2009/02/15
マンサクとピーヒャラ
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夕方犬の散歩に出かけたら近所の遊歩道のマンサクが満開でした。
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不思議な形の花。
丸められた短冊が伸びて開花する。
そもそも写真を撮ったりブログを始めたりするまでは
マンサクなんていう名前は僕の辞書にはなかったのだ。
世界は不思議に満ちている。
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これは別の種類のマンサク。
レモンイエローです。
ネットで調べて、たぶんモリス・パリダという種類だと思うのですが。
たぶんこの広い世界には、人生のほとんどをマンサクに捧げている人もいるに違いないから
そんな人が僕のブログをたまたま見て
「ばかめ。これはウスラマンサクとトンカチマンサクの雑種にすぎんわい」
などとうそぶいておられるのだろうな。
ご連絡お待ちしています。
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不思議な花ですね。
それで、不思議な魅力があります。
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始めの2枚はたぶん日本原産のマンサクだと思うのですが、香りに気が付かなかった。
でもこのレモンイエローのマンサクは、ほんとにギッチリ満開だったので、鈍感な僕も香りに気が付きました。良い香りなのです。
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夜店で売ってる、息を吹き込むとピーヒャラと伸びて、クルクル巻き戻るおもちゃ。
わかりますね。
そう、これです!
誰でも遊んだことのあるこの笛ですが、いまさらながらその名前を知らなかったことに愕然としました。
もちろん皆さんもご存じないだろう。
ふふふ。
調べましたよグーグル探偵で。
キーワード「おもちゃ 息を吹き込む 伸びる」を入力すると一発で判明しました。
正解は「吹き戻し」。
意外ですね。
名は体を表すと申しますが、そのまんまの名前です。
もっとポップな名前かと思いましたが、意外にも和風の名前です。
こいのぼりのてっぺんでたなびくふきながしに似た名前。
さらに意外な事実が続々と。
国内で製造される吹き戻しの80%は淡路島の「八幡光雲堂 」という所で作られているそうです。
淡路島は吹き戻しのメッカだったのです。
吹き戻しについてさらに詳しく知りたい方は八幡光雲堂さんのサイトの中の「吹き戻しとは」をご覧になるとよろしかろう。たいへんおもしろい。
いやー、マンサクからえらく脱線してしまいましたな。
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このピーヒャラマンサクは本当に面白い花ですね
返信削除こちらにはないのですが いつか実物を ヘロヘロと巻いてあったのがだんだん伸びるようすを見たいものです
ピーヒャラクルクルは吹流しに似た名前なんですねぇ
レモンイエローマンサクは花びらが細めの長めに見えますがそうですか?
yuukoさんサンキュです。
返信削除たしかにレモンイエローのマンサクの花びらは細めで長いですね。ほかの人のサイトでもモリス・パリダは花弁が細くて長いが全体にボリュームがあります。
たぶん合ってると思うんですが。
マンサクの若木をマンサイと言うとか言わないとか、、
返信削除(たぶんきっと言わない)
TiM3
追記:「吹き戻し」の寿命について知りたいです。いつも、気に入って吹いてるうちに、何処かへ消えてしまったのですよ。子供心に不思議でした。
最後から2枚目の写真がいかにもピーヒャラですよね。懐かしさいっぱいです。shinさん、懐かしい気持ちをありがとうございます。
返信削除ところで、ブログのタイトルの304って何ですか?聞いていいことですか?もしかして秘密ですか?
みゆさんありがとうございます。
返信削除なつかしいでしょ。八幡光雲道のサイトには長さ80cmの超ロングピーヒャラも売ってますね。
これは吹いてみたい!
>ブログのタイトルの304って
つきあった女性の数?
