それで考えてみると「男」という漢字は田んぼで力仕事するひとという表意文字だけど「女」という字は象形文字だったりする。
イコンとしての女性はみずからのモノとしての価値をアップするために化粧をしたりバストアップしたりシワを伸ばしたりする傾向があり
男性は学歴や地位にこだわったり武道で段を取ったりすることで自らの機能性をアピールする。
しかし覚えておかなくてはならないのは
それぞれの個体にとって「性」というのは抗いようのない生得的な「勾配」であって
本人みずからが望んで採用したのではないということだ。
だからそういう傾向を逆手に取って女性をモノ扱いすると手痛いしっぺ返しを食らうし
モノとして魅力的であることは認めないと不安になる。
それは彼女たちにとって「勾配」に逆らって生きることは所属する集団の中で不利だからだ。
同じように男性に対してモノとしての魅力を認めないと機嫌が悪いし
かと言って機能性を認めないと男性を不安にさせる。
いずれにせよ性別に関する問題というのは
それぞれがどんな生得的な勾配(バイアス)の中を生きているかを抜きにしては語れない。
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