Distagon 18mm F3.5は写りは申し分ない。ケラレは画像処理でなんとかなると思ったが35mmフォーマットモードで撮ってカンバスサイズを引き伸ばすと18mmという超広角の恩恵が失われて写真がダラッとしてしまう。しかしそのまま撮って四隅のケラレをPhotoshopのコンテンツに応じた塗りつぶしで対処するとどうにもインチキ臭さがつきまとって気持ち悪い。やっぱりDistagonじゃなく頑張ってGF23mmにすべきだったか。
しかしDistagon18mmが35mm換算14mmなのに対しGF23mmは換算18mmだ。14mmと18mmではパース感が随分違う(こちらのサイト参照)。仮にGFXの元画像の6192x8256pixelを3:4のアスペクト比のままケラレのない領域の5562x7416pixelまでトリミングしたとしても対角線比は0.898で画角は16mmとなり、それでもまだ換算18mmのGF23mmより広角なのだ。
Laowa17mmなら換算13mmだし価格も中古ならGF23mmの半分で済むが「モノ」としての訴求力が弱いのとDistagon同様電子接点がないのと86mm径フィルターが新たに必要だ。それで念のため調べてみたらH&Yで86mm径のアダプターが1,200円で販売されていることが判明。これがあればLaowa17mmにK-Series 100mm マグネティックフィルターホルダーを装着することが出来る。
それならというわけでさっそく使っていないレンズやコンデジを箱詰めしてLaowaを下取り購入する手続きに取り掛かった。下取りサイトからの返事を待ちながらFlickrのLaowa17mmの作例をぼんやり眺めていたら、ちょっとまて!確かにこのレンズ、distortionは排除されているがGF23mmと比べると解像感があきらかに低い!(あくまで個人の印象です)。うーん、やっぱり価格相応のことはあるか。というわけで慌てて下取り購入キャンセルの連絡して妄想は振り出しに戻った。
2021/08/27
#220
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