2021/09/23

ウェーダーを購入


#235
Fuji GFX50S GF63mm F2.8

















川に入るときはこれまでずっと日本野鳥の会長靴を愛用してきたが丈が膝下までしかないので深みに入るのがためらわれた。もっとあの、魚屋さんや漁師さんが履いているような丈の長い長靴はないものかと探しているうちにウェーダーというものがあることを知った。で、このウェーダーというのは釣り愛好家御用達の物品だったのだ。
なるほど!川に入ってゴソゴソするのは写真愛好家より釣り愛好家のほうが圧倒的に人口が多いわけで、うーん、そうか。今後は川でゴソゴソするときの関連物品を探すときは釣具店へ行けばいいのだ。
そこでさっそく近場の釣具店へ行ってみた。僕は釣りをしないので釣具店というものに初めて入ったが、驚いたのは平日昼間なのに店舗内は結構な人がいて中高年の男性が各釣具に喰らいつき店内はアツい熱気に包まれていたことだ。うーん、そうか、ヨドバシのカメラコーナーもなかなかアツいが釣具店はもっとアツい。
そこで僕も負けずにズラリと展示されているウェーダーに片っ端から喰らいつき、そのなかでシマノとダイワのウェーダーを各2着ずつ選んで太った中年の女店員さんに試着をお願いした。女店員さんは僕の希望を聞いてお勧めの商品を選ぼうとしたので、いやもう僕はこの4着をまず試着してみたいのですと述べると気分を害したのか「あ、そうですか」と言うなりプイッと向こうへ行ってしまった。いやいやいや、普通は「かしこまりました。試着室はこちらです。ウェーダーは重いので私もいっしょにお持ちしましょう」とかなんとか言ってくれると思っていたのでちょっと驚いた。仕方がないので自分で試着室を探して試着してみた。とても狭い試着室だったので汗をカキカキ4着全部を試着した結果わかったのはサイズのこと。シマノはちょっと小さくてLLがちょうどだったがダイワはLがちょうどだった(足のサイズの話)。ダイワはフェルトピン付きがあったので腰までのサイズがあれば買おうと今度は男性の店員に聞いたら親切に調べてくれて、ダイワは腰までのは作っていないようですねと。
そこで一旦帰宅して色々探した結果Rivalleyのウエストハイウェーダーというのをネット注文した。Lが無かったのでLLを注文したが、届いて履いてみたらやっぱり大きい。このサイズ感はダイワと同じ感じ。上の写真を撮るために川まで歩いたら歩きにくくて、スネの外側が擦りむけた。今度履くときは付属のインソールを入れて膝までのスキー靴下を履いてみようと思う。
それにしても今まで入れなかった深めの川もザブザブ入れて、中腰を沈めながら水面ギリギリ写真を撮れることに感激した。



とくにこのフェルトピンの靴底が素晴らしい。これまで何度も苔蒸した岩で滑って危険な目にあったがフェルトピンはまったく滑らない。かつ、以前は長靴にスパイクを嵌めていてスパイクがずれて難儀したが、これはフェルトがブーツにピッタリ固着しているのでずれる心配がない。
ただ困ったのはウェーダーにポケットがないこと。撮影に付属する物品だけでなくiPhoneや鍵などの小物をどのように携帯するのか悩んでいる。今度また釣具店へ行ってフィッシングベストを物色してみようかと思っている。








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