2010/09/17

ロゴスに届く前に。

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例えば俳句が僕らの微かな印象の揺らぎを言葉にするのだとしたら
それでも俳句は言葉を待たなくてはならない。
ロゴスの波打ち際に打ち上げられなければ、印象は受肉しない。





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写真なら、ロゴスに届く前の印象を受肉させることができる。
だが一般にロゴスに届く前の印象は意味不明である。
ロゴスを介さずに印象が人々の間を流通する力を持つためには
その印象はより非パーソナルな水脈に通じていなくてはならない。




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8 件のコメント:

  1. テキストに見事にマッチしたお写真ですね。
    (抽象的というか、言葉では何とも言いがたい感じというか)

    前エントリーも、堪能させていただきました。
    つややかで透明感溢れる作品群に、心が洗われました。。

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  2. soltylifeさんありがとうございます。
    ほんとに独り言みたいな(というか独り言そのものですが(笑))文章で恐縮です。
    昨日カメラを持って散歩に行った時に「ロゴスに届く前に」というセンテンスが浮かんだので、
    そのシッポの先をつかんで本体をずるずると引きずり出してブログにアップしました。(^_^)。

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  3. 蛇口にうつった空がきれいです。
    気温は暑くても秋の陽射しですよね。
    すがすがしい気分になります。

    ロゴスに届く前にっていいですね。
    自分の言語体系というフィルターを通さずに
    世界を切りとって誰かにパスするってなんだかとても素敵です。

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  4. paradisさんありがとうございます。
    非常に感覚的なものを表現する俳句でさえも
    結局言葉のコードに乗せなければならない。
    ただ、だから不自由というわけではなく、
    言葉を使って豊かなイメージを解凍することも可能だとは思いますが、
    言葉に頼らない分、写真はもっと無意識に近づけるんじゃないか。
    でも無意識に近づけば近づくほど独りよがりになる。
    この豊かな海からもっと多くのものを汲み上げたい。独りよがりにならずに。
    そんなことを考えました。(^_^)。

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  5. 新しいレンズ楽しそうですね。
    最近は時間が無くて明るい時間に撮影が出来ずにおりますが
    1枚目のお写真を拝見すると
    オールドなレンズを連れて出かけたくなります。
    神の子池、
    私も昨年帰省の時に道東を旅して写しておりました。
    (その時はDP1で撮影、flickに1枚だけUPしました。)
    中型の観光バスが来たのには驚き
    ちょっと残念に思ったものでした。

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  6. DIONさんありがとうございます。今flickrを見てきました。
    美瑛町白金の、僕がコメントさせてもらった写真の一枚前が神の子池の写真だったんですね。
    今回の旅行でもDP1を持っていくかどうかだいぶ悩んだんですが、
    DIONさんの写真を見てやっぱり持っていくべきだったと反省しました。
    そうなんです。こんなタッチで撮りたかったんですよ。
    DIONさんの時は曇り空だったんですね。より一層神秘的です。
    あ、DIONさんのお写真をご覧になりたい人はこちらをどうぞ。(^_^)。
    http://p.tl/99vb

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  7. 草花の美しい描写は当然ですが、
    この1枚目のボケ味の見せ方、
    2枚目の映り込みを含めた被写体の作り込み。。。
    違った世界に迷い込んだみたいに素敵です♪

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  8. came_lifeさんありがとうございます。
    レタッチしているうちにわくわくするような色に出会うことがあります。
    この最初の二枚は淡いグレーとブルーの組み合わせにはっとしてしまいました。

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