2022/04/07

目からウロコの吊り下げ法

 
そろそろ春めいてきたしカタクリなんか撮りに行きたいなと思ってTwitterで検索していたらある人が三脚のセンターポールの下端に取り付けたカメラでカタクリを撮っていた。
地面スレスレを吊り下げで撮る場合三脚穴で吊り下げるのでカメラは逆さまになる。しかしそのカメラはなんと正立していたのだ。その撮影風景をよく見たら彼はまずカメラ底部の三脚穴にL型ブラケットを装着し、そのブラケットの側面に別のL型ブラケットを繋げることでコの字型にし、それをセンターポールで吊り下げていたのだ。
うーん、なるほど!なんと頭のいい方法だ!僕はこれまで地面スレスレで撮るのにああでもないこうでもないと試行錯誤し、一度吊り下げ法もやってみたのだが逆さまのカメラは使いづらいと感じてケージを使う方向へ進んでいったのだ。

【僕の悪戦苦闘リンク集】

  1. 地べた三脚計画(リンク
  2. 自由雲台改造計画(リンク
  3. 逆さ吊り失敗編(リンク
  4. アームこだわり反省編(リンク
  5. ホットシューで吊り下げ編(リンク
  6. 三脚座で吊り下げ編(リンク
  7. ロングプレート改造編(リンク
  8. 自由雲台かませ編(リンク
  9. ギア雲台かませ+再びアーム編(リンク
  10. ケージ導入編(リンク
  11. 短い三脚編(リンク
  12. とんでもないことになってる編(リンク
  13. UNIQBALLでケージ吊り下げ編(リンク


まぁ最近は地面スレスレ写真を撮る頻度も減って手持ちfocus stackingでお茶を濁したりしているが、しかしこのL型ブラケットをコの字型につなぐ方法は以前の僕のやり方より遥かに簡単だし重いケージを持参しなくてもあらかじめカメラにL型ブラケット装着しておいて吊り下げ撮影がしたくなったら別のL型ブラケットをつなげばいいだけなので軽くてしかも簡単だ。
それから彼が吊り下げで使っていたVelbonのUT-3ARという三脚(リンク)はいわゆるトラベラー三脚で、このタイプの三脚は折りたたまれた三脚を反転して使うのだが吊り下げで用いる場合は畳んだ状態でセンターポールからカメラをぶら下げて用いる。こういう三脚が一本あってもいいかと思って他社のも含めあれこれ品定めしてみたが僕のGITZOエクスプローラーでオフセンターポールを下向きにしたら同じ姿になった。うーん、灯台下暗しとはこのことか。それでアマゾンで1,180円のブラケット(2本組)(リンク)を注文したのが届いたのでさっそく組み立ててみた。


あらかじめカメラに装着していたL型ブラケットの側面にアマゾンで購入したL型ブラケットを装着


アルカスイス互換のクイックリリースプレートをL型ブラケットの裏側からネジ締め


こんな感じ


ギア雲台に装着


オフセンターポールを下向きにして使うというコロンブスの卵的発想

追記:
吊り下げずに地面スレスレ撮影する方法を新たに思いついた記事はこちら(リンク





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