あれだけ買うまいと心に決めていたSigma dp0 Quattroを買った。なぜ買わないと決めていたか、なぜ買ったかは言い訳めくけれども、そういえば同じ21mmで使いづらいが描写は唯一無二という点でハッセルのSWCを連想させたこと、発売開始から2年が経過してSPP現像での諸問題が解決し価格も8万円台まで下がったこと、そしてFlickrでこのカメラを使って広角マクロを撮っているひとの写真に心奪われたこと(これが一番大きい)などがその理由。
思ったより印象はとてもいい。メリルよりバッテリーの持ちが良くなり、選択範囲はまだ狭いが合焦点を細かく選べるようになった。
このカメラを使い始めたことで僕の中に変化が起きた。それは21:9や16:9の横長のアスペクト比を使うようになったこと、さらに僕はこのカメラを使うときは必ず
三脚を持ち歩くようになった。もう少し被写体に寄れるようにACクローズアップレンズNo.2を(折角のゼロ・ディストーションが台無しになるが)、それと58mm径のPLフィルターを注文した。
後日記:クローズアップレンズのNo.2はdp0のような広角に装着するとほとんど効果がなかった。歪曲が強くなってもNo.4くらいを選ぶべきだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