2010/04/10

アラーキーに学ぶ

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僕は基本的に人は撮らないけれども、本当は人が撮りたいんだと思う。
花を撮るのは、花に人を託しているんだろうな。

最近アラーキーの本を読みはじめたのは、人を撮ることに対する抵抗が少し薄れてきたせいかもしれない。
人を撮るのはまだまだ先だろうけど、花を撮る上でも、彼の言葉は大切なことを伝えてくれる。


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『温泉旅館で、目の不自由なマッサージのおばちゃんと話してるうちに、
「生まれつき見えないっていうのは、どんな感じなの」ってどうしても聞きたくなったんだよ。
そしたら、「私はまだ諦めていませんよ」っていうんだよ。
「何が見たいの」って聞いたら、
「花とか月」っていうんだよ。
それを聞いた時には、もう、枕が涙でグチャグチャになっちゃったね。
オレが死ぬのは、そのおばちゃんに、「花と月」を見せてからかな、と思うよね。
だから、ひとりじゃないんだよ、人間ってね。

花は枯れ際がいいんだけど、軽く見ちゃいけないね。
強引に花を撮って、むりやり作品にしようって人が多いけど、
みんな「生きて」いないな。
「殺し」てるよね。
花は動かないから撮りやすいって思うんだろうけど、
ほんとは女よりいうこと聞かないんだよ。
そのおばちゃんに見せられる花を撮りたいよ。』

「すべての女は美しい」 荒木経惟


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命をそのまま掬い取るような撮り方はなかなか出来ないけど、
どうダメかは気付くようになりたい。


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2010/04/09

recover.

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一昨日から体調が優れずぼんやりして
左背部から左後頭部にかけて何か忌まわしいものが燻っているような感じが続いていたので
昨日は朝から仕事を休んでずっと寝ていた。


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疾患が顕在化する前の嫌な感じ。
当分続く気がして憂鬱だったけど
今朝起きたらその感じは去っていた。
36時間ぶりに元気を取り戻す。
やれやれ、助かった。


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2010/04/07

blue-tinged

blue-tinged pink #1
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夕方仕事から帰ってきたら玄関のキクモモの親木からひとつだけウメが咲いていました。


blue-tinged pink #2
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夕暮れの薄暗がりの中で咲く青みがかった桃色にドキッとしました。


blue-tinged pink #3
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今日は風邪気味なので早く寝よう。

2010/04/04

Pros and Cons

カメラやレンズの評価をアップしている海外のサイトを見ていると"Pros and Cons"という言葉によく出くわします。
これは日本語の「長所と短所」に相当する言葉で、「このレンズのProsは比較的廉価なわりにコントラストに優れていること、Consは階調表現にやや難があること」といった風に使われます。

もちろん長所と短所はカメラやレンズだけではありません。
この世の森羅万象にはあまねく長所と短所が存在します。
車や煙草、酒や薬やナイフなど、影響力の強いものほど、長所と短所がはっきり現れるようです。
逆に水や空気や、樹や米など、我々の日々の生存に深く結びついているものの長所と短所はあいまいで中性的です。
つまり特殊なもの、付加価値的なものには長所と短所が現れやすく、基本的なものは中性的と言えるかもしれません。

長所と短所という概念自体が、我々人間にとって有用かどうかという観点から生まれたものなので、働きが突出しているものほど長所と短所が明瞭になるのは当然かもしれません。
また長所の程度は、我々が好ましいと考える方向にどれだけ貢献しているかによって決まるので、時代や場所によって長所や短所は変化します。
煙草のように、かつて愛好されていたものが蛇蝎のように嫌われたりするわけです。
医学の世界でもかつて大きな社会問題になったサリドマイドが、現代においてはその血管新生阻害作用によって多発性骨髄腫の治療薬として脚光を浴びたりしています。

長所と短所はモノだけではなく、裕福、貧乏、長生き、短命、政治、文学、青春、老齢、聡明、愚鈍といった概念にも存在します。
ある概念がある時代のある場所でその長所だけがもてはやされ、あたかもその概念には短所などなく、「よいこと」そのもののように考えられている場合があります。それはその時代の目指す方向と、その概念の長所がぴったり一致しているからなのでしょう。
我々の時代に、長所だけが存在しているものとしては、例えば「平和」、「愛情」、「自由」などがあります。
それがいつどこでかはわかりませんが、こういった概念がConsと捉えられる時代が来るかもしれません。

えーと、つまり今日言いたかったのは、便利さにもほどがあるということなんです(笑)。
私たちの時代における「便利」という概念は前述の「短所」のない、「長所」だけの概念だったような気がします。
資本主義社会にとっては、僕たちは常に不便であり、常に新たな便利にむかって進んでいくと思ってくれる方が、継続する消費活動のためによいのでしょうけれども、たぶん私たちはようやく便利と不便の間には、今の私たちがほどよいと感じる適度な便利さ(不便さ)というものが存在するのかもしれないと気付き始めているような気がします。
これはたぶんこれから日本が向かっていく縮小経済の流れを反映しているのでしょう。
だから便利さをこれぐらいで「抑えておく」という知恵の使い方がこれから徐々に流行るのかもしれません。

こってり

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新しい遊具はペンキの色もピッカピカ。


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こってりした色も楽しんでみよう。


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E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4

2010/04/02

like no other.

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夕べは家が揺れるほどの風と雨。
朝は風はやんで小雨になり傘をさして出かける。

あの風で桜は散ってしまっただろうか。
丈夫な花だけが残って花びらが雨に濡れていたら
きっといい写真が撮れるだろう。


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まだ少し風がある。
花が揺れる。


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しずく。


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くもり空の下、少し青ざめたさくら。


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苔に寄り添う。


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絞りを絞って。


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絞りを開いて。


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今日の写真は全てE-P2にSuper-takumar。
クローズアップレンズを付けてマクロを撮りました。


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これは一つ上の写真の一部を切り取って日本画のように。


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