2018/12/31

Farewell to 2018

farewell to 2018
Leica M10-P Ai Nikkor 35mm f/1.4S


去年暮れに仕事をやめてから張り切って新しいマウンテンバイクを買って野山を駆け回ったり、ボサノバの弾き語りを目標にポルトガル語を独習したりギターを習いに行ったりしたけれど、種々のワークアウトについては転倒して肋骨を骨折したり、心臓の問題でハードな運動は無理とわかったり、腱鞘炎からばね指になってギター教室を休むことになったりした。それはせっかちな僕にとってゆっくり歩んでいくことを覚えさせられた一年だった。

期限を設けず、ゴールを設けず、しかし止めない。
「完全には止めてしまわない」ということだけに意義と喜びを見出す。それはなんと地味で困難な目標だろう。期限という切迫感からくるネガティブなエネルギーや、ゴールというご褒美的ポジティブエネルギーなしにひとは自分にタスクを課すことが可能だろうか。

もちろんそれは可能だ。むしろ達成できないからプロセスに生きるのだと自分に言い聞かせる年の暮れ。
皆さん良いお年をお迎え下さい。

















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