。試着室はこちらです。ウェーダーは重いので私もいっしょにお持ちしましょう」とかなんとか言ってくれると思っていたのでちょっと驚いた。仕方がないので自分で試着室を探して試着してみた。とても狭い試着室だったので汗をカキカキ4着全部を試着した結果わかったのはサイズのこと。シマノはちょっと小さくてLLがちょうどだったがダイワはLがちょうどだった(足のサイズの話)。ダイワはフェルトピン付きがあったので腰までのサイズがあれば買おうと今度は男性の店員に聞いたら親切に調べてくれて、ダイワは腰までのは作っていないようですねと。
そこで一旦帰宅して色々探した結果Rivalleyのウエストハイウェーダーというのをネット注文した。Lが無かったのでLLを注文したが、届いて履いてみたらやっぱり大きい。このサイズ感はダイワと同じ感じ。上の写真を撮るために川まで歩いたら歩きにくくて、スネの外側が擦りむけた。今度履くときは付属のインソールを入れて膝までのスキー靴下を履いてみようと思う。
それにしても今まで入れなかった深めの川もザブザブ入れて、中腰を沈めながら水面ギリギリ写真を撮れることに感激した。



とくにこのフェルトピンの靴底が素晴らしい。これまで何度も苔蒸した岩で滑って危険な目にあったがフェルトピンはまったく滑らない。かつ、以前は長靴にスパイクを嵌めていてスパイクがずれて難儀したが、これはフェルトがブーツにピッタリ固着しているのでずれる心配がない。
ただ困ったのはウェーダーにポケットがないこと。撮影に付属する物品だけでなくiPhoneや鍵などの小物をどのように携帯するのか悩んでいる。今度また釣具店へ行ってフィッシングベストを物色してみようかと思っている。








2021/09/17

#234


#234
Fuji GFX50S GF63mm F2.8


















渓流に降りる急坂の土手で初秋の落ち葉散る渓流を俯瞰で撮ろうと思った。
斜面に立てたGITZOのV4-Unitのアームを伸ばしただけでは手前の灌木が渓流に被さってしまうので、V4-Unitとギア雲台の間に延長ポールを噛ませようとしたが、ギア雲台をV4-Unitから外すとアロンアルファで固着させていた変換ネジが雲台側に付着。このままでは延長ポールを装着できないのでリュックからレンチを取り出し、変換ネジを外してV4-Unitに装着。急坂で三脚の周りを移動するたびに日本野鳥の会長靴に装着していたKahtoola KTS Steel Cramponsというスパイクが何度も外れ、苦労しながらはめ直す。予定通り延長ポールを間に噛ませたがこのままカメラを先端に乗せたら三脚が倒れてしまうので、以前苦労して取り付けたV4-Unitのエンドフックに重しをぶら下げることにした。かねてより準備していた買い物ビニール袋をリュックから出して手頃な石を探したが、いざとなると見つからない。探すと見つからないのが手頃な石なのだ。今日はさっきマムシと出会ったばかりだし、こんな急坂でマムシにでも噛まれたら急坂を転がり落ちてお陀仏だ。そこで用心しながら枯れ枝で岩の土手をポンポン叩いて蛇を脅しながら石を探し、ようやく見つけて袋に入れてエンドフックに引っ掛けた。それからギア雲台にカメラを装着。構図を決めてからH&YのCPLフィルターをレンズに装着しCPLを回して偏光の度合いを決め、CamRanger2の電源を入れてカメラに装着し撮影を開始。iPhoneで拡大画像を確認するとブレている。足場の悪い急坂でアームを水平に伸ばして撮ってるんだからブレるわなァと思いつつ、撮影までの時間をおいたりシャッター速度を変えたりいろいろやってみたがやっぱりブレる。仕方がない。手前の灌木が少し画角に入ってもやむを得ないと思い延長ポールを外して、かつ伸ばしていたV4-Unitを少し縮めて再び撮影。右上から画面の中央に向かって伸びている枝と渓流の斜面とは距離があるし、右下の灌木と渓流とも距離があるのでパンフォーカスにするためF32まで絞る。さらにISOや絞りやシャッター速度を変えつつ、構図も少し変えたりして三十数枚撮影したところで風が出てきて右下の灌木の葉が揺れだしたので撮影終了。あー、疲れた。だが出来上がった写真を見ながら思うのは労力と成果は必ずしも比例しないということ。
しかしこういった現場でのドタバタ苦労が全く無駄かというとそうではない。反省が機材の改良に繋がり機材の取り扱いの改善につながる。失敗や苦労を重ねていくことが成長につながるのだと思う。それと最近よく思うのは、あるAということをするのにさきにBをしたほうがいいかもとか、本来Cはしてはいけないんだがとか、こういった「フト」系の気付きを無視すると必ず痛い目にあうということ。現場では起きてほしくないことは必ず起きるし起きて欲しいことはまず起きない。そういう意味ではマーフィーの法則は常に正しくて、順序を意識することや面倒なことこそ大事という知恵を僕は写真から学んでいる気がする。









