2013/11/29

karin

karin

それで考えてみると「男」という漢字は田んぼで力仕事するひとという表意文字だけど「女」という字は象形文字だったりする。
イコンとしての女性はみずからのモノとしての価値をアップするために化粧をしたりバストアップしたりシワを伸ばしたりする傾向があり
男性は学歴や地位にこだわったり武道で段を取ったりすることで自らの機能性をアピールする。

しかし覚えておかなくてはならないのは
それぞれの個体にとって「性」というのは抗いようのない生得的な「勾配」であって
本人みずからが望んで採用したのではないということだ。

だからそういう傾向を逆手に取って女性をモノ扱いすると手痛いしっぺ返しを食らうし
モノとして魅力的であることは認めないと不安になる。
それは彼女たちにとって「勾配」に逆らって生きることは所属する集団の中で不利だからだ。

同じように男性に対してモノとしての魅力を認めないと機嫌が悪いし
かと言って機能性を認めないと男性を不安にさせる。

いずれにせよ性別に関する問題というのは
それぞれがどんな生得的な勾配(バイアス)の中を生きているかを抜きにしては語れない。

2013/11/27

ダイヤモンドはなぜ高価か

_DSC3223

えーと、僕は最近カメラやレンズからPhotoshopなどの画像編集ソフトに興味が移っています。
この写真はPhotoshop CS6に入れたNik CollectionというアドオンのなかのAnalog Efex Proというフィルターで
古い湿板写真のような感じに仕上げたものです。

今朝通勤中に車の中でぼんやり考えていたのは
Photoshop内のNik CollectionやTiffen Dfxなんかを使うというのは
考え方によっては、ソフトの中でいろんなカメラやレンズをとっかえひっかえしているわけで
これはバーチャルなカメラやレンズに相当するんじゃないか。
僕は以前シネレンズの写りが好きでいくつか古いレンズを集めたけど
ソフトを使えば高価なレンズを買わなくても似たような効果を写真に付与できる。
もっと安価に、もっと自由に。

さて、十万円以上するレンズはザラだし、ライカのノクチなんか100万円もする。
世の中には機能よりもむしろ実体としてのカメラやレンズに価値を置く人もいる。
何百万円もするビンテージのライカを買って使わずに保管している人もいる。
こうなると写すためのカメラというよりカメラという形をとったイコンですね。
そもそもカメラって本来機能性の高い物件だけど、機能の伝説がひとり歩きしてイコンになってしまったわけだね。
で、イコンにはもはや本来の機能はないので、その価値を担保するのは「価格」しかない。

イコンは自らに付与された価格そのものが価値となって空間と時間の中を生き抜く。
それに対し機能的な個体はみずからの機能性によってこの世界を渡っていく。
そして機能性が薄弱になればこの世界を去らねばならない。古いOSのソフトのように。

ダイヤモンドなどの宝石類は実体としては硬いという以外使い道はないけどイコンのカタマリなのですごく高い。
イコン性が薄弱でも、現物というのは「モノそのもの」が付加価値になって高くなる。
それに比べてソフトというのは多機能なのにモノとしての実体がないから安価だ。

おさらいすると、イコンをまとった現物は高価だけど機能性にしか存在価値のないものは安価だと。
社会で働く男性が基本的に消耗品なのはそういう訳だったのか!
というわけのわからないお話でした。









2013/11/25

the autumn before last

3127Tiffen
Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2

Google Nik Collectionを新PCにインストールするのにライセンス移行の仕方がわからなかったのでいろいろ調べたら
ここに「ダウンロードの案内メールの送付」を依頼すればよかったと判明。
で、メールを出したら「今忙しいから1~2日で返事する」と。仕方がないので試用版をダウンロード。

2年前に竹林山常勝寺へ行った時の写真をPhotoshop CS6とGoogle Nik Collectionで加工してみたけどどうもいまひとつ。
それでPhotoshopでの加工は諦めてRAWのままTiffen Dfx 3.0で加工したら納得の出来る写真になった。

Tiffen Dfxはstandalone版を買っていたのを今回PCの引っ越しを機にPhotoshopのPlug-in版に変更したいと思ってTiffenにメールしたら
Plug-in版への乗り換えは$50だけどどうする?と聞いてきた。
Standalone版は$130でPlug-in版は$150なので乗り換えに50ドルもするのはちょっと高い。
それでStandalone版を再registerして久しぶりに使ってみたという訳です。
でもMacProで使っていた時はあまりいい印象じゃなかったけど新PCでは、あれ?こんなに使いやすいソフトだったっけと認識を新たにした。

