カメラの機種を指定してflickrで検索するとそのカメラで撮ったいろんな写真を見ることが出来る。
CanonやNikonやその他各社のカメラで撮った写真はそれぞれにカメラごとの特色があって面白い。
粒ぞろいの写真が目白押しだとそのカメラが欲しくなるし
緊張感のない写真ばかりだとがっかりする。
おそらくそれぞれのカメラが惹きつける集団には、カメラに対する要求に一定の指向があるのだろう。
そのなかにはとりわけ機材に特殊な思い入れをするひとに人気の機種がある。
カメラに惚れてしまうと、こんな写真が撮れました的な写真が多くなる。
こんな言い方が許されるなら写真のこころざしが低い。
すべての写真がこころざし高くあるべきだというのではないんですよ。
一枚仕上げるのに何日も、場合によっては何年もかかる絵画と比べて
カメラは人差し指を数ミリ押下するだけです。
それだけ安易になればいくらでも安易になれる。
カメラに撮ってもらっただけの、こころざしの低い写真ばかりだと寂しいじゃないですか。
そんなこと言われたら写真が一枚も撮れなくなるじゃないか!
ごもっともです。
どんどん撮ればいいと思います。
でも絵画と違って写真はどんどん捨てることが出来る。
どんどん撮って、ダルな写真はどんどん捨てればいいと思います。
ちなみに今日のアップはこころざしの低い写真です(笑)。
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