2024/02/08

GFX100iiに気もそぞろ

 GFX100iiに心揺れる今日この頃。発売から半年近くなるのに日本ではずっと購入できなかった。米国B&Hでは在庫が潤沢にあるというのに。でも最近になって米国での100ii需要が飽和してきたせいか、あるいは円安が少し落ち着いてきて海外販売による利鞘が減少してきたせいか、あるいは富士フイルムとしてもいつまでも日本市場をなおざりに出来ないと思ったためかどうか知らないが、ようやく日本のネット販売でも在庫がちらほら。ちなみになおざりとおざなりはどう違うのだろうと調べてみたらなおざりは適当に済ますこと、放っておくこと、おざなりはぞんざいに扱うこと。いいかげんに扱うこと。ま、似たような意味か。




僕のGFX50SのメインスイッチはOFFにしていてもいつの間にかONになってしまう。いや勝手にスイッチが動くわけじゃなく何かの拍子に触れただけでONになってしまう。これは2021年に購入したときからそうだったか記憶は定かではないが、最近つとに思い及んで困ったことだと感じていた。そこで昨日スイッチのレバーとカメラ本体の隙間に薄いビニールテープを挿入したらレバー操作に適度なフリクションがうまれいい塩梅になった。
この50Sは2017年の8月に発売開始されて僕がメルカリで購入したときはすでに4年を経過。その後僕がこの機体を使ってもうそろそろ3年になる。僕が一番永く使ったカメラはNikon D800Eだ。2012年から2022年までの10年間。そう考えれば50Sはまだ3年。

50Sに関する不満点。一番大きいのはフジが純正バッテリーの販売をやめたこと。中古の純正バッテリーを追加購入してなんとか合計6個確保したがバッテリー切れと同時にカメラが文鎮化するなんてあまりに非情。ひしひしと迫り来る終末を感じながらカメラを使うというのはあまり気分のいいものではない。
2番目の不満点は手振れ補正機構がないこと。最近は三脚で風景ばかり撮っているのでその限りにおいてはこの問題は前景化しないが三脚が使えないシチュエーションで歯がみすることは、それでもたまにある。最近さらに目が悪くなったので被写体検出も助けになるだろう。僕はカメラ機材オタクではない。写真を撮る上で機材がどれほど自由度を担保してくれるかが僕がカメラに期待する最大のポイントなので、やはり手振れ補正がないというのは気持ちの上で窮屈だ。たかが素人アマチュアの年寄り趣味で何を偉そうなことを言っていると思わば思え。思ふ思ふ(笑)。
ちなみにATOKで「おもわば」とキーを打つと「面輪場」になる。 面輪場って何だ?Google日本語変換なら「おもわばおもえ」とキー入力するとちゃんと「思わば思え」に変換される。Microsoft IMEもちゃんと思わば思えに変換される。
3番目の不満点は画素数。5000万画素もあるのに何が不満か。確かに50SはD800EやD850よりもレタッチ耐性が高い。それははっきりしている。だがそれでもたまにトーンジャンプが発生する。何しろ僕はいじくり回す人なのだ。5000万画素が一億画素になり14bit RAWが16bit RAWになればもう向かうところ敵なしだろう。
さらにこれは50Sの不満ではなくて50Siiや100Sに対する不満なのだが前二者はアングルEVFが使えない。アングルEVFは僕にとっては必須なので100iiでアングルEVFが復活したことは快哉だ。

さて、では買うか?50Sを売って?だが50Sをマップカメラで売っても16万円にしかならない。差し引き結局100万円が入用になる。フォトマスター検定1級合格祝いで買うか?あるいは4点出品したJPS展で1点でも入選か入賞したらお祝いで買うか?JPS展の結果発表は3月後半だぞ?それまで待つ?

んなもん、知ったこっちゃない!100iiでもナンでも買いさらせ!という声も聞こえてくるが僕は難聴なので聞こえません。"わたしゃツンボで聞こえまへん"というのはご存じ笠置シズ子の「買物ブギ」ですな。




0 件のコメント:

コメントを投稿

twitter