2010/07/04
ボケの道は険しい。
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初めてのレンズはとてもワクワクするものです。
E-P2にCanon TV 0.95/50を装着して日曜日の朝早くに頼光寺へ行きました。
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頼光寺は別名あじさい寺。いろんなあじさいを観ることが出来ます。
DIONさんととかげさんに教えてもらった「墨田の花火」もきっとあるに違いない。
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開放0.95で撮影するボケはやっぱり美しい。
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これはハスです。散りかけ。
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このレンズは絞るとめちゃめちゃシャープになるということが判明。
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蓮の葉の上の花弁。
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赤いあじさいを見るのは初めてです。
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濃い緑の葉と臙脂がかった赤い花のコントラストが美しい。
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お、これはひょっとして!
子供連れの奥さんが「墨田の花火」と言っているのが聞こえました。
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割れた花火玉が開花しながら夜空を落下していくようすを彷彿とさせます。
マクロで撮りたいのでここでレンズをマクロスイターに付け替えました。
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ではしばらくご鑑賞を。できればLarge viewもご覧頂きながら(^_^)。
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上品です。
あじさいとは思えないほど。
人気のわけがわかる気がします。
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そのままマクロスイターを付けてピンクのあじさいを。
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世の中にはいろんなあじさいがあるんだな。
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以上でマクロスイターはおしまい。
ここから下は全てCanon TV 0.95/50です。
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これはなんでしょう。葉脈が綺麗だったので撮りました。
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蓮のつぼみです。
蓮の花はずっと以前から撮りたかったんですがなかなか出会う機会がなくて。
今回やっと望みが叶いました。
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この背後の光のボケ具合がこのレンズの真骨頂。
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蓮はおしまい。再びあじさいです。
小さなお寺なんですが迷路のように入り組んだ境内にいろんな種類のあじさいが満開です。
撮っても撮ってもまだ終わらない。
途中で「ああ、これはきりがない。困ったな」と思いながらひたすら撮り続けます。
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ああ、これも一度見たかった種類のあじさいです。
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でもボケはむつかしい。
開放にするとフレアが乗るのでデビッド・ハミルトン風になってしまう。
フードを付けるべきなんでしょうね。
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死んでいるものは動かずじっとしている。
でも生きているものは絶えず揺らいでいるので輪郭がぼやける。
ボケというのは言い替えれば命の揺らぎです。
DP1で写真を撮っていた頃はカリカリにピントのあった写真ばかりを撮っていました。
いわば病理解剖のように対象を酷薄に追い詰める 写真です。
死んでいるものから生きているものへ少しずつ興味が移っているんでしょうか。
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でもボケの道は険しい。
なかなか満足のいく写真が撮れません。
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そこでまた絞りを絞ってついついシャキッとした写真を撮ってしまいます。
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で、またボケの写真。
今日は400枚写真を撮りました。
で、Flickrとブログにアップしたのは40枚あまり。打率1割です。
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Canon TV lens 0.95/50は大きくて重いけど何とか使えそうです。
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以上「ボケの道は険しい」の巻でした。
あ、このレンズに魅せられるきっかけになったandoodesignさんのブログを紹介します。
andoodesignさんのブログ「I live on the 8th floor.」
で、andoodesignさんがこのレンズで撮られた写真の数々はこちら。
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レンズ、すごく大きいですねー。驚き。
返信削除あじさいってたくさん種類があって、面白いですよね。
それぞれのオーラがあって、美しいです。
最後の写真がとても美しくて好きです。
とかげさんサンキュです。
返信削除最後の写真は睡蓮にピントを合わせている時に
偶然アメンボ君がいい感じの波紋を作ってくれました。
梅雨が明けたらもう夏ですね。
墨田の花火、
返信削除さすがですね。
shinさんの花火は暗い夜空におごそかに光を放つ
控えめな華美ですね。
アジサイも蓮も美しく魅入ってしまいました。
またひとつ楽しく素晴らしいレンズが加わり撮影に没頭しそうですね。
私の50mmのレンズは最短撮影距離が1m、ちょっと辛いです。
マイクロフォーサースが欲しくなってしまいます。(笑)
DIONさんありがとうございます。
返信削除そうか。Noktonの最短距離は1mなんですね。
僕のレンズの合焦範囲は50cmから2mなんですが
マウントアダプターを改造して無限遠が出るようにすると
近距離撮影が出来なくなると思います。
そう言う意味ではこのレンズは近距離専用と割り切って使うのがいいのかも知れませんね。
それにしてもあのNoktonの写真にはしびれました。
やっぱりDIONさんの写真には品があります。
あ、皆さんに紹介しておかなくちゃ。
こちらです。
http://bighugelabs.com/onblack.php?id=4763005385&size=large
DIONさんありがとうございます。
返信削除そうか。Noktonの最短距離は1mなんですね。
僕のレンズの合焦範囲は50cmから2mなんですが
マウントアダプターを改造して無限遠が出るようにすると
近距離撮影が出来なくなると思います。
そう言う意味ではこのレンズは近距離専用と割り切って使うのがいいのかも知れませんね。
それにしてもあのNoktonの写真にはしびれました。
やっぱりDIONさんの写真には品があります。
あ、皆さんに紹介しておかなくちゃ。
こちらです。
http://bighugelabs.com/onblack.php?id=4763005385&size=large
ものすごいレンズを手に入れられましたね!
返信削除開放でも、絞っても、素晴らしい描写。
丸ボケに重厚な硝子感を感じてしまいます。。
最後の一枚、白い花と、しっとり濡れた葉と、水面の波紋、、
超絶の一枚だと思います。。
soltylifeさんありがとうございます。
返信削除いやー、手元に届いた時はその大きさと重さに仰天し、さらに
E-P2にはめて2m以上でピントが合わないとわかった時には
自分のあまりの軽率さに呆れてものも言えないほど落ち込んでしまいました(笑)。
これを解決するにはレンズをMマウントに改造して
M→m4/3のマウントアダプターで接続するしかないことがわかったのですが
Mマウントへの改造に三万五千円ほどかかるらしいのです。
さらにその改造をしちゃうと今度は近距離が撮れなくなりそうです。
とりあえず開放でのフレアー対策にフィルター径72ミリのフードを買うことにしました。
とかげさんとDIONさんのコメントが消えてしまいました。Bloggerのコメント表示のトラブルです。
返信削除ご迷惑をおかけしています。
たぶん数日すればまた表示されると思います。
はじめまして。お邪魔します。
返信削除どれも皆、丁寧な描写できれいですね。
特に散りかけた蓮の写真が好きです。
繊細だけど、しっかりとチカラがある描き方をしてくれると、
レンズが愛おしくなりますよね。
良いですね、私も欲しいなあって思いながら、
繰り返し見させていただきました。
bouillonさんありがとうございます。
返信削除bouillonさんのブログを拝見して、その圧倒的な魅力に言葉を失ってしまいました。
ただただずっと鑑賞していたいという思いです。
マイブログリストにアップさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
shinさん。拙い私のブログへコメントありがとうございました。
返信削除soltylifeさんのブログ仲間さんなのですね。
この機会に今後ともお邪魔させていただきたく思います。
というか、GF1購入計画時にひょっとしてお邪魔していたようです。。
と書きますのも、昨年の12月8日のエントリーに見覚えがありました・・・^_^;
マクロ系をはじめ、どのお写真も(まだ全て拝見しておりませんが)お上手ですね!@@!
とともに、考察的テキストが非常にイイです♪
came_life