2009/11/16

危険なレンズ

R0013231

今日とうとう危険なレンズが私のもとへやってきました。



R0013250

1964年頃製造だから約半世紀近く前のレンズ。
当時は製造工程でレンズに酸化トリウム(放射性物質)を混ぜることで
光学特性を飛躍的に向上させるという手荒な手法がしばしばとられていたらしい。
別名放射能レンズ(アトムレンズ)。



R0013243

レンズが黄色く変色しているのは放射能の影響。



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かなり黄色い。
40年以上を経た今でもガイガーカウンターを近づけると鳴りっぱなしになるほど。



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マクロ撮影のためのエクステンションチューブを装着。



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危険とわかっていてなぜそんなレンズを手に入れたのか。
しかもまだカメラ本体さえ買っていないのに。

ひとつは古いレンズは総じて安い。これもウン千円でした。
でも一番の理由は、このレンズによる描写の美しさです。
flickrのcontactさんがこのレンズで撮った写真達は、うっとりするほど美しい

危険で魅力的な女性とはお付き合いしたことはないけど
危険で魅力的なレンズとこのほどお近づきにになりました。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    本当の意味で危険なレンズなのですね。
    被爆しないのでしょうか?(笑)
    リンク先を拝見しました。これは惚れてしまいますよね。
    このレンズでますます素敵なお写真になりますね。
    それにしてもエクステンションチューブ装備の姿はすごいですね。
    私の写真、白洲邸での一枚でしたか。
    嬉しいコメントをありがとうございます。
    ボチボチ紅葉でもと思っているのですが、都内はまだのようです。

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  2. 被爆します(笑)。
    50cm以上離れれば自然界から受ける線量と同じになるそうですが、マクロを撮るためにファインダーに顔をくっつけて夢中になっていたら結構危ないですね。
    夢中になると我を忘れるのでおでこにガイガーカウンターを装着しておくといいかも。(^_^)。

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