2019/09/30

a weed beside a log

a weed beside a log
Leica M10-P Nokton Classic 35mm F1.4 MC














2019/09/29

weeds

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Leica M10-P Nokton Classic 35mm F1.4 MC









2019/09/28

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Leica M10-P Nokton Classic 35mm F1.4 MC






2019/09/26

iPhoneのストラップをどうにかする

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iPhone6を丸5年使ってきました。
先日もバッテリーを自分で交換してなんの問題もない、いやむしろ愛着さえ湧いているというのにiOS13からはiPhone6はサポート外でセキュリティ保証しませんと。仕方がないので新しいiPhoneを買うことに。買い替えはできるだけ先延ばしにしたいので最新の11。バッテリーが長く持つらしいのでPro。

僕は基本的にiPhoneにはストラップは付けない主義。でも今回iPhone11 Proで写真を撮ってみて驚いた。
13mm, 26mm, 52mm(いずれも35mm換算)が選べてその間を無段階にズームイン・ズームアウトできる(ピンチアウトするとマクロも撮れる)。
どのズーム域でも写りは素晴らしいが超広角の13mmが特に素晴らしい。それからライヴフォトで撮影するとエフェクトで3秒間の長時間露光ができる。手ブレ補正が効く。ナイトモードが賢すぎなどなど。
つまりiPhone11は本気で使えるカメラなので撮影のために出番が増える→際どい場面で落っことす可能性が高い→ストラップが必要というわけです。


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それで選んだのは普段は指の輪っかでiPhoneを保持できてワンタッチでネックストラップにもなるというHandLinker Extraという製品。真中のボタンを押すと三方の爪が引っ込んでリングが外れる仕組みです。


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で、これがそのカラビナリング。問題はこのストラップ紐をどうやってiPhoneにつなげるかですが、最も安価で汎用性があるのはこちらの方のアイデア
すばらしい!これでよいではないか?と思ったんですがこのサイトを見つける前にこちらのサイトを発見した私はレザーケースに穴をあける方向に突き進んでいました。


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で、これがSUNDRY ロータリーレザーパンチ RLP-6という製品。革などに簡単に穴を開けられる道具でアマゾンでは1000円ほど。ベルトに穴を開けたりできて便利。


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穴が空きました。で、この穴にさっきのカラビナリングのストラップを通せば終了なんですが直接つなぐのではなくここに小さなストラップのループを作ってですね、そのループにストラップ類をつなぐようにしてみたいと思ったのです。別に大した意味はないんですが。


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で、そのストラップの紐を手に入れようと。あの細いのに丈夫な紐です。アマゾンで見つけたのが太さ0.8mmのこの紐です。商品名「ストラップコード」。作っているのは川村製紐工業株式会社というところで、サイトを見るとナイロン100%で丈夫とのこと。でももうちょっとこの紐の来歴というか、いったいいつごろ誰が発明したのか、丈夫にするためにどんな工夫がされているのかが知りたいじゃないですか。それでいろいろ調べてみたんですが、来歴とかはわからなかったんですがこの紐のもともとの名前は「松葉ヒモ」というらしい。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。耐摩耗性に優れたストロング松葉ヒモという製品もあるようです。


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じゃあその紐を穴に通したとしてどうやってその紐をくくるか。小さなループなのでしっかりくくるのがなかなか難しい(僕は老眼なのです)。それでネットで探しだしたのが「カシメ玉」という製品です。


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この穴に通してペンチで潰せばがっちり固定できるんじゃないか。


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松葉ヒモを適当な長さに切ってレザーケースの穴をくぐらせたあとカシメ玉に通します。ピンセットが2本あれば片方でカシメ玉を保持しもう片方でヒモを掴んで穴を通すことが出来て便利です。それとこのカシメ玉の穴のサイズは0.8mmの松葉ヒモ2本が通るのにギリギリです。僕が買ったのは2.5mmのカシメ玉ですが3mmのカシメ玉なら余裕かもしれません。


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ペンチでカシメ玉を潰して余分の松葉ヒモをカットすれば完成。ちなみに松葉ヒモをカットするときはハサミで切ると中芯がはみ出したりするのでニッパーか爪切りがお薦めです。


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ストラップコードをつなぐときはカシメ玉をよけたほうがいいでしょう。
後日記:使い始めて一ヶ月半でカシメ玉のところでストラップコードが切れてしまった。カシメ玉による固定は要再考です。


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これはアマゾンのHandLinker Extraにコメントを書いているまきまきさんというひとの受け売りだけどカラビナリングの一方のカバーはこんなふうに外せるのでストラップコードを交換することができる。


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自分で交換できるようになると好みの長さに変えることができるのでなにかと便利。
まぁただの小ネタですが。













2019/09/25

autumn scene

L1003368C
Leica M10-P Noctilux-M 50mm F0.95











2019/09/18

きのこの季節

tiny fungiNikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50



夏が終わってきのこの季節がやってきた。
期待して山へ行ってみたけどどのキノコもまだ赤ちゃんだった。
這いつくばって撮ったこの子達、名前は何?
ヒラタケの一種?
わからない。

以前キノコをマスターしようと思って大小3冊も図鑑を買ったけど呆れて投げ出してしまった。
花なら花弁の色や数、木なら葉の形であみだをひくように答えにたどり着けるのに、キノコの場合はそういうわかりやすい分類が見当たらないのだ。

いや、もちろん分類法そのものは存在する。
しかし花や木で用いられるようなあみだ式のダイアグラムはキノコにおいては存在しないのだ。
それはなぜかというと、どうもキノコという生き物は他の生物と比べて個体差が大きいことが原因のようだ。
同じキノコでも成長の時期で色や形が変わったり、木のどこに生えるかで傘の形や柄の付く位置が変わったり、極端な場合雨が降るだけで色や形が変わったりするらしい。

う~ん、それじゃまったくお手上げじゃないか。
そうなんです。お手上げなんです。
でも、じゃあキノコ採り名人はどうやって食べられるキノコと毒キノコを見分けているんだろう?

これは僕の想像だけどキノコ採り名人は人種を見分けるのと同じ脳の領域を使っているんじゃないか。
同じアジア人でも東南アジア系とモンゴロイドは違うし、同じ欧米人でも国によって違う。
考えてみれば人間というのも個体差の大きい生き物だ。
同じ人でも成長の時期で色や形が変わったり、怒ると色や形が変わったり、極端な場合は同じひとでもどこに生えるかで着る服やあごひげの付く位置が変わる。

欧米人から見て同じに見えるアジア人を僕たちがどうやって見分けているのかと聞かれたらなんと答えるだろう。細かな違いを指摘できても、それは個体差の範囲じゃないかと言われたら?

それは結局僕たちが人生の長い時間をかけて出会ってきた同じ日本人の、たくさんのバリエーションのコアのようなもの、原日本人とでもいうべきものを中心に富士山の裾野のように広がるたくさんの日本人のイメージの総体を僕らが僕らの脳のなかに持っているから、それをもとに類縁のアジア人たちを鑑別しているのだろう。

キノコ採り名人も長い年月をかけて色んなバリエーションを見聞きし、自分の脳の中にたくさんのバリエーションの像を重ねていって、そうやってAというキノコのイデアを構築しているので、A0というキノコを見れば、ああ、これは典型的なAだなと判断できるし、A1を見たら、ああ、これは雨の日のAだなとか、A2を見たら、ああ、これはブナの木の幹の根元に生えたAだなとか、A3を見たら、ああ、これはAの赤ちゃんだなとかわかるのだろう。

じゃあそんなにたくさんキノコと出会う機会のない一般人にとってキノコを分類することは永遠に不可能なのか?そうなのか?いやでも多分これってAIの得意な領域ですよね。そのうちiPhoneに"AI誰でもキノコ採り名人"というアプリが登場すると思うのでそれまで待ちましょう。













おまけ(リンク先へ飛びます)
世界40カ国の平均的な女性の顔









2019/09/17

tiny yellow #2

tiny yellow #2
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50












2019/09/16

tiny yellow

tiny yellow
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50



9月になったしそろそろキノコが顔を出しているかもしれないと思って昨日久しぶりにファットバイクで山へ。
期待していたキノコはまだ少ししか生えていなかったけれど、名も知らぬ小さな黄色い花が咲き乱れていた。
ボディバッグからD800Eを取り出してマクロプラナーの50ミリを装着。
適当に撮ったつもりだけどモニターに写った映像に心を奪われた。
マクロプラナーはとても玄妙なボケかたをする。
キノコはそっちのけで夢中で何枚も撮った。





2019/09/15

珈琲のフィルターをどうにかする

僕は珈琲が好きで日に何杯も飲みます。
かと言って豆の産地や淹れ方などに細かくこだわるタイプではなく、どちらかといえば大雑把に珈琲を楽しんでいます。
そういう大雑把な人のご多分に漏れず僕が愛用しているのは紙フィルター↓
カリタのコーヒーフィルターかんたんドリップ30枚入り×3個セット=90枚879円(アマゾン)

一杯あたり10円で一日3杯飲んでも30円。安いもんです。でも3個セットが一ヶ月でなくなってしまう。
その都度注文したりまとめ買いしたりしていたのですが、最近金属フィルターというものがあると知り興味が湧いてきました。
金属フィルターはちょっと高いけど一度買ってしまえばずっと使える。
それでコレスのゴールドフィルターというのを買った。

でどうだったかというと・・・。
さっきも言ったとおり僕は珈琲についてはマニアじゃないし鋭敏な舌の持ち主ではないから偉そうなことは言えないけど、紙フィルターではあたりまえだった飲み越しのすっきり感がなくなって、いわゆる雑味の占める割合が大きくなってしまった。

うーん。キャンプやハイキングや山登りなど屋外で楽しむならこの味を野趣として楽しむ手はあるかもしれないけど、これが毎日となるとちょっと・・・。
しまったな。またいらない買い物をしてしまった。でも2,600円もしたし捨てるわけにもいかない。どうしたもんか。
それでティッシュを一枚噛ませてみることを思いついた。

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マグにコレスを乗せて




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ティッシュペーパーを一枚




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珈琲にお湯を注いで





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ティッシュペーパーごとゴミ箱へ






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すっきりした味わいの珈琲が完成




いやいやいや。おかしいやろ。これじゃ金属フィルターの意味ないやん。

そうですよね。これは「ティッシュペーパーフィルター」ですよね。
要するにティッシュペーパーを設置できる容器があればいいわけで、ただ金属フィルターはティッシュペーパーの逸脱を防いでくれる役割をしてくれています。
そのために2,600円払うかとなると微妙ですが、買ってから後悔している人にはこのやり方は朗報だと思うのです。
その程度の意味しかありません。
悪しからず。







2019/09/09

レンズ交換を安全かつ簡便に

まずレンズ交換式カメラでレンズを交換する行程を確認してみましょう。

1.カメラからレンズをはずす
2.そのレンズにリアキャップをはめてバッグにしまう
3.別のレンズをバッグから取り出しリアキャップをはずす
4.そのレンズをカメラに装着する

ここで現在装着中のレンズをA、次に装着するレンズをBとします。
すると上記の4行程は以下のように書くことが出来ます。

1.カメラからAをはずす
2.Aにリアキャップをはめてバッグにしまう
3.Bをバッグから取り出しリアキャップをはずす
4.Bをカメラに装着する

さて、多くの場合ひとはBのリアキャップをAにはめようとします。
したがって上記の行程はこうなります。

1.カメラからAをはずす
2.Aを持った手にBも持ち、Bからリアキャップをはずす
3.そのリアキャップをAにはめる
4.Aをバッグにしまう
5.カメラにBを装着する

うーん、危険極まりない(笑)。
とりわけ2の行程が非常に危険だ。
しかし上記のどの行程にも「レンズを手から落とす」危険があるわけです。







これは最近日本でも発売になったGoWingのLens Flipperという製品の紹介動画です。
この製品を使えばレンズ交換の行程は

1.カメラからAをはずしてLens Flipperに装着する
2.Lens FlipperからBをはずしてカメラに装着する

というふうに作業が簡略化され、かつリアキャップをしまうとか探すとかいった面倒がなくなります。
そして行程が簡略化されたことでレンズを落としてしまう危険はおそらく半分以下に減るでしょう。
キヤノンやニコン用はすでに販売されていたので以前から僕もこの製品に興味を持っていたんですが気になる点が2つあります。

第一に動画を見ていただければわかりますがカメラとLens Flipper両方首から下げるとマヌケに見える
第二にキヤノンやニコン用は8,000円位なのにMマウントレンズ用は3万円近くする

第一の問題は別に首から下げなくてもレンズを装着したLens Flipperをカメラバッグに入れておけばよい(僕は望遠などの大きなレンズは使わない)。
でも第二の問題はどうするか。

これって要するにリアキャップをふたつ背中合わせに張り合わせたものに過ぎないよね→自分で作れる。



DSCF0362

エツミのMマウント用リアキャップ(アマゾンで447円、2つで894円也)の裏面をサンダーで平坦化
これをしないと背中合わせに貼り付けたキャップ同士の粘着力が低下する。重いレンズのときに外れるとエライことに



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セメダインスーパーXで貼り付け



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完成



DSCF0366A

いいと思います(自画自賛)









2019/09/07

一周回って自分の背中

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Sigma dp0 Quattro




以前小林秀雄の講演を聴いて考えたことを書いたが、彼は講演の中で度々歴史について言及している。
彼は現近の歴史学が客観的な史実の追求をもって事足れりとしていることに苦言を呈し、いやそうではないんだと。歴史を学ぶというのは過去の人間を自らに血肉化し、それによって過去を追体験することなのだと。
歴史学というものをどのように捉えるかはさておき彼の言わんとするところの人生とは実体験そのものであって、それは事実か事実でないかよりも大事だというのだ。
彼の立場は唯心論に近いような気がする。
現代の唯物論的世界観のなかでは彼の立場は甚だ旗色が悪いが果たしてそれは一笑に付すべきものなのだろうか。

物理学の世界でも粒子の位置を正確に知ろうとすると観察者の当てる光によって粒子が移動してしまうため粒子の位置は確率でしか表現できない。
純粋に客観的な事実だけを追求しようとしても最終的に観察者の関与を排除できないとすればそもそもこの世界は観察者コミの世界であって、純粋な客観的事実などというものはありえないということになる。

三島由紀夫の『荒野より』に収められた短いエッセイ「空飛ぶ円盤と人間通」は作家友達だった北村小松氏への追悼文だ。
そのなかで三島は北村氏の書いた小型映画用シナリオの「望遠鏡」という一編を紹介している。
シリウスの伴星を見ようと志して超強度望遠鏡を発明した男が半裸の汗だくで望遠写真を写したところが黒点のみが写っており、あとで妻からそれはあなたの背中の黒子(ホクロ)でしょうと言われ、男の嘆息の字幕でおしまいになる。
「ああ、今度はあまりに遠くが見えすぎたのだ」





2019/09/05

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path
Sigma dp0 Quattro


Flickr画像の埋め込みが精細に表示されないことではてなブログに引っ越したものの最近Bloggerのひっそり感(*)が懐かしくなってきた。
はてなブログは使い勝手がいいし、はてな村の住人さんたちもみなフレンドリーだけど、気にしまいと思っても読者の目を気にしてしまう。
これは多分僕の思い込みかもしれないけれどはてな村の住人さんたちは純朴な人が多い。
ブログを書くとき僕は自分の心の深いところを掘り下げていくようなことをするので善良な人たちを驚かすような記事はつい遠慮してしまう。
それが僕の中におけるはてなブログの無意識的な制限感の原因だと思う。
Bloggerへの画像貼り付けについてはwidthとheightを適当に手入力すれば上の写真のように妥当に解像する。
はてなブログProに2年契約してしまったことが悔やまれるがBloggerに戻るかもしれない。

(*):Bloggerを「大海原にひとりぼっちの感覚」と表現しているひとがいて笑ってしまったけれどまさにそんな感じですね。
でもむしろそれが居心地がよかったりして。









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