Norita 66はシャッタースピードは最速でも500分の1なのでNDフィルターを使うことが多い。
ネガフィルムで撮るときは多少適正露出からはずれていてもあとで何とかなるが
ポジフィルムで撮るときはNorita付属のTTL測光では無理がある。
それで今度露出計を手に入れようと思うのだが(やれやれ、いよいよ病膏肓に入るか)
Noritaに付けたNDフィルターをその都度反射式の露出計の前にかざして測定するのは面倒なので
計算で補正できるようにしたい。
そもそもNDフィルターを付けると何段分の絞りに相当するのだろう。
以前にも調べたことがあるが忘れてしまった。
それで今日はD800Eをマニュアルで撮りながら確認してみた。
F8で適正露出の時にナンバー4のNDフィルターを付けて同じ明るさにするには
絞りを2段開けなければならないということがわかった。
ナンバー2の場合は1段。
つまりND2は2の1乗で絞り1段分。
ND4は2の2乗で2段分というわけだ。
ND2とND4を重ねて使うときは
2+4ではなくて2×4=8で、8は2の3乗だから3段分。
でもこれはいちいち階乗を計算しなくても段数を足すだけでよい。
ND400は、400が2の何乗かを考えると2を底とするlogで
log400÷log2=8.6なので8~9段分暗くなる。
ND400フィルターを付けて同じ明るさにするには絞りが同じなら露出時間は400倍。
400分の1秒の露出時間なら1秒だ。
次にカメラの露出補正ボタンを+1や+2にすると何が変わるのかを確認する。
シャッタースピード優先モードでは露出補正ボタンを+1にすると絞りが1段開くことがわかった。
絞り優先モードの場合は露出補正ボタンを+1にすると露出時間が2倍の長さになり
露出補正ボタンを+2にすると露出時間が4倍の長さになった。
マニュアルモードの場合は露出補正ボタンは無効になる。
さてではそれを応用してみよう。
Norita 66を持って写真を撮りに行ったとする。
僕の使えるNDフィルターはNo.2とNo.4が1枚ずつのみ。
撮りたい被写体を反射式の露出計で測定すると
ISO100, F4, シャッター速度1600だった。これをNoritaではどう撮るか。
NDNo.4を装着すればNoritaのシャッター速度可能域400に入る。
NDNo.2とNo.4を重ねれば絞りをもう1段開いてF2.8で撮れる。
(いずれも選択肢の一例として)
もう一つ。
日光で白く光る壁をそのまま白く眩しげに撮りたいとする。
反射式の露出計で測定するとISO100ならF16でシャッター速度800と出た。
Noritaではどう撮るか。
白く光る壁を白く撮るには+3くらいの露出補正が必要なので
シャッター速度をノリタで撮れる400にしてまず1段。あとは2段分絞りを開いてF8。
もしNDフィルターを上記2枚重ねて使えばF2.8まで開くことが出来る。
ちなみにフィルムのISOはその倍数分絞りもしくは速度が変化する。
ISO100をISO50にすると露出時間を倍にするか絞りを1段開く必要がある。
以上カメラ初心者の覚え書でした。