2010/09/16
道東への旅
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野付半島遊覧船の船着き場への桟橋。
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桟橋の上のうみねこ。
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野付半島のトドワラ。
野付半島というのは日本最大級の砂嘴(サシ)だそうです。
砂嘴はむかし中学校の地理で習ったことがあります。
これは砂嘴上のトドマツなどが海面の上昇と低下によって枯れ死したもの。
トドワラにはこんな枯れ木が所々に散在しています。
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これは森の中のセリ科の植物。たぶんエゾボウフウだと思います。
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朝まだきの中。森の中の小川。
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屈斜路湖から釧路川の源流が流出しています。
カヌーで1時間ほど川下りしました。
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屈斜路湖の水は八割方が湖底からの湧き水だそうです。
水がすごく澄んでいるので光がそのまま川底に届く。
樹々のこぼれ日の当たる場所に点々とクレソンが生えています。
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このザリガニはウチダザリガニ。
アメリカから来た帰化生物で
種の同定に際し北大の内田教授のザリガニが参考になったので教授の名前を冠したとか。
フランス料理にするとおいしいそうです。
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トリカブトの葉の上のザトウムシです。
トリカブトの根は漢方でよく使うブシの原料です。
むかしトリカブト殺人事件というのがありましたが、猛毒です。
狂言の「ぶす」でも有名ですね。「やるまいぞ。やるまいぞ」
ザトウムシは長い足で行く手を探るように進みます。
座頭市が仕込み杖で行く手を探るように歩くのと似ているのでこの名前が付けられたとか。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の釜爺(カマジイ)のモデルもこの虫だそうです。
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さて、今回の旅行で一番楽しみにしていた「神の子池」です。
摩周湖の水位が一年中変わらないのは、摩周湖の水が地下を通って
この小さな池から一日1万2千トン(!)の水が湧き出ているからだそうなのです。
ものすごく澄んでいます。
浅く見えますが水深は5メートルほどあるそうです。
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家で写真を現像していてほぞを噛むほどくやしかったのは
ああ、どうしてPLフィルターを持っていかなかったんだろう。
水面の光の反射がなければもっときれいに撮れたのに。
まあ、でも撮っている時でさえ夢中で気付かなかったのだから仕方ありません。
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神の子池から流れ出す水が川になっています。
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帰りの飛行機を待つ間に中標津空港の近くのコスモス畑で。
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牛の標識です。
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うし。それははるかなあこがれ。
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たった二泊三日でしたが
いろんなものが見れて、いろんなおいしいものが食べれてよかった。
道東はよいところでした。
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飛行機がお嫌いなのに
返信削除ウイングレッドがビシッと決まったお写真ですね!
神の子池に行かれたのですね。
コスモスもそのほかのお写真もうっとりです。
透明感があって漂う空気のすがすがしさまで感じてしまいます!
DIONさんありがとうございます。
返信削除北海道は晴れていて、空気もカラッとしていたので清々しい初秋の気分を満喫出来ました。
神の子池は以前ネットで写真を見たことがあったんですが
まさか間近で直接見る機会に恵まれるとは思っても見ませんでした。
これまでと同様あまり観光化されずにひっそりとその美しさを保って欲しいです。
飛行機は苦手なんですが、今回は降下が始まる前に五苓散という漢方薬を飲んでいたので耳も痛くならずに済みました。
この薬、ホントによく効くんですよ。
見ているだけで爽快な気分になります♪@@♪
返信削除came_lifeさんありがとうございます。
返信削除爽やかな晩夏というか初秋というか、いい季節に巡り会えました。(^_^)。