SUBARU LEGACY
これは2年前にシルキーピクスで仕上げた写真。
あまり進歩してません(笑)。
写っている車は来年3月でマル10年、走行距離18万キロのスバルレガシィ3.0R。





新しいPC

autumn

新しいPCのセッティングがようやく終了。
五日間もかかってしまった。
仕様は以下のとおり。

Corei7-4930K(6コア/3.40GHz/TB時最大3.90GHz/12MBキャッシュ)
64GBメモリ [ 8GB×8 (DDR3 SDRAM PC3-14900 (OC) ) / クアッドチャネル ]
SSD RAID 0 512GB [ 256GB TOSHIBA HG5d シリーズ (6Gb/s対応) x2台 ]
HDD 2TB 7200rpm (6Gbps対応)
グラフィックボードはNVIDIA Quadro K4000 / 3GB

さすがに速いです。










2013/11/20

物語を断ち切るもの

DSC_7745 original

朝通勤の車からとなりで信号待ちしているゴミ収集車の青い車体を眺めながら考える。
これは一期一会はおろか宇宙の歴史の中でたった一度しか起きないかけがえのない景色だというのに
それをつまらなく見せているのは僕の脳が作り出す過去と未来を繋ぐ物語の、その過去と未来の単なる連結点としての現在だからだ。

だが実際に幻なのは過去と未来の方で、現在だけが真実なのだ。
物語に感動するのは物語だけで、現実を朝露に光る若葉のようにみずみずしく輝かせるのは前後の脈略から自由になった今だけなのだ。
どんな景色もこの宇宙で一回きり。

そして例えばこの青い車体のみえる景色を写真に撮ってもそれがやっぱりつまらない写真にしか見えないなら、それは被写体が悪いのではなくて切り口とプレゼンテーションの仕方の問題なのだ。
あなたの物語が陳腐だから写真が陳腐なのだ。
それなら物語から断ち切られた恐ろしい世界の真実を見せてくれ。



2013/11/15

えぐい私考

DSC_8222

今朝飲んだコーヒーはあまり美味しくなくて、なんて言えばいいんだろう、そう、えぐみがある感じ。
えぐみって不思議な言葉だな。えぐいって言ったりする。
「えぐ」って何だろう。EGU。

EGUで連想するのは「えげつない」という言葉。EGETUNAI。
これ、関西ではよく使うけどいつ頃から使われているんだろう。
それでジャパンナレッジ日本国語大辞典で調べてみた。

えげつ‐な・い
「語源は不明。好ましくない状態を意味するが、
あくが強い味覚を表現する「えぐい、えごい」が、ひどい、残酷という意味で用いられた例が江戸時代にあり、この語に関わるか。
また、「いかつい(厳)」から派生したとする考え方もあるが、いずれにせよ「ない」は「はしたない」「せわしない」と同様に甚しいの意である」と。

そうか。「えげつ」が「ない」じゃなくて、
「えぐ」に強調の「つ」が付いて「えげつ」。それを強調する「えげつな!」に「い」が付いて「えげつない」になったのか。ほー。

じゃあ「えぐい」ってなんだと調べてみると
えぐ・い[ゑぐい]
意味:あくが強くてのどをいらいらと刺激するような味や感じがしている。えごい。えがらっぽい。いがらっぽい。
とあって、和名抄という平安時代の辞書に茄子のエグみを取る方法にこの言葉の古い使用例が載っていた。
つまり「えぐ」というのは当初から味覚とつながりの深い言葉なんだね。

えぐいの語源には諸説あるらしくて例えばえぐるような味とか、えぐられるような苦しみとか書いてあるけど、何となく説得力に欠ける。
えぐるという動詞では味覚とのつながりが切れてしまうような気がする。

「えがらい」という方言は「食物のあくや煙などのためのどが刺激される」という意味で使われている(同書)らしい。
それは煙で燻(いぶ)されたような、焦げたような状態を想像させる。
「いがらい」の「い」は「い(煎・炒・焦)る」ではないか。
つまりいがらいというのは、「(焦げるまで)煎(い)って辛(から)くなった状態」のことじゃないんだろうか。
焦げカスや灰の入ったものを飲むとえぐく感じるような気がする。
だから煎り過ぎたコーヒーを飲んでえぐいと感じるのは正しい!(笑)。

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