2021/09/16

#233


#233
Fuji GFX50S GF63mm F2.8














上の写真を撮ったあと左の土手を上がろうとして水辺にふと目をやるとまだ若いマムシが横目でこちらを睨んでいた。








2021/09/15

#232


#232
Fuji GFX50S GF63mm F2.8













2021/09/12

#231


#231
Fuji GFX50S GF120mm F4













2021/09/11

#230


#230
Fuji GFX50S GF120mm F4 MCEX-45G













2021/09/10

フォーカスBKT


#229
Fuji GFX50S GF120mm F4







峠に向かう山の小道を少し登ったところにキノコの群生地がある。今日は久しぶりにマクロで写真を撮ろうと思ってGFXにGF120mmを付けて出掛けた。山の小道は雨のあと小さな急流になっている。長靴を履いてザブザブ進んだが件の群生地にキノコは生えていなかった。うーん、残念。今年も不作か。実はおととしからここでキノコはほとんど見かけなくなってしまったのだ。
じゃあ代わりに苔でも撮るかとGF120mmに45mmのエクステンションチューブを装着しGFXをLeofoto Ranger LS-223Cという小型三脚に乗せて数枚撮影。もう少し何かないかなと小道から離れて少し林の奥に進むと落ち葉の中に小さな緑色のスポットが目についた。それは自然が作り出した苔玉だった。周囲の落ち葉ごと撮るためにエクステンションチューブを外し、試しに一枚撮ってみたら手前の苔だけにピントが合って苔玉の頂部から毛のように生えている蒴柄にピントが合わない。こりゃfocus stackingだなとCamRanger2をGFXに接続し、手前の苔を近位端にセット。続いて遠位端をセットするために奥に向かって徐々にフォーカスをずらしていくのだが途中まで進むと急にピントが飛んでしまう。何度か試みてようやく遠位端をセットして13枚撮影。ちなみにオプションで設定できるAdjustment Factorというのはコマあたりのレンズの繰り出し量の指標で、近位端と遠位端がセットされていればこのFactorの数が大きいほど撮影枚数は少なくなる。帰宅後Photoshopで合成したのが上の写真。なぜ途中でピントが飛ぶのか理由は不明だが試行錯誤の末カメラ側をマニュアルフォーカスにして近位端と遠位端をセットしたら上手くいくようだ(※)。



CamRangerを使わなくてもGFX自体でフォーカスBKT(ブラケット)が可能。

ドライブモードでフォーカスBKTを選択し、撮影メニュー撮影設定フォーカスBKT設定→AUTOもしくはマニュアルを選択

AUTOでは近位端と遠位端の設定はできるが撮影枚数は指定できない。

マニュアルで設定できるのは近位端とステップ幅のみ。

マニュアルで撮るなら撮影枚数を数百枚にしてモニター画面で希望の遠位端まで来たら撮影をストップする。

一コマごとの距離はステップ数で設定できるがステップは距離ではなくレンズの繰り出し量なので同じステップ数でも撮影対象が近いか遠いかで一コマごとの距離は変化する。

GF120mmの最短撮影距離でステップ1010枚撮影したらコマ間隔は0.3mmだった。

1メートル離れた対象をステップ10で撮影したらコマ間隔は約1cmだった。

つまり同一ステップにおけるコマ間隔距離は対象から離れる距離に比例している。

ステップ数を小さくするとコマ間隔は更に短くなる。


最短撮影距離で対象の幅が1cmならステップ10で約30ショットと覚えておけばよいかもしれない。



※→その後CamRanger2のFocus BKTを何度か使ったがうまく作動するときとハングするときがある。どんな条件でハングするか設定を色々変えて調べてみたが同一設定でもハングしたりしなかったりする。メインの目的がFocus BKTならCamRanger2はお勧めできないというのが今のところの結論。










