
2017/10/04
2017/10/03
bacterial film

赤茶けた沼地や湿原などを歩いていて汚い水溜まりに油膜のようなものが浮いているのを見たことがないだろうか。
近くの錆びたドラム缶から流れ出した油や地中で発酵した物質の油分などを想像しがちだが、これは油膜ではなく酸化第二鉄の被膜なのだそうだ。
ポイントは赤茶けた沼地。つまりこれは鉄分の多い沼地で鉄イオンのFe2+をFe3+に酸化して得られるエネルギーを糧にして生きている、いわば鉄を食べるバクテリア(鉄バクテリア)が作り出した金属製の被膜だ。
油膜との見分け方は簡単で、木の枝などで膜を触ってすぐに膜の隙間が埋まれば油膜、隙間が閉じずにひび割れが残れば金属皮膜で、上の写真でも細かなひび割れや、金箔に息を吹きかけたときに出来る放射状のシワのようなものが観察できる(詳しくはこちら)。
鉄バクテリアによって酸化第二鉄が作られる過程を示した化学式はこちらを参照。
虹色の金属特有の光沢の美しさを、同じく金属の質感描写が得意なFoveonセンサーがとらえた一枚。
2017/10/02
Sigma dp0 Quattro

あれだけ買うまいと心に決めていたSigma dp0 Quattroを買った。なぜ買わないと決めていたか、なぜ買ったかは言い訳めくけれども、そういえば同じ21mmで使いづらいが描写は唯一無二という点でハッセルのSWCを連想させたこと、発売開始から2年が経過してSPP現像での諸問題が解決し価格も8万円台まで下がったこと、そしてFlickrでこのカメラを使って広角マクロを撮っているひとの写真に心奪われたこと(これが一番大きい)などがその理由。
思ったより印象はとてもいい。メリルよりバッテリーの持ちが良くなり、選択範囲はまだ狭いが合焦点を細かく選べるようになった。
このカメラを使い始めたことで僕の中に変化が起きた。それは21:9や16:9の横長のアスペクト比を使うようになったこと、さらに僕はこのカメラを使うときは必ず三脚を持ち歩くようになった。もう少し被写体に寄れるようにACクローズアップレンズNo.2を(折角のゼロ・ディストーションが台無しになるが)、それと58mm径のPLフィルターを注文した。
後日記:クローズアップレンズのNo.2はdp0のような広角に装着するとほとんど効果がなかった。歪曲が強くなってもNo.4くらいを選ぶべきだった。
2017/10/01
2017/09/25
2017/09/24
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