2021/07/03

Lowepro Flipside 500AWII


Lowepro Flipside 400AW


 今使っているカメラリュックは9年前に買ったLoweproのFlipside 400AW。9年前の2012年4月といえば初めてフルサイズのカメラD800Eや鬼マクロのmicro nikkor 200mm F4やDistagonの21mmを買って気分的にも浮ついていた頃だ。張り切ってカメラやレンズをこのリュックに詰め込んで山歩きしたが、頑張って歩き回った割に、そしてしかも高価な機材を投入したわりに見合った写真が撮れず、いきおい中途半端なレタッチに手を出したりmicro nikkor 200mmもDistagonも売り払い、オールドレンズやコンパクトカメラに逃げたりして、いつしかカメラリュックも押入れの奥に仕舞い込まれたままになった。

しかし去年の10月にもう一度D800Eを積極的に使ってみようと思い立ち、三脚を携行する必要からFlipsideを押入れから引っ張り出して再び使い始めた。調子よく使っていたが今年5月にメインカメラがD800EからGFX50Sに変わり、さらにGFXにケージを併用するようになって困った問題が発生した。GFXとケージをリュックに入れるとレンズを入れるスペースがないのだ。それならばとケージにGFXをセットしてリュックに入れればレンズ1本ほどのスペースがうまれるがそれが精一杯。カメラやケージ以外にもレンズフィルターやフィルターカセットやロングプレートやギア雲台やブロワーやCamRangerやGFXのアングルファインダーなどのスペースが必要だし、これはもうリュックを新調するしかなかろうという相変わらずせっかちな結論に至った。

400AWより収納力があって軽くて廉価という条件でネット検索し始めてすぐに分かったことは9年前に僕がカメラリュックを買ったときよりも総じてポケットが多くて高価だということ。ここにもそこにもあそこにも!と呆れるほどいろんなところにポケットがあって一見便利そうだが、肝心のメインスペースの容量は400AWとあまり変わらない。いやもちろん本格的にトレッキングするなら食料や飲料水や着替えやパスポートやドローンや携帯とその充電器や耳栓や爪切り(冗談)などをパーツ別にしまえれば便利だろうが、僕が行く山は近場だし半日くらいの行程だ。足場の悪い地面にリュックを下ろさなくてもカメラを取り出せる400AWのFlipside機構は便利だったし、現場に着いてリュックを下ろしてカメラをセッティングするには背面がガバっと大きく開いてほしい。じゃあやっぱりFlipsideかということでLoweproのサイトを見ていたらこれが見つかった。

Lowepro Flipside 500AW2

400AWと500AWIIを比較すると
400AW :
内寸:W270×H425×D150mm(17.0L) 重さ:1.3kg
500AW2:
内寸:W300×H480×D190mm(27.4L) 重さ:2.05kg

400AWと比較すると縦が5.5cm、横幅が3cm、深さが4cmアップして容積は1.6倍で重さも1.6倍。Loweproのサイトではこの製品は在庫切れの表示になっているので在庫処分なのかどうかはわからないが僕は三星カメラで17,500円と廉価に購入できた。







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