2020/12/22
2020/12/20
ファインダー転びバテレン
僕はファインダーが好きだ。ファインダーを覗き込むとき、僕の意識は外界から遮断され、暗いトンネルの向こうに僕の見たかった世界が広がる。背面液晶モニターではとてもこの"in"な感覚は得られない。
僕の好きな地面や水面スレスレの写真を撮るときは、だからアングルファインダーを使う。地面に腹ばいになってアングルファインダーを覗き込むと、いつもよりさらに"in"な感覚を味わうことができる。写真を撮るというのは僕にとってこういう感覚を味わう行為だ。
そういった撮ることの喜びとは別に僕は撮れた画像を自分の求めるイメージに作り上げる作業にも大きな喜びを感じている。日本ではこういった「写真に手を加える」という行為に対して否定的な意見が多いけれども、写真に手を加えて自分の欲するイメージに近づけていくというのは口幅ったいようだが一種の芸術行為であり、素人でも、いや素人だからこそこういった創造活動に浸れるのはいいことだと思う。
かのアンセル・アダムスもこう言っているではないか。
"You don’t take a photograph, you make it."(写真は撮るものではなく、創りだすものだ)
"Dodging and burning are steps to take care of mistakes God made in establishing tonal relationships.”
(覆い焼きと焼き込みは神様のトーン調整ミスを手直しさせていただく工程である)
"The negative is the equivalent of the composer’s score, and the print the performance."
(撮影されたフイルムが作曲家にとっての楽譜とすれば、現像はその楽譜を元にした演奏に相当する)
さて、写真に手を加える作業はいろんな技術を習得するという過程でもある。
YouTubeでは海外のアーティストがいろんな技術を教えてくれる。一度そういった動画を見てもらえればわかるが彼らはとてつもなく複雑多様な技術をすごいスピードで進めていくので見ている方は目が回ってしまう。
まぁだからといってこういった技術を駆使した画像、例えば500pxのPopularに選ばれた写真などが必ずしも素晴らしいというわけではなく、我々日本人の目から見ればちょっとやりすぎと感じることも多い。目標は自分の欲するイメージに近づけていくことで、effectの驚きにハンドルを握らせてはならない、他人にスゴイと思わせるためにやっているのではないということだ。これは自戒でもあるが。
で、何が言いたいかというとどうもこのごろ僕の写真活動の比重は撮影よりも「表現」に移行してしまって、ファインダーを覗くという喜びが絶対のものではなくなってきたということ。それがわかったのは昨日も書いたがカメラをサカサマにして撮影することやCamRanger経由でiPad画面を見ながら撮影操作することに対する心理的な抵抗がなくなっていることに気が付いたからだ。
たしかに光学ファインダーの焦点誤差問題でライブビューを使わざるを得なくなったことや這いつくばって写真を撮るのが年齢的に厳しくなってきたことも影響してはいるが、フォトジェニックな被写体でなくても身近なものに自分だけの魅力をキャッチしてどうにでも表現していけるという自信のようなものが湧いてきて、ま、撮れさえすればあとは任せとけみたいな、最近はそんな気分。
とてもエラそう(笑)。
2020/12/19
CamRanger focus stacking覚書
・ステップサイズはsmall, medium, largeの3段階(これは僕の持っている初期型の場合で、CamRanger2になるとFocal lengthとショット数など非常に細かく設定可能)
・レンズ前50cmほど離れたメジャーではsmallは1mm, mediumは5mm, largeは10mm刻みだったがレンズ前15cmのメジャーでは各0.2mm, 1mm, 2mmだった。レンズから離れるほど間隔は大きくなる
・focus stackingは一番手前のピントから始まって向こうに向かってステップしていく
・モニター画面ダブルクリックで画像を拡大してピントを合わすよりfocus stacking画面のステップアップダウンの三角印でピントを合わせるほうがはるかに簡単
・RAW画像はダウンロードに時間がかかるので現場ではjpegでシミュレーションして本番はRAWで
・サムネール画像を削除するとカメラ内の記録も消える
・focus stackingはカメラもiPadもバッテリー消費大
追記:
相変わらず三脚関係のことばかり考えている。
v4-unitの角度が20°より大きいときどのように水平出しするかとか。
今日たまたまYouTubeを見ていたらクイックシューにパンニングクランプを介してロングプレートを取り付ける動画があって、なるほど水平出しも大事だがカメラ+レンズの重心が雲台にかかるようにするとカメラが安定して微調整がしやすくなるのだということを教えられてうれしくなった。
それでクイックシューにチーズプレートを取り付ける長めの1/4インチを探したりカメラと雲台とエレベーターをいじくり回しているうちに、そういえばカメラを上下逆さまにして地面スレスレに撮るという方法もあったなと思ってやってみたら、QHD-53Q改で余裕で水平出しができることがわかってこれまたうれしくなった。
上下逆さまにすることになぜか心理的な抵抗があったが、やってみてわかったのは、CamRangerで撮影するならISOも絞りもssもフォーカスも、要するにカメラ側の操作は全部iPadのモニター画面でできるではないか。それならカメラがサカサマでも何の問題もないではないかとということだ。
それでカメラをサカサマにするとCamRangerを取り付けるカメラのホットシューが使えなくなるのでv4-unitにマジックテープを貼ってそこにCamRangerを装着できるようにした。
2020/12/18
自由雲台改造計画(乱暴力篇)
Velbonの小型自由雲台はD800Eを支えるには非力だし
クイックシューを使いたいのもあって
VelbonのQHD-53Qを中古で購入した。
Velbonの商品サイトの説明にはボディを新設計したことで「ボール軸周りの間口を広げ、ボール可動範囲を拡大」したとあって、たしかに掲載された写真を見ると台座が90°よりもさらに傾いている。これがあればアングルアダプターを介さず水平出しができるのではないか。
ところが
うーん、全然あかんやないか(泣)

それならというわけで自分で改造することにした
まずストッパーのビスを外す
すると中ネジが現れる
中ネジを外すと何の苦もなくバラリと開帳
愛用のSUN UPアルミクイックバイス100で固定して
間口をヤスリで削って広げる
ご覧のようにかなり削ったことで
台座を目いっぱいまで傾斜できるようになった
削った面をマーカーで黒く塗って
"QHD-53Q改"完成
V4-unitに装着
こんな感じ
V4-unitの傾斜が20°以下なら水平出しできる
この雲台は水準器が付いているので水平がよくわかる
この雲台の推奨積載質量は4kgですが
改造による実質耐荷重は保証の限りではありません
2020/12/08
地べた三脚計画
LEOFOTO LS223C(三脚)
Velbon V4-unit(エレベーター)
Velbon Angle Adapter4
Manfrotto 088LBP(1/4-3/8ネジ変換)
GITZO GH2750QR(雲台)
Velbon Angle Adapter4
GITZO GH2750QR
重くて立たないのでアングルアダプターは寝かせて使う
V4-unitにGITZOの雲台を直付け
GITZOの雲台を付けると重くなるので
Velbonの小型自由雲台 QHD-33に変更
三脚もエレベーターも中古で購入したので
全部で2万5千円也
地面に平行可能
当然脚を伸ばしたほうが安定
たたむとこんな感じ
重量は1.35kg
チクリッシモのメッセンジャー型カメラバッグで運搬