んなわけないやろー。
いや、この数字にはあまり意味はありません。
たまたまブログを始めるちょっと前に古いフランスのプジョー304という車の名前がかっこいいなと思って数字だけもらいました。
ちなみにプジョー304はピニン・ファリーナのデザインです。
僕のブログとは関係ないけど。
>TiM3さん。
返信削除マンサクの若木をマンサイと言う
→うーん、悔しいけどこの意味がわかりませんでした。
TiM3さんが気に入って吹いているうちにいつもどこかへ消えてしまう。
これは簡単です。TiM3さんのお母さんが鍵を握っています。
母「あー、もうピーヒャラピーヒャラうるさいなぁ、ほかしてしもたろ」
TiM3さん「あれっ、おかあちゃん僕のビーヒャラ知らん?」
母「さぁどこいったんやろな。おかあちゃんは知らんで。あんたがいつもちゃんとなおしとかへんさかい、なんでものおなってしまうんや」
TiM3さん「おかしいなぁ。どこいったんやろ」
この花の形と咲き方、なんでまたこんなことになってしまったんだろ。
返信削除この創造物はウケ狙いととしか思えん。
「マンサク」という名を聞いて、また妄想が。
お蝶「万作さん。この吹き戻しを使って」
万作「馬鹿野郎!おめぇが作った吹き戻しなんかすぐダメになっちまうわ。吹き戻しなら八幡光雲堂しかねぇだろう!」
お蝶「ふん!なにさすぐお袋さんに捨てられちまうくせに!」
万作「!!!!そうだったのか!!」
あぁ、マンサクの香り、気になります、眠れません。
>とかげさん。
返信削除ハハハ。お蝶と万作!いいですね。
「この創造物はウケ狙いとしか思えん」
ふふふ、そうですね。
神さん「あー退屈や。わし、花のデザイン、まんねりになってる気がする」
天使「ほんまですわ。どれもこれも似たような花びらばっかりで。スランプちゃいまっか?」
神さん「くそー、こうなったら、誰も思いつかんくらい、けったいな花びら作ってびっくりさしてこましたろ。これでどや」
天使「なんですのん、このひもみたいな花びら。めちゃくちゃですやん。ほんで、どうやってこれ、蕾に納めますのん」
神さん「そやな、こうやって、くるくるってまるめたらええんちゃうか?」
天使「ほんまや。おさまってしもた」
神さん「わし、ちょっと疲れたさかい、サウナいってくるわ」
天使「お早うお帰り」
あ~あかん、明日は早出やゆうのに、夜更かししてしもた。
もう寝ます(笑)。
これは本当に珍しい花ですね。そちらではたくさん咲いているのでしょうか?初めて見ました。
返信削除なぜこういう形になったのか興味があります。
吹き戻しというおもちゃですがこちらではバースデイパーテイには欠かせないものとなっています。
今晩はです。
返信削除残業続きで、アタマの中でピーヒャラが伸び縮みしてる感じです。
男性たる、肝心の部分はなかなかピーヒャラ出来なくなって来ましたが、、年齢的に(×_×)
詩的な表現で「蝶の舌」と言うのは如何でしょうか?
>→うーん、悔しいけどこの意味がわかりませんでした。
「ID歌舞伎」で有名な(?)狂言師の父子をイメージしてみました(・ω・)
>TiM3さん「あれっ、おかあちゃん僕のビーヒャラ知らん?」
>母「さぁどこいったんやろな。おかあちゃんは知らんで。あんたがいつもちゃんとなおしとかへんさかい、なんでものおなってしまうんや」
ここの答え方が素早過ぎて「知ってる」ってことを物語ってそうな(=^_^=)
江戸川乱歩の『心理試験』の世界ですね、、
追記:ピニンファリーナと言えば、どうにも連想するのが「ホンダ・シティ・カブリオレ」の幌周りのデザインでしょうか。。
TiM3
SNOOPYさんサンキュです。
返信削除>そちらではたくさん咲いているのでしょうか?
結構咲いていますね。僕の場合は今まで気付かなかっただけですが(笑)。
吹き戻しはそちらではバースデーパーティーに欠かせないものなんですね。海外で活躍する日本製の一端を垣間見るような思いです。
>TiM3さん。
そうか~。狂言師の名前だったんですね。
その方面はとんと疎いですね~。
shinさん、304は車の型式だったんですね。知らせてくださってありがとうございます。んん、やっぱりそこは男の子ってことですね。
返信削除男の子ってどうして車が好きなんでしょう?鉄道や時計やカメラやナイフなんかも好きなのは断然男の子なような気がします。
それって、ホルモンシャワーの影響っていうだけで片付けていいんかなぁ。不思議!
>みゆさん。
返信削除男の子は自分の能力を拡大する道具が好きなんですよ。
車や鉄道は移動、カメラは視覚、オーディオは聴覚、時計は時間、ナイフは戦闘能力。
自分の筋肉を鍛えてマッチョになる人もいる。
男の子は自分の能力を拡大したいと思っている。
でもこういったものに対する男性の情熱は、女性にとって理解不能なことが多いですね。
たぶんそれは直接異性を引きつけるためにあるのではなく、同性を牽制しているのかもしれないですね。
男性は無意識のうちに自分たちの社会の中でヒエラルキーを作りたがっているのでしょう。