2021/09/09

2021/09/07

SIGMA Photo ProのX3 Fill Lightはなにをしているか

 Sigmaの現像ソフトSIGMA Photo Pro(以下SPP)にはX3 Fill Lightという他の現像ソフトにはないちょっと変わった操作用パラメーターがある。スライダーを右に移動すると暗部が立ち上がってHDRっぽくなり、左に移動すると明暗の分離が強くなり中間域はボケて横山大観の朦朧体風になるという非常に面白いパラメーターだ。写真を始めて間もない頃は何でもない写真がこのパラメーターで一挙にアートっぽくなるのが楽しくて、それがまたSigmaのカメラにはまる大きなきっかけになった。
10年以上前から気になっていたが最近ふたたび初代DP1で写真を撮るようになって今更ながらこのX3 Fill Lightというパラメーターが一体何をやっているのかが知りたくなった。
例を挙げながら考察してみよう。


Sigma dp0 Quattro
今年3月に渓流で撮った写真。ISO100 F8 ss0.2。SPPの現像パラメーターは全てデフォルト


Fill Light +1.0


Fill Light +2.0

Fill Lightを+側に寄せるほど明るい部分はより暗くなり、暗い部分はより明るくなる
今度はマイナス側に振ってみよう



Fill Light 0.0



Fill Light -1.0



Fill Light -2.0

Fill Lightをマイナスに寄せると明るい部分はより明るく暗い部分はより暗くなり中間の帯域が狭くなる


次に波の描写がどのように変化するかを100%クロップで確認

Fill Light 0.0


Fill Light +1.0


Fill Light +2.0

Fill Lightを+に寄せると明暗差が失われていくが細かな水流のディテールはむしろ明瞭化している




Fill Light 0.0



Fill Light -1.0


Fill Light -2.0

Fill Lightをマイナスに寄せると明暗差が強くなるにもかかわらず輪郭はむしろ不明瞭化している
さらに画像を200%に拡大して明暗の移行部を観察すると↓



Fill Light 0.0




Fill Light -2.0

やや暗い領域がバターナイフで塗りつぶしたようになっている。普通コントラストを強くすると暗部と明部の境界の明暗差が強くなって硬い画像になるが、Fill Lightを下げてコントラストを強くしても硬くならず、むしろソフトになるのは塗りつぶされた暗部の階調がきれいにグラデーションになっているから?

SPPの操作パネルの下の方にトーンカーブを操作できる場所があり画像のヒストグラムを確認できる(初代DP1は非対応)





各Fill Lightのヒストグラムを抜き出して並べる
左からFill Light 0.0, +0.5, +1.0, +1.5, +2.0

ヒストグラムの縦軸はピクセル数、横軸は明るさを表している。上図のヒストグラムの下端に三角形が3つあり、それによって明るさは大まかに4段階に分けられる。今仮にこの4つの明るさを左から順番にA, B, C, Dと名付ける。
曲線内部の面積はその領域のピクセル総数に相当する。Fill Light 0.0ではAの輝度の領域のピクセル数が最も多く、Dの領域のピクセル数が最も少ない。これはこの写真がかなり暗い写真であることを意味している。
さて、Fill Lightを+0.5→+1.0→+1.0→+2.0と増やしていくとどうなるだろう。上図を見ての通り、Aの領域のピクセル数は徐々に減少し、やがてA領域は最小、C領域が最大になる。
暗い領域のピクセルが減って、明るい領域のピクセルが増えたわけだ。このとき暗かったピクセルはどこへ行ったのだろう。
画像の中の一点が私だったとする。私は画像の中で右から3.2cm、下から4.5cmの場所にいるとしよう。[R3.2-D4.5]。それが私の存在する番地名だ。そして私の明るさは2とする。
仮に最初50個あったA領域の明るさ2のピクセルがFill Lightが0.0から+2.0になったとき10個に減ったとすると明るさ2のピクセルのうち40個がどこかへ消えてしまったことになる。
どこへったって、ピクセルが消えるわけはないから、そのピクセルの明るさが変化したということだろう。
ということは、(僕はこれを書きながら考えている)、Fill Lightのシフトに伴う上図のヒストグラムの形態変化は、ゾウを飲み込んだウワバミ(星の王子さま)の中でゾウがうごめいているように内部でピクセルがゾロゾロと横方向に移動したということだ。
それは個々のピクセルの立場で言えば暗い仮面をかぶっていたピクセルが暗い仮面を捨てて明るい仮面を被り直すことを意味している。
この記事の一番上の写真の一番明るい白波が上から3番めの写真ではグレーに変化しているが、これは上図の左端のヒストグラムの山の右端の、少しだけ上にコブのように飛び出している部分に相当するのだが、右端のヒストグラムではこのコブがなくなっている。このコブの部分にいたピクセルが明るい仮面を暗い仮面に変えたわけだ。
Fill Lightというパラメーターを設計した人がFill Light数を増加させたときにヒストグラムをどのように変形させようと考えたか。ヒストグラムの両端にアンカーを打ち込んで移動できなくした上で全体のボリュームを中央よりも右に寄せ、かつ山の起伏をなだらかにすること。Fill Lightを増量するにつれて明暗の差が失われていくにもかかわらず輪郭はむしろ明瞭化しているのは、階調の幅は変えずに各明度に分布するピクセル数を均等化することで明部から暗部まで生きさせているからか。普通コントラストを下げるというのは明度の分布幅を狭くすることだが、Fill Lightでは明度の分布幅はそのままにピクセル高の不均等を均等化させてHDR的な効果を得ているのかもしれない。



左からFill Light 0.0, -0.5, -1.0, -1.5, -2.0

今度はFill Lightをマイナスに振った場合。ヒストグラムの変化から読み取れるのはプラスに振った場合とは逆に分布を左右に寄せて、かつ両端にギュ~っと強く押したために行き場のなくなったピクセルたちが上に伸びて丈がすごく高くなっていること。低輝度の山が左に押しひしがれ、右側の高輝度のさっきの小山は右端の縦軸にへばりついてペッタンコになっている。押す力は左への圧迫の力のほうが強そうだ。これはFill Lightをプラスに振った場合とは逆だ。
Fill Lightの設計者がFill Lightを下げたときにヒストグラムをどのように変形させようと考えたか。ヒストグラムの両端にアンカーを打ち込んで移動できなくした上でA, B, C領域を左へ、D領域を右へ強く押しやり、D領域の右端を残してB, C, Dにはほとんどピクセルが存在しない状態にする。さらにA領域の勾配をリニアにすることで暗部から最暗部への階調がきれいにグラデーションになって、(結果的に?)横山大観風朦朧体が生まれたのではないかと。











2021/09/06

2021/09/05

2021/09/04

#224


#224
Sigma DP1








昨日撮った写真は三脚を立てて、かつ10秒タイマーで撮ったのに8割方ブレていた。ショックだった。それで今日はLeofotoをGITZOに変えて撮ったらブレなかった。GITZOはやはり大したもんだ。重くても頑張って使おうと思った。それから今日撮った写真でISO100とISO50を比べてみたらISO50の方が色乗りがこってりしていた。SPPでの現像も楽しい。本格的に右腕として使う予感。剥がれかけていた液晶保護フィルムを新しく注文した。








2021/09/03

初代DP1


#223
Sigma DP1









GFX用のレンズを買い揃えるために思い切っていろんな機材を売却した。SigmaではDP1M, DP2M, DP3M, dp0QなどのDP関連をすべて売却し、やれやれこれでようやく宿痾ともおさらばか、それぞれに思いも深いが売却にあたっては哀惜とせいせいが相半ば、いやせいせいが7割というところ。で、カメラ関連ガラクタ箱を整理していたら初代DP1が出てきた。このカメラは特別で、言わば心の戦友のようなものなので、まぁ売れるはずもないが売るつもりもない。
それで久しぶりにバッテリーを充電して身軽な写真散歩に出掛けた。テーマは2つある。1つ目はこの初代DP1がGFX用に欲しいと思っていた換算28mm相当のレンズの代用になるかどうか。2つ目は、これも1つ目とテーマは被るが「使いものになるかどうか」。初期のDPシリーズは写りが緑っぽかった。それが今の僕のPhotoshop技能でカバーできるかどうか。
で、結構イケるというのが今日の結論。あいかわらずFoveonは色が深い。





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