2015/05/05

パネライのバックルを加工

manipulating the buckle #1

パネライ用に買ったマニファトーレ・フィレンツェの革ベルトにはフィッシュテイル型のバックルが付いています。
フィッシュテイルというのは魚の尾びれのことで、これがパネライらしさを大いに引き立てているのですが
この工房製のバックルは板状で腕の湾曲に沿っておらずサイズもかなり大きい。
趣味で付けているぶんにはいいんですが、仕事中にこの時計をはめてキーボードを打っているとバックルが机にあたって具合が悪い。
辛抱して使っていましたが、ゴールデンウィークで時間もたっぷりあるのでちょっと加工してみました。
上の写真はまずバックルを万力に固定してペンチで湾曲を付けているところ。









manipulating the buckle #2

つぎにヤスリでバックルの側面を削ります。














manipulating the buckle #3

ナイロン研磨シートで表面をヘアライン仕上げ。














manipulating the buckle #4

完成です。














manipulating the buckle #5

横から見たところ。だいぶ腕に添うようになりました。














manipulating the buckle #6

これはパネライを買った嬉しさで舞い上がり、その勢いのままヤフオクで買った別のバックル。
イタリア海軍の兵士がパネライを腕に巻き、小型潜水艇にしがみついて敵の戦艦に時限爆弾を仕掛けたという逸話をもとに作られた「潜水艦バックル」というものです。
レリーフがその小型潜水艇というのがミソなんですが、これもとんでもなくでかい。
買ってからそのただならぬ大きさに驚いてそっと引き出しの奥にしまいこんでいました。











manipulating the buckle #7

横から見るとバックルがこんなにはみ出してしまう。














manipulating the buckle #8

これも研磨して小振りにしてみた。ちょっと丸くしすぎたか。














manipulating the buckle #9

だいぶ腕に添うようになりました。
以上フィレンツェの工房からお送りしました。












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