2011/03/04

常識的な妻と非常識な夫

今朝の内田樹先生のツイートが面白かったので掲載します。
(ちなみに内田先生はコピーライト否定論者なのでこういった文章のコピーペーストは「むしろどんどんやってください」と(笑)。

「夫が「常識」を代表し、それからの妻の逸脱行為を「非常識」というふうに規定すると、夫婦は壊滅的な不和に陥ります。
でも、逆に妻が「常識」を代 表し、それからの夫の逸脱行為を「非常識」と規定すると、あらふしぎ、妻は夫の非常識を「困ったものね」と見下し目線で眺めながらもこれを放置。

結果的に夫は逸脱行為を重ねれば重ねるほど妻の常識性を補強することに貢献することとなります。
つまり、「夫が好き放題するほど妻の威信は高ま る」の法則というものが存在するのですね、これが。
ですから歴史上おおきなブレークスルーを果たした男は例外なく恐妻家なのであります。

というわけで、志ある男子はすべからく「非常識かつ恐妻家」というものにならねばならぬのであります。
おや、そうやって考えると、あの人も、あの人も・・・

という話を打ち上げでしました。
未婚のみなさんはよろしくこの法則を拳拳服膺されたく存じます。
結婚したあとに大きな仕事を成し遂げたいと思うなら、「世の中に私ほど常識的な女はいない」と思い込んでいる人が最高です。」

以上です。なるほど!

2011/03/03

さらにミュージック熱

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cahier-bさんのコメントの返事にも書いたんですが
実は今日また新しい万年筆が届いて、それは
セーラーのプロフェッショナルギアスリム(ニブはやっぱりミュージック)という、
これも1万円ちょっとの比較的安い万年筆なんだけど
ほんとに書き心地がすばらしくて、今うっとりしながら手元にある本の一節なんかを
便箋に書き写しているところです。意味もなく(笑)。
インクの匂いも万年筆のインクっぽくて、これまたうっとりです(^_^)。

2011/03/02

March in Blue

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吉田健一「酒肴酒」

2011/02/24

暫時不在

先日NHKのBSで白隠の水墨画の特集があった。
その中で細川前首相の祖父が所有していた白隠の書がこれです。

暫時不在(ざんじふざい)
如同死人(にょどうしにん)

少しでも油断があり修行する心が途切れたならば、それは死人と同じである。
と説明されることが多いようです。

でも僕はそうはとらない。
この漢文を英文に訳してみよう。

暫時 = a moment
不在 = absence
如同死人 = is as good as dead

Absent in a moment is as good as dead.
一瞬でもいなければ死人も同然。

そもそもあなたは今いるのかいないのか。
現実よりも脳の仮想現実が先行している時
私達は死んでいる。

さらにこれをもっと短くして

不在即死人
とする。

今を過去や未来に預けるものは死人である。


暫時不在如同死人

2011/02/21

インターフェイス

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カメラと万年筆。
どちらもおじさんの趣味としては定番です。
片方は写真を撮る道具。
もう一方は字を書く道具。

何の関係もないようだけど、それらを包括するカテゴリーがある。
それはインターフェイス。

日本語で訳すと「介在するもの」。
二つの世界の境界にあって、両者の間を取り持つもの。

異民族間の「通訳」。
人と人の間にある言葉や楽器。
人と地面の間で言えば「靴」

二つの世界が接触する面に存在して、一方の情報を変換して他方に手渡す仕事をする人やモノ。

カメラは外の世界と人の間に存在して、レンズで世界の光を変換する道具。
万年筆は内面の思いを外界に産み落とす通り道。
そのときインターフェイスに微妙なタッチを表現出来る許容があれば
より豊かなものをおたがいに交換することが出来る。

万年筆がボールペンより優れているのは
微かな思いの揺らぎをはからずもインクの濃淡が表現してしまうからでしょう。

もしパソコンのキーボードが打鍵の速度と強さを感知して
フォントの種類やサイズや線の太さを変化させることが出来たら
その時キーボードはピアノのように人の思いを表現する道具に変わるかもしれない。
まあ、それは単なる想像だけど
インターフェイスにこだわるようになったら名実共におっさんである。
と勝手な結論を書いてペンを置く。

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