2021/08/20
N橋の下から #3
このカメラとレンズで初めてこの景色を撮ったのは2ヶ月前の6月26日。次にここで撮ったのは7月1日、で今日が3回目。長引く雨で増水して川幅がずいぶん広くなっている。ここで落とした眼鏡ももう瀬戸内海まで流れていっただろうか。
橋の真下の以前撮った場所で三脚を広げようと思ったが流れが深くてとても近づけない。それで少しだけ川上の大きな石の上から撮ることにした。
僕はメニエールで平衡感覚がない。いや、ないわけじゃないが、普通の人なら簡単に体勢を立て直せる程度の身体の傾きで、あらら~と言いながらそのまま地面に倒れ込んでしまう。地面だったらまだいいが、ここは川なので倒れるとまた眼鏡をなくしてしまうだろう。だからカメラのセッティングも注意が必要だ。
まず川岸にあがってリュックを下ろして三脚を取り出し、川に入って岩まで行って三脚をセッティング。川岸に戻ってカメラを持って再び川に入って三脚にカメラをセット。それから川岸に戻ってCamRanger2を持って川に入ってカメラにセット。これでようやく撮影準備完了。
まずモニター画面を見ながら三脚に取り付けたVelbon v4-unitとLeofotoのギア雲台で構図を決める。CamRanger2の電源を入れてiPhoneのwifiでキャッチしてアプリを立ち上げて撮影。構図やシャッター速度、ISO、絞りを変更し撮影を繰り返す。
CPLフィルターやバランサーGNDフィルターを装着して更に撮影を続けているとiPhoneの防災速報で強い雨の予報。慌てて撤収作業に取り掛かる。撤収もCamRanger2、カメラ、三脚と順番に川と川岸を往復してそれらをリュックにしまい込み、着ているワークシャツをリュックにしまって、かわりに取り出したレインコートを着てリュックを背負い、土手を這いずり上がってマウンテンバイクに飛び乗って帰宅。
帰宅後シャワーを浴びて一息ついて昼食のカップ麺を食べて、それから現像作業開始。メモリーカードの中身をPCに取り込んでAdobe Bridgeで開く。ダメ写真をどんどん捨てて、OKなRAW画像をPhotoshopで開くのだが、今日は4つのシーンで撮影したのでそのうちの1つのシーン、というのがこの橋の下からの景色なのだが、その分だけをPhotoshopで開いて、ああでもないこうでもないと調整を繰り返し、レタッチが終わった数枚の写真を非公開でFlickrにアップし、それをiPadで見ながら1枚だけに絞ってFlickrで公開しBlogにアップ。
うーん、こんないちいちの作業をブログに書いて僕以外のだれが喜ぶんだろう。いやいや、これって未来の自分への手紙みたいなもんだし、世田谷ベースでトコロさんも言ってるじゃないか。遊びに意味なんかないんだよ。
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