おとといのブログで悪魔のことを書いたけど
ふと考えてみれば悪魔の電話が鳴るのは大事な局面だけじゃないですね。
僕は結構短気なのでバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティー・マックフライみたいに
ちょっとしたことで感情が暴発して自分を制御できなくなってしまう。
ニュースや新聞で凶悪犯が捕まったときに彼らはしばしば「その時私の心に悪魔が入ってきた」という。
自分で制御できない獰猛な未知の感情は自分の外からやって来ると思っているのだろう。
だがそれは間違いだ。
僕たちはただ彼がいつも僕達の心の片隅にいてずっと待機しているということを知らないだけなのだ。
悪魔は「外から」やってくるのではない。
悪魔はもともと僕達の心の中にあって、彼を養っているのは実に僕達自身なのだ。
最近のテレビはメイン画面の片隅に別のチャンネルの番組を小さく表示したり出来るけど
あんなふうに心の片隅に常に悪魔モニターを表示するようにすれば
彼がおとなしく新聞を読んでいるか常にチェックできる。
これはすごく便利。
ふと我を忘れそうになったら悪魔モニターに注目だ。
彼が読みかけの新聞をテーブルに置いたらさぁ大変!
悪魔モニターは私にも必須です、shinさん。
返信削除shinさんのおっしゃる通り
ここのところ、特に震災以後
私は私専属の悪魔と馴れ合い、または激しく格闘する毎日でした。
ともすると自分にお付きの悪魔に対してはツメが甘いクセに
他人の所有する悪魔の存在を声を荒げて糾弾する、といった
的外れな愚行もヤラカシていたり...
そんな日常の連続のさなかにshinさんの書き込みを読んで
本当に救われました。まさにGood Newsでした。
知恵に溢れたshinさんの書き込みをこれからも楽しみにしています。
hiroshipsさんありがとうございます。
返信削除いや、僕もほんとうに自分の悪魔の扱いには困っていて、普段はおとなしいので
「いやー、僕もなかなか人間的に成長したもんだよ」なんて自惚れていると
ふとした拍子にお出ましになって、さんざん台風のように荒らしまくったあと
「今日はこれくらいにしといてやるぜ。てめーはただの青二才だぜ、けっ」
と怪しい捨てぜりふを残して去っていくのです。
暗澹たる思いになります。
でもこの悪魔モニターを装着してから(と言ってもまだ二日ですが)
少しは見通しがついたような気がするんですが。
気がするだけかな(笑)。