View On Black
Norita 66の純正のアングルファインダーは市場にほとんど流通していません。
eBayでたまに出品されるけど値が張るので、適合する他社のアングルファインダーはないものかと探していると
この記事に遭遇。
Canon F-1用の視度補正レンズがNoritaのファインダーにハマるらしい。
ということはF-1用のアングルファインダーがあればノリタにも装着できるんじゃないか。
さらに
この方の記事を発見。F-1の丸窓ファインダーに使えるのはキャノンアングルファインダーB(製造終了)らしい。
で、さっそくネットで調べて大阪市内の中古カメラ屋さんへノリタ君を持って行った。
カメラ屋のおじさんが出してくれたファインダーを僕がノリタ君にはめようとすると
「あー、あかんあかん。そんなもん、はまるはずないがな。あれ?はまるねー」
で、購入決定。
上のがアングルファインダーBの本体で、下の金具がアングルファインダーアダプターEdというものです。
両方で¥4,200でした。
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ノリタ君です。
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ノリタ君のアイピースを外します。
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そこにアングルファインダーアダプターEdをスライドさせてちゃんとはまることを確認。
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EdにアングルファインダーBの本体をネジのように回転させれば完成。
これでハマるとわかったので、以後ははじめからEdのついたファインダーBを
スライドしてはめればワンタッチです。
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ちなみにEdを介さずにアングルファインダーBをねじ込むことも可能でした。
Edを介して装着するとちょっとぐらぐらするけど、このように直接ねじ込むと安定します。

taken with Sigma DP1
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完成です。
本当はハッセルみたいに上から覗き込んで写真を撮りたかったんですが
ノリタ用のウエストレベルファインダーが見つからなかったので。
【追記】
今回の写真はすべてDP1で撮影しました。
E-P2が修理に出ているので久しぶりにDP1で撮ってみたら、今更ながら画像の素晴らしさに絶句。
Sigma Photo Pro (以下SPP)のままではあれこれいじれないので
僕はこれまでSPPでRAW現像してjpeg出力したものをSilkypixで加工していました。
でもそれだとFoveonの瑞々しさが失われてしまう。
それがSigmaから離れた理由の一つでもあるのですが
今回はふと思いついてTIFFで保存したものをSilkypixで加工したら
なんと、みずみずしさがそのまま生きているではないか!
うーん、こんな簡単な方法で解決できる問題だったのか。