2021/03/16

可動式ハンドルグリップのようなもの


デジカメWatch
の"ローアングルでキノコを撮るためのアイデア集"を見ていたらハンドルグリップという製品↑が紹介されていた。
僕もネジ付きシューで似たようなことをしているので興味を持った。
記事で取り上げていた製品はVIJIMの製品だがアマゾンではほかにもこういう製品があって、ぱっと見た感じハンドルで支柱の角度を変えられるんじゃないかと期待したがそうでもなさそうだ。

さっきも書いたように僕の場合ロングプレートをネジ付きシューで固定しているので当然ながらロングプレートとカメラの角度を変えることができない。カメラの角度を変えたければロングプレートを固定しているギヤ雲台を操作するしかないわけだ。
でもロングプレートとカメラの間に自由雲台を噛ませられたら構図を探るときの自由度が増すんじゃないかと以前から現場でちょくちょく考えていた。
つまりネジ付きシューに例えばこういう高さが5cm位の小さなボール雲台を付けて、それにロングプレートを取り付ければいいんじゃないかと思ったわけだ。
そういえば僕も使っていない小さなボール雲台があったなと取り出してきたのがこれ。


このVelbon QHD-33という小振りなボール雲台を使えばなんとかなるんじゃないか。

コルク板を剥がしてネジを外すと

カメラ固定用のネジ板が外れて、支持板をボールに固定しているネジが見える。

で、このネジを外そうとするんだがこれが猛烈に固い。万力に挟んで力いっぱい回してようやく外れた。

ネジが外れたら支持板はすぐ取れると思ったらこれも固くて、万力に固定して金槌で叩いたらようやく外れた。凹凸の出っ張りで嵌め込んであったのだ。

分解した全貌。

さっき苦労して外したネジをノギスで測ったらネジ径は6mmだった。

それでホームセンターへ行ってM6のこのようなネジを購入。

ネジ付きシューに

ボール雲台を取り付けて

M6のネジでロングプレートを固定して完成。

じゃあこれでどんなメリットがあるかというと

例えばこんなふうに傾けて小さなキノコなんかを俯瞰で撮ったり

逆にあおって撮ったり

雲台を折りたためば持ち運びのときにかさばらない。


追記:これで完成と思ったがこれではギア雲台が活かせない。ミニボール雲台をギア雲台に置き換えた改良版はこちら

地面すれすれ撮影法の最終話はこちら




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