2019/09/09

レンズ交換を安全かつ簡便に

まずレンズ交換式カメラでレンズを交換する行程を確認してみましょう。

1.カメラからレンズをはずす
2.そのレンズにリアキャップをはめてバッグにしまう
3.別のレンズをバッグから取り出しリアキャップをはずす
4.そのレンズをカメラに装着する

ここで現在装着中のレンズをA、次に装着するレンズをBとします。
すると上記の4行程は以下のように書くことが出来ます。

1.カメラからAをはずす
2.Aにリアキャップをはめてバッグにしまう
3.Bをバッグから取り出しリアキャップをはずす
4.Bをカメラに装着する

さて、多くの場合ひとはBのリアキャップをAにはめようとします。
したがって上記の行程はこうなります。

1.カメラからAをはずす
2.Aを持った手にBも持ち、Bからリアキャップをはずす
3.そのリアキャップをAにはめる
4.Aをバッグにしまう
5.カメラにBを装着する

うーん、危険極まりない(笑)。
とりわけ2の行程が非常に危険だ。
しかし上記のどの行程にも「レンズを手から落とす」危険があるわけです。







これは最近日本でも発売になったGoWingのLens Flipperという製品の紹介動画です。
この製品を使えばレンズ交換の行程は

1.カメラからAをはずしてLens Flipperに装着する
2.Lens FlipperからBをはずしてカメラに装着する

というふうに作業が簡略化され、かつリアキャップをしまうとか探すとかいった面倒がなくなります。
そして行程が簡略化されたことでレンズを落としてしまう危険はおそらく半分以下に減るでしょう。
キヤノンやニコン用はすでに販売されていたので以前から僕もこの製品に興味を持っていたんですが気になる点が2つあります。

第一に動画を見ていただければわかりますがカメラとLens Flipper両方首から下げるとマヌケに見える
第二にキヤノンやニコン用は8,000円位なのにMマウントレンズ用は3万円近くする

第一の問題は別に首から下げなくてもレンズを装着したLens Flipperをカメラバッグに入れておけばよい(僕は望遠などの大きなレンズは使わない)。
でも第二の問題はどうするか。

これって要するにリアキャップをふたつ背中合わせに張り合わせたものに過ぎないよね→自分で作れる。



DSCF0362

エツミのMマウント用リアキャップ(アマゾンで447円、2つで894円也)の裏面をサンダーで平坦化
これをしないと背中合わせに貼り付けたキャップ同士の粘着力が低下する。重いレンズのときに外れるとエライことに



DSCF0364A

セメダインスーパーXで貼り付け



DSCF0369A

完成



DSCF0366A

いいと思います(自画自賛)